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後生だから天王寺璃奈の話をさせてくれ-2


では、今日も無理になっていくけれども。


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開幕見切れ素顔からの、

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くるっ ごそごそ

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ぱ。


ここ、まじでスクリプトがいい仕事しすぎてるから現物を見てください。

口元だけが見えているんだけど、これが小さなへの字でね……対して向き直った璃奈ちゃんボードは大きなにっこりでね……絵の動かし方も良くて……ほんといいから……わかった?どう?ダウンロードした?したね。よし。えらいぞ。



※本記事は、12/17(月)に公開されたキズナエピソード最新話の内容を含みます。充分にご留意の上、あるいは一回プレイしてきてからお読みください。充分にご留意した人、ダウンロードした?リンク置いたからね。上のとこね。ほら。したね。本当にえらいぞ。


それから、前回の記事読んでないって人はこちらからどうぞ。



よさ…

そういうわけで、前回に続いて12話。
ボード抜きの素顔をみんなに見てもらおうと決めたライブまで、残すところあと1日。最後の練習の後、ライブの準備を整えた主人公の元へ戻ってきた璃奈。
明日の確認だろうか。そうではないと言う。

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はわ…

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ヒエエ~!そんな……いいのか……そんな特別を……そんな……。
そんな……なので……場所を移動して……誰もいない講堂へ……行く……。

そんでこの時、ボードを外す瞬間の息遣いが!収録されている!ワ……もうだめ……ア……ア…







ア……







名称未設定のアートワーク





ワアアーッ!!!














……あっ、本記事で貴様らに彼女の素顔を見せるつもりはないため、どうぞご了承ください。当然でしょ。今素顔を見せている相手はぼくであって、君たちではない。部外者は黙っててください。いいからスクスタをやれ。当事者になれ。
続けますね。


名称未設定のアートワーク


ワアアーッ!!!

アア!!!

ア!!!!!


かわっ……かわいい!!!


アアアーッ!!!


素顔見せないキャラの!!!



素顔が!!!



こんなにもかわいい!!!!!




わかる!?!?!?!?




素顔見せないキャラの素顔なんて本来クソくらえなんですよ!!!!!




なのに……こんなにも嬉しい……かわいい……誇らしい……



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ウ……ア……


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ヒュワ…



ウ……ウ…


できる……ウッ、璃奈ちゃんにならできるよ……


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ウッ…………ヒグッ……


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(私の顔)










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まだ、素顔のままでは上手に笑顔を作れないかもしれない。

今日も、明日も、その日ではないのかもしれない。


けれど、それでも、気持ちが一つになったとびきりのライブの最中でなら。


彼女の笑顔は。

心からの嬉しさと、楽しさは。


共有してくれる、目の前のファンの表情に現れている。

きっとそこから見て取れる。表してくれる。

それはまるで、机の上で静かに待っている、優しいボードのように。


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まあね、そんなことを言ってみても実際のぼくは号泣しています。

あー、もうだめ。はー。


こうして、二人だけのプライベートライブを始めるところで、12話は幕を閉じます。

そんな……贅沢すぎる…





そんな感じで人が死んでいたのが2週間前です。

この状態で現世の1stライブを迎えるという、最恐の情緒破壊マシーンと化していたスクスタですが、無事にライブを終えた翌日の15時、これに連なる13話を開陳します。人の心がないのか?死ぬしかないじゃん。


死ぬしかないじゃん


それでは死にましょう。13話です。


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ア!!!!!


流れるような初動。
こっちは動悸を抑えながら這う這うの体でバナーをタップしたんだぞ。
そんな刃物で刺すな。急に素顔の立ち絵が初披露されました。ハイ死んだ。

しかも!
差分2枚!!

目を開けている顔と閉じている顔の2枚です!!!
か~~~~~!!!表情がねえ~~~~~~!!!!!


代わりに、感情に合わせてライブアライブの原始編のアレみたいなのとかが出てきます。

原始編のアレ

原始編のアレ

これについてはぼくは正直無い方が多分好きなんだけど……まあな!わかりにくいからな!みんながみんな主人公みたいに理解してやれるわけじゃないからな!

それでね、開眼顔はですね、「あ~~~こうしてじっと相手の顔を凝視しちゃう感じか~~~なるほどね~~~!!!」みたいな確かな説得力があるんですね。こだわりを感じる。嘘がない。

なので見ろ。当事者になれ。スクスタをやれ。


そして、主人公と顔を合わせて開口一番この台詞。

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嘘だろ。なんでわかるの。


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すごくいいステージだったと、感極まる主人公。


そう!!!そうなの!!!あのね!!!
ステージ、すごく……すごくよくてね!!!


