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植物のオーラ

旅行をしながらその道中の植物を観察するのが趣味の1つとなっている。

植物はその土地の様相をよく現している、故にその土地がどんな様子なのかが伝わってくるのが面白い。

最近は植物のエーテルを観察することが多い、植物のエーテル体はその植物の少し先の様子を現している。

満開を迎えている桜たちのエーテル体は緑色をしている。
それは恐らく花が散った後にやってくる青々とした新緑、新芽のエネルギーだ。

同じく桜と共に花盛りの花桃のオーラは何故か白っぽかったり茶色っぽい色をしていた。
気になったので調べてみると、花桃は花が散った後、桃の実ができ始めるのだそう。
なるほど、これはどうやら種のエネルギーのようだ。

昨日阿蘇山から九重連山をドライブしていると野焼きのなごり火なのか、燃えている箇所がいくつかあった。
毎年この時期恒例の野焼きだが、これは主に山の森林化を防ぐ目的としてされているらしい。この野焼きをするエリアにも自生している木々があり、何とも私的には痛々しさを感じる様相をしている。
毎年焼かれるのだからそれはもうそうなるでしょうと言うか、しょうがないと言えばしょうがないのだけど、木を愛する者としては何度見ても目を覆いたくなる風景のひとつでもある。

その木々たちのオーラは火傷を負っているかの様な赤い色をしている。
じわじわと火で炙られたことが、そのエーテル体からもひしひしと伝わって来る。そしてこの赤いエネルギーは固定されていて、元気な植物たちの様なエーテル体とはもう違う。循環する生命力はもはやこの木々にはない。

木も草花一つ一つにも生命体は存在している。

そして彼らは、自生するその場所に留まりながらも、刻々と移り変わる季節や暴風雨に賢く対処し、周りの樹木や植物たちと共に助け合い、私たちよりも遥かに長い間生きていたりする。

その叡智から人間が学べるものはたくさんあるのだろうと思う。

(画像はKAGAYAさんからお借りしました)

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