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虹5thライブの予習教材にかこつけて、ぼくの好きな曲の話を……するぜ!

皆様いかがお過ごしでしょうか。関節だぴょん。
虹アニメ2期、なんで毎週最終回なんですか?すごすぎる。

すごすぎて「アニメしか観てなかったけど、5thライブ……行きてえな!」という人間がぼくの周りにも現れ始めました。
めでたく1次抽選を当てたため、なら予習して行かねえとな!という話に。
まず2期の使用楽曲は確定として、後半になにをやるかですよね。
任せとけ!このおれが予想を立ててやるぜ!

予想を立ててやるぜ!



……


…………全然わからんな!


アニメ中心のライブは前半公演でやって、後半公演は2nd後半みたいなバラエティに富んだ内容になるのかな?でも後半公演もアニメ全くノータッチってことにはならんよね?
じゃあもう全然わかんないよ。わかんないです。

もう諦めて全部聴いたら?
そう思う?

いやいや、もちろんそれがベストなんですけど、ハードルを上げていくのはオタクのよくない癖ですよ。ついでに言うけどおすすめ聞かれた時に「全部!」って答えるのもやめた方がいいよ。先輩面するなら責任を放棄するな。

少し話が逸れましたが、なんにせよ誰かの勧めがあった方が入りやすいはず。

つーわけで、今回は1人/1ユニットずつ、アニメ楽曲以外からぼくの好きな曲を挙げていこうと思います。あんまりメンバーひとりひとりの話をすることもなかったしね。ふふん。

あとそうだ、これはめちゃくちゃ大事なことなんですが、ラブライブの曲はAppleMusicのサブスク対象のため、円盤収録曲以外は基本全て聴くことができます。他のサブスクは知らんけど、まあ多分あるんじゃない?自分で調べてくれ。

Say Good-Bye 涙 - 上原歩夢

なんか……単体で曲名見ると面白いな……直球すぎない?
そんなわけで、まずは3rdアルバム曲より、『Say Good-Bye 涙』です。
編曲の遠藤ナオキさんは虹アニメの劇伴もやってる方で、間違いなくアニメの出来の良さの一端を担っています。最高~。

上原歩夢は楚々とした佇まいの中に芯の強さも伺わせるぼくの幼馴染なんですけれど、それが最も前面に出ているのがこの曲です。
なのですが、その前に一度、ここに至るまでの『夢への一歩』『開花宣言』の話をします。
タイトルからもわかるように、身にそぐわぬ夢と感じながら、それでも踏み出す一歩、そしてそこからの成長をそれぞれ歌う曲でした。演者の大西亜玖璃さんは歩夢として、そしてそこへ自分自身も重ねながらステージに立ち、凄まじい実在感を発揮してくれるんですが、重ねすぎてライブの度に泣きながら歌っていたんですね。こらこら。それはもうオタクも感情がたいへんなことになるんですが、まあその……いつまでも号泣ライブしてたらまずいじゃないですか。だめでしょ。いいけど。いいけどだめです。

そうして生まれたのがこの曲というわけですね。
……いや、もちろん公式にそう謳っているわけではないけども、でもこれそうとしか言えないでしょ。Say Good-Bye 涙て。
2ndライブでこの曲を披露した際、大西さんはついに涙を見せずにこの曲を歌い切りました。相変わらずオタクは泣いています。よわいいきものです。いい曲。


無敵級*ビリーバー - 中須かすみ

禁じ手です。

虹は基本的にメンバー全員が一斉に新曲を出すんですけれど、現状唯一、投票で一位を獲得して制作されたのがこの曲、『無敵級*ビリーバー』です。

マジで曲がいいんですけれど、なんとこの曲PVまで付いています。今でこそTVアニメも放送されていますが、当時はスクスタ内での3Dモデルを用いたムービーがあるのみで、アニメ作画はこの時が初めてのお披露目でした。そんでこのPV、全部いいんだよな。とにかく全編にわたりカワイイ&小洒落ている。何もかもよく、前提知識を持たない人にも自信を持って紹介できる一曲。マジでいい。

かすみんの曲はカワイイ私!!!ほら!!!元気になるでしょ!!!という方針のやつももちろんいいんですが、弱さを隠さない曲もまた映えるんですよね。3rd楽曲のMargaretもめちゃくちゃすき。