あの、ぼく実はライブ1日目に参加してきたんですけど、事前に12話であんなものを見せられてたわけじゃないですか。

「R・I・N・A・C・H・A・N・B・O・ARD!璃奈ちゃんボード!」とかいう、異様に長い単語の最高コール(難度は高いが言えると楽しい)があるんですけど、これ、ぼく絶対号泣しながらやるんだろうな、と思ってたんですね。だって何度シナリオ読み返しても泣いてるし、イヤホンで曲を聴いてるだけでも泣いてるから。

ところがどっこい、これがめっちゃ楽しくてね。うっわ~~~笑顔だ~~~って思いながらサイリウム振って、そのままにっこにこしてるうちに終わっちゃってね。
涙も、多少出てたかもしれない。出てはいた。

けど、それ以上に、にっこにこしていた。
そっかー。




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(心を映す私の顔)




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本当に、みんなが楽しそうなステージでした。
すっげえ楽しかった。

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そうして、会場も、璃奈自信も、興奮冷めやらぬ様子で、幕から再びステージへ戻ろうとした時。
主人公が、呼び止めます。


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あ…


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アッ


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ア…


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ウッ…


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13話、終わり。(死と再生を繰り返しながら)


璃奈ちゃんボードをね……着けるの……ね……いいよね……ほんとにね……。


えっ、ていうかそんな180%の解釈一致あっていいの?ほんとに?

シナリオライターはぼくのために生まれてきてくれたのか……?
どうなのかな……ありがとう……。


これね、本当にね。

璃奈ちゃんボードって、身も蓋もなく結局の所を言ってしまえば、代替手段、次善策なんですよ。
間違いなく、ベストな状態ではないの。いつか離れていくことが出来たら、それは手放しで喜ぶことなの。

だけど、それでも、他者との繋がりが絶たれていた状態から彼女を救ってくれたもので、世界をくれたもので、祝福してくれたもので。
何よりも優しく、「今はこれでも大丈夫」と言ってくれたものなんですね。

やがてそれが当たり前になり、前提となり、次の不都合が見え始めた時。その時に感謝を忘れないことの、どれだけ難しいことか。
だって、「もうこんなものには頼っていられない!いつまでも甘えていちゃだめなんだ!」と言って弾みをつけた方がずっと楽でしょう。
振り返って、「ありがとう」と感謝を述べて、一歩一歩を確かめながら少しずつ歩く道のりの、どれほど気の遠くなることだろう。きっと、長い時間をかけるだけ多くの不安も付き纏うだろう。

だけど、感謝を忘れないその少女の征く先には、きっと素敵な未来が待っていると思う。

璃奈ちゃんボードと共に歩む道は、長くて、優しい。



なんかまとまった雰囲気が出た


出ました。ふー。

だからね、りなりーはぼくの理想の眼鏡キャラなんですね。眼鏡かけてないけど。

世の眼鏡キャラのね、引っ込み思案な自分を変えるために眼鏡を卒業する子のなんと多いことか。どれだけ多くの眼鏡好きを泣かせてきたことか。
裸眼美少女派の心無い言葉を受けて、どれだけ多くの血が流れたことか。

でもね、卒業って、そういうことじゃないじゃないですか。本質は眼鏡には無いじゃん。これまで、少女が勇気を出すために数多の眼鏡の自己犠牲がありました。コンプレックスであるならばと身を引いて、罪は無いのに引き受けて、代わりに多くの少女の笑顔を生み出していきました。その大半は後に顧みられることもなく、人前に出る格好として選ばれなくなったり、そこまでいかずとも、ここぞという場面ではやはり避けられていきます。少なからず、『恥ずべき過去の象徴』の烙印を押されるのです。

それって、本当にコンプレックス克服できてるのかな?
そりゃあ好き嫌いもあるし、苦い思い出にも紐付いているのかもしれないけれど、露骨に避けるのもなんか違くない?

だから、ぼくの『眼鏡キャラ眼鏡外すか外さないか論争』における主張は、「外したっていい。けど、『外さなくたっていい』と本人には思っていてもらいたい」という玉虫色なものになります。

なので、天王寺璃奈はぼくの理想の眼鏡キャラです。
今後新たな論争が起きたら、ぼくはスクスタを勧めようと思います。


なんか、なんでしょうね。
スクスタのストーリーで描かれるものって玉虫色な落とし所が多いというか、結論を急がないし、『こうあるべき』の概念から距離を置いている節があるんですよね。当たり障りなさそうなものに飛びついたりしないし、なんとなく下手を打って見えるところに道を作ることもある。
そういうところ、とてもすき。


さて、3時を回っています。
いい加減絶体絶命なので、ここらで一旦幕とします。


ぼくは素顔の璃奈ちゃんと璃奈ちゃんボードの璃奈ちゃんにメロメロです、という話でした。


スクスタをやれ。

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ)『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ)』は「最強で最高のアイドルゲーム」をコンセプトlovelive-as.bushimo.jp


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