古論クリスソロ Undiscovered WORLD いろはなりの解釈

こんにちはいろはです。
今回のいろはは、アイドルマスターSideM、Legendersの古論クリスPかつファンかつ元海洋学生というめんどくさいオタクとしてこれを書きます!自分語りも入っているせいで、とてもとても長いです!ごめんなさい!

テーマは「Undiscovered WORLD」

そうです、私がはじめてSideMと真面目に向き合い、当時顔も知らないキャラクターのソロ曲で泣き崩れた一曲。その後Legendersはファン投票で選ばれたキャラクターで結成されたユニットだと聞き、投票してくださった先輩Pさん方にハイパー大感謝しました...。

果てしない程広がって遠く続いてく
碧に人は皆、惹かれてきた
『星』に手を伸ばして届いた夢の先へ
未だ見ぬ世界はここに在った
さあ出掛けよう!

ですよね!!!惹かれますよね!!!
」は言うまでもなく、海と空(宇宙)が含まれています。そしてLegendersのユニットカラーはブルーグレー、クリスさんの個人カラーは青、クリスさんの属性、インテリカラーも青です。さらに言うとSideMのコンテンツカラーは緑。碧には緑も含まれます。以上から分かりますね。「碧」はクリスさんの全てです。

』には、人間の手が届きました。月には人類が行きましたし、各惑星・衛星の調査は確実に進んでおり、宇宙空間の調査も進んでいます。考えられないほどはるか彼方の、はるか昔の調査は進んでいるのに、いざ自分の星に目を向けたらどうでしょう。自分の星の海については、分からないことだらけ。1番深いチャレンジャー海淵に人類が到達したことはありません。海の底のさらに下の地底の調査はしているのに...。そうでなくても、海のど真ん中に何があるか説明できますか?まぁほとんど何も無いんですけど...。プランクトンすら乏しいので...。
いくら宇宙人を探したって、自分の星のことも説明できない知的生命体がなんか話しかけてきたぞって笑われてしまいますよ...。
未だ見ぬ世界」は宇宙なんかではなく、すぐそばに、「ここに」あるんです。

クリスさんが29年間生きてきて、考えたこともなかったアイドルという仕事。
そこも間違いなく「碧」で、はじめて海に出会った時と同じようなワクワクを感じて、オーディションを受けてくれた。それだけでPは光栄です。315プロダクションという場所が、クリスさんにとっての海と同じだけの存在になれた。クリスさんが海に抱く好奇心に匹敵するだけのワクワクを届けられる立場にPはいる。
私個人にとって、海と匹敵するだけの好奇心をくすぐってくれるのは音楽です。海の勉強と同じだけ必死に頑張れたのは音楽の勉強だけ。私とクリスさん、やはり出会う運命でした(暴論)。

さぁ、出掛けよう!

違う瞳の色、違う言葉も
繋がっているんだと感じられる
絆を繋ぐ魂の故郷、そこでは叶うよ
誰もが皆、自由になって泳いでく

はいーーー…>_<…
モバのクリスさん初上位、ウェディングイベなどで語られてきたこと、そしてリメショでビジュアルとして表現されてしまったこと。クリスさんはスペイン人と日本人のハーフゆえ、顔の作り、目の色、体の大きさ、お母さんがスペイン人なので、日本語の発音もなまり気味だったかも。それが原因でいじめられてきたんです...。

でも。スペインも日本も、地球という星の上で繋がっています。物理的に繋がっているなら、絆も繋がりあえます。ましてや船の上では、国籍など関係なく協力しあうもの。クリスさんは海好きとしての旅行以外にも、研究者として、多国籍の研究者とともに研究船に乗っていた可能性もある、というかあって欲しい(願望)。海の上なら、国籍も年齢も性別も何もかも関係なく、絆で結ばれていることを肌で知っているはず(願望)。