あと作曲がDECO*27さんです。なんかちょいちょい曲を作ってくれる。
ありがとうございます。


あなたの理想のヒロイン - 桜坂しずく

1stアルバム曲より、『あなたの理想のヒロイン』。

桜坂しずくは何気に取り回しが難しいキャラで、実はアニメとスクスタで180°異なる結論に至ります。

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自分らしさを出していくのではなく、全力で演じ続けること。それがスクスタしずくの見つけ出した自分らしさでした。

……なんですけど、実はしずくの曲って「え?これしずく自身じゃない?」みたいな曲が多いんですよね。
しずくなのか、しずくではないのか。演じているのか、演じていないのか。
どちらとも取れて、どちらとも断言できない。
建前に本音を乗せているようでもあり、それすらもシナリオの一部のようでもあり……そんなミステリアスな要素が、スクスタしずくの魅力です。
よろしくな。

それから、しずくの曲は演劇要素が多分に含まれるため、視覚情報が追加されるMVやライブでの演出が凝ってるんですよね。いつも楽しみ。


楽しいの天才 - 宮下愛

ぶっちゃけ愛さんの曲は全部予習した方がいい。(敗北宣言)

いやね、愛さんの曲は基本思想が『みんなでブチ上がる』なので(4th楽曲のみやや特殊)、ライブとの相性が良すぎるんですよ。悪いこと言わないから、合いの手入れられるようにしておきな。声は出せないかもだけど。

3rdアルバム曲『楽しいの天才』ですが、これはもうなんか曲名からすごいよね。めちゃくちゃ楽しくなる曲なんですけれど、それと同時に何故か泣きます。演者の村上奈津実さんも泣いてたらしいので、正常な反応ですね。

あ、でも『予習なしでもブチ上がれる』もまた真だと思います。自分の性格に合わせて判断してください。なんにせよ楽しい。


テレテレパシー - 天王寺璃奈

推し!2ndアルバム曲より、『テレテレパシー』です。
他者と繋がるためにスクールアイドルをやる子なので、何気に璃奈ちゃんの曲もライブとの相性がすこぶるよいです。よろしくお願いします。

灰色の日常を送り続けていた経緯から、璃奈ちゃんの歌う曲にはこれでもかと歓びと感謝が盛り込まれています。その中でも、テレテレパシーは『かつて愛さんに救われたように、きっとどこかにいる、私のような誰かの手を取りたい』という願いから作られた楽曲で、基本となる歓びと感謝に加えて、継承……ヒーロー……つまるところ、ぼくに特効が入っています(私情)。
明確な対象のいない、顔も知らない誰かの手を取るやつにどうしても勝てない。すきだ……。


My Own Fairy-Tale - 近江彼方

ようこそ夢の国へ~。
2ndアルバム曲より、『My Own Fairy-Tale』。

彼方ちゃんの曲はなんかこう……胃に優しい……。あれだな、前より今の方がじんわり沁みる感じがありますね。疲労が溜まってんのか?

彼方ちゃんは平時の曲としゃっきりさん状態の曲があるので、緩急が明確に定まっているのが楽しいところ。特にライブでは、振りがついたり小道具があったりと落差がすごいです。ステージ上にベッドを持ち込むな。嘘、おもしろいから持ち込んで……。


Evergreen - エマ・ヴェルデ

1stアルバム曲より、『Evergreen』。

エマさん……というか指出毬亜さんはとにかくべらぼうに歌が上手い。もうまじで上手い。ライブ会場でCD音源が出る。音大を出ているらしい。音大を出てる声優、強すぎるでしょ。今調べたらシンフォギアのクリスちゃんも音大卒らしい。なるほどね。
それ故かは定かではないですが、エマさんは楽曲も歌唱に誤魔化しが効かなそうなものが多く、つええ歌声を堪能できます。中でもEvergreenは1曲目ということもあり、(おそらく)出身のスイスを意識した曲に仕上がりに。この手のジャンルではちょっと新鮮な感じですね。
あとオタクはひたすらクラップをすることになるので、そのへんも覚えておくといいです。声出せなくてもクラップは……できる!


Fire Bird - 朝香果林

3rdアルバム曲より、『Fire Bird』。
果林先輩とフラメンコの相性は……抜群!

