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刀剣乱舞の舞台・ミュージカル作品がなぜ人気なのか?

こんにちは。
今年も残り少なくなってきましたね。

この1年も感染防止のため、舞台や映画はほぼ配信などネットで視聴してきました。
今回は、私も大好きな刀剣乱舞のミュージカル作品がなぜこんなに人気なのか?考えてみたことをこちらにまとめてみたいと思います。
※あくまで個人の考察です

現実世界での刀剣は武器としての性質だけでなく、奉納されたりと神聖なものとしても扱われてきました。

そして演劇の起源は、神事つまり神への祈り、舞。また、歌も祈りのひとつだと考えられています。(祝詞は奏上、かなでるという字を使いますよね。唱えるでなく。世界の宗教でも、声や音楽が重要視されるものが多い)

刀剣と演劇・歌の組み合わせは、意図せずとも神事を再現しているようなものなのではないかと思っています。
そしてそれは、ファンが愛する刀剣への想いや願いを形として再現していることになるのでは。
だから多くの人に刺さるのかなと思いました。

また、ミュージカル刀剣乱舞の物語の構成については、私は世阿弥の「夢幻能」を思い出します。

審神者は現在を生きるワキ。
過去の歴史で出会う人物たちはその地でもう亡くなっている存在なのでシテ。

刀剣男士はワキでありシテでもあると感じます。
歴史上の人物たちの想いを語らせる役目から見るとワキですが、刀剣男士の永遠性や霊的な要素に注目するとシテとしての役目も持っている、そう思います。

勉強不足な部分も多いですが、現時点での考えをまとめてみました。

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