抜群すぎて他に言うことがあんまりない。本音を言うなら、MVよりもライブを観てほしい。真の躍動がそこにあるので。

果林先輩は生活力を犠牲にカリスマ性を有するキャラ(諸説あり)なので演じるハードルも高いんですけれど、演者の久保田未夢さんは実際にアイドルとしてのキャリアも持っており、全くキャラ負けしないんですよね。
誰より早くカメラを見つける能力を持っているし、ファンへの心配りも行き届いています。そんなのみんなの期待する果林先輩じゃん……。


MELODY - 優木せつ菜

2ndアルバム曲より、『MELODY』。
多分ソロ曲の中で一番リピートしています。まじで好き。

今から急にセンチな感情を垂れ流すんですけれど。ちょっとだけね。

生きてると、なんかだんだん忙しくなって、抱えるものが増えていくじゃないですか。そうして好きなことと少しずつ距離が生まれて、そのまま忘れてしまったり、興味を失ってしまったり、未練を残したまま別れてしまう人がいる。そういうものを見ると、すごく寂しくなってしまうんですよね。時の流れがそんな風に作用するの、嫌じゃないですか。好きでいてほしいし、距離が開いても、未練を残さず、そして感謝していてほしい。
そんなことばかり考えていたら、ぼくは抱えるものをできるだけ増やさないダメな大人になっていたんですけど、でも、だから、『大好き』への再起を誓うこの曲のことが本当に好きなんですよね。

好きなものを好きでさえいられれば、人間大丈夫だぜ。

あと、1stで「ららららー!ららー、おーいぇー!」を声出しできたの本当に最高の思い出なんよな。


コンセントレイト! - 三船栞子

4thアルバム曲より、『コンセントレイト!』。
途中加入のため、個人曲としては3曲目。
MELODYから一転して、こちらは三船栞子かわいい~~~以外のことなんも考えてない選出です。

『その人の適性を正確に見出す』という世界観の怪しい異能を有し、一度完全管理社会を実現して、しかも管理下の生徒から高い支持を得た経歴を持つスクールアイドルすき。管理を手放してスクールアイドルになってからも「私と正しく幸せになりましょう」とか不穏な言い回しになりがちなのすき。ぼくは三船栞子のことをかなり人外萌えの目線で見ています。

人間初心者の三船栞子が年相応の女子高生らしい感性を獲得していくの、かわいいよね。これからも、時々でいいから心ひとつで人間をどうとでもできる上位存在っぽい気配、出してね。
母より。


Toy Doll - ミア・テイラー

4thアルバムより、Toy Doll。個人曲としては2曲目にあたります。

この曲で始まるアメリカのホームドラマ、絶対NHKでやってた(幻覚)。
ミアの曲は本当に『っぽさ』があってすごいんですよね。演者の内田秀さんは日本語よりも英語が得意な方で、というか歌詞全編英語だし、それはもう洋楽じゃん。アイドルグループに一人だけアメリカのアーティストが混じってんの。最高。

ライブでの煽りも完璧で、ブチ上がること間違いなし。頼むから早く声出しさせてください。

Higher!Higher~~!!


夜明珠 - 鐘嵐珠

いやかっこよすぎる。
気付いたらR3BITH全員4thアルバムになっちゃった。まあいいか。

アニメの嵐珠は最近弱ったり幼女だったりでそろそろ忘れかけてるかもですが、元々こういう感じの強者ガン振りのキャラです。思い出せ!

『ファンとともに歩んでいく』というのは、スクールに限らずアイドルに共通した魅力だと思うんですが、それはそれとして『圧倒的パフォーマンスでファンを引きずり倒す』不敵な実力者タイプがいてほしいのもまた事実なんですよね。嵐珠はそのあたりをうまく折衷していってくれたら最高だな、と思ってます。まあ蓋を開けるとクソ懐っこい幼女なんですが。

オーデイアナデイアナエンオーデイアンナーイ!オーラミラミドゥー?
ここ大好き。


恋するMagic!!- DiverDiva

やや禁じ手です。
アニメ2期シングルのカバー曲より、恋するMagic!!
いや、だって……好きなんだもん!ギリギリレギュレーション内!セーフ!

ユニット単独イベント内での悪ノリから生まれた経緯を持つ曲なんですが、なんでこんなおしゃれで軽妙な感じにまとまってんの???
「ちゅっちゅすきすきらぶらぶりん」がこうはならんやろ。すごいな。

アニメ2期楽曲のカバー曲なので、そもそも5th当確です。この記事の目的からしたら破綻してるので、やっぱアウトな気がしてきた。うるせえ!!
とにかくめちゃくちゃ楽しみにしています。


Maze Town - A・ZU・NA

ユニット2nd曲より、『Maze Town』。

ぼく音楽知識が全然無いのでジャンルをうまく言語化できないんですけど、なんかこう……ゲーム楽曲なんですよ。オフボーカルで聴いたらもういよいよ「これなんのゲームのボス戦?」って訊ねると思う。

A・ZU・NAはユニットのコンセプトに違わぬ幅の広さがあって、楽曲が発表される度に面白いです。ユニットとしては一番好き。

カバーのフォルクロアの方も最高。


Sing & Smile!!- QU4RTZ

ユニット1st曲より、『Sing & Smile!!』。

QU4RTZは虹としては最多である4人構成、気性穏やかめな面子を活かした、ハーモニー特化のユニットです。
ハーモニー重点って正直すごく難しいと思うけど、きれいに音が揃うと本当に夢見心地なんですよね。まだ現地参加で聴けてないからすごく楽しみにしてます。

あとQU4RTZ、当然4人の衣装コンセプトが統一になるから、璃奈ちゃんボードの特異なビジュアルが際立ってすげえかわいい。すき。

これは全く合ってなかったぼくの振り付け予想。


MONSTER GIRLS - R3BITH

ユニット1stシングルから……っていうかまだこの曲しかないんですわ!
『MONSTER GIRLS』です。

まず曲名が100点なんですよね。ちょっとやりすぎなくらい名が体を表してる。確かユニット名とこの曲がほとんど間を置かずに発表されたので、しばらくMONSTER GIRLSがユニット名なんだか曲名なんだか混乱してました。

日本語と英語と中国語の入り乱れる歌詞が独自でとてもいいです。そしてパワフル。とにかくパワフル。なんだったら振り付けもちょっとムキムキしてる。なんか単独イベントでブートキャンプやってたし、裏テーマ筋肉なんですか……?

ともあれ、近々披露されるであろう2曲目も含め、今後どんな展開をしていくか楽しみなユニット。


Just Believe!!! - 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

そして全体曲は、3rdアルバムから『Just Believe!!!』。

……MVで観るとスペースオペラか戦隊ヒーローって感じの謎衣装が面白いな……。結構好きだけど。

映画配給会社のロゴが立ち上がりそうなイントロから始まる、聴いてると心が大団円に向かっていく不思議な曲。実際ライブでも「最後この曲やれば最高の余韻残して終われるやろ!」みたいな使われ方をする節があります(そして最高の余韻を残して終わる)。

当時加入した三船栞子のパートから始まるのが最高にエモいポイントなんですが、つまるところ嵐珠とミアがいない頃の曲なんですよね。
じゃあ今はやらんのか?というとおそらく逆で、連中は嵐珠とミアを加えた12人ver.を予告無く持ってきます。やつらの行動原理はレベルEのバカ王子みたいなところがあるので、びっくりさせるためならなんでもやってくる。いつも楽しいライブをありがとうございます。
そういうわけで、多分……多分やるんじゃないかな……少なくとも、4公演のどこかには絶対入ると思う。もし入らなかったら木の下に埋めてもらっても構わないよ。


そんなわけで

そんなわけで、12人+4ユニット+1グループの……おすすめ曲紹介を…………多い……!!いや多いな!!なんだこの数!!
虹ヶ咲、順調に歴史を積み上げてるんだな……びっくりした。疲れたけどなんとかやり切ったぞ。
そんなわけで、12人+4ユニット+1グループのおすすめ曲紹介でした。
ライブへは全曲予習して臨めるのがベストだけど、まあこんな感じで各アルバム・リリース時期からつまみ食いする感じで予習すれば、必ずどれかが実を結ぶはず。今から追いかける人はそんなスタンスでもいいんじゃないかしら。あとは推しの曲から網羅するとかね。

虹ヶ咲は本当に幅の広いグループで、常に成長・変化を続けてくれるし、ライブはファンを飽きさせないために全力投球してきます。
特にアニメ直後のライブは文脈を最大限フル活用してくるので、「2期おもしろいな~」と思ったら5thはおすすめですよ。約束された死をあなたに。
取り敢えずあれだ!抽選に応募して、後のことは後で考えようぜ!


は~~~!!
ぼくも早く受かりてえな~~~!!(2敗中)

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