それでなくても海は生命のふるさと。誰もがみな、自由になる権利があり、自由になる義務があるでしょう。船のルール以外の何者にも縛られず、物事を自由に考え、表現し、おかに帰れば新しい自分に生まれ変わるのです。

クリスさんはアイドルのオーディションに受かり、新しい「アイドル」という海を泳ぎだしました。ここではみな、アイドルとしてトップを目指すという共通の目標に向かって進んでいます。所属アイドルたちは見た目も年齢も性格もバラバラ。話し方や口調もバラバラ。アイドルとしての経歴もバラバラだし、前職なんてさらにバラバラ。それでもここでなら本気で、目標に向かい、ユニットはもちろんユニットを越えた絆の力で、全力で泳げるのです。
過去にどんなことがあろうとも、ここでなら自由。自由に自分を表現し、自分だけのトップアイドルを目指せるのです。

未知なる海を知った時の、あの憧れにも似た
こんな気持ちに、またこうして逢えるなんて
航海者が帆を張るのは風の先にきっとあると
信じていた場所に辿り着こうと決めたから

マジでこのサビなんなの...本当に好き...。
私とクリスさんって、海を好きになった経緯まで一緒なんです。本当にありがとうございます。海のどこが好きなのかも一緒です。

これをここまで読んでくださっている物好きな皆さまは(まだ1番ですが)、この歌詞の文字通りの気持ちになれるものに出会ったことはありますか?
ぼんやりと水族館が好きだった小さい頃。何で好きなのかなんて当然理解できなくて、でも特別魚が好きなわけでもなく、イルカショーも見れるなら見ればいいかなくらいの興味でした。ただただ、水の中でしか生きられない生命体を眺めているのが好きでした。小さい子として、ヒラヒラしたもの、キラキラしたものが好きという心理もありましたが笑。

そんなぼんやりした好きが確固たる何かをもって私に降り注いできたのは、深海生物との出会いでした。彼らは過酷な環境に住んでいると言われていますが、それが彼らにとっては「普通」で、彼らにとっては陸上こそ「過酷」極まりない世界。陸上と海って何が違うの?と思ったのがその時でした。
ここで私とクリスさんの共通点があって、クリスさんも私も、海の生き物に興味をもったわけではなく、海という概念そのものに興味をもったのです

大学に入って海について勉強して勉強して勉強して、海について知っていくと、感動することばかりではないですか!海の水は2万年かけて一周しているとか、深海底でも水の流れはあるとか...。同じような感動を、クリスさんも学生時代に味わっていてくれたら本当に嬉しいし、助教授としてその感動を広める仕事に就いていたことが羨ましいです。学生たちにそれを理解してもらうことが難しかったとしても。中には感動してクリスさんの研究に卒業研究で携わろうと思った学生もいたはずだから。
私は海洋学に興味をもったことを研究室の担当教員に話しまくったら、めちゃくちゃ感動してくれました。この人のもとでなら2年ちょっとの期間頑張れるって本気で思いました。

航海者が帆を張るのは、そこに新大陸があるはずとか、財宝があるはずとか、地球は丸いって証明するとか、自分がここにいるって証明するとか、目的は多種多様であっても、そこに何かがあるって信じているから。クリスさんはもともと海の魅力を広められる職に就いて、海の魅力を知ってくれる学生がいつか現れるって信じていたから、帆を畳むことはなかった。そして、アイドルになって、トップアイドルになるという新たな目標に向かうため、帆を張り続ける。信じる行き先が違うだけで、クリスさんが帆を張るのをやめないかぎり、クリスさんはどこまでも行けるのです!クリスさんならトップアイドルっていうLegendersとファン(とPも入れていいですか...おこがましいですか...)にしか見れない新大陸を発見できるはず。発見できないわけがないですよね。

底知れない浪漫、何処までも深く潜っていく
強い好奇心を受け入れてく
終わらない感動は、まるで波の様に
伝わって…届くって教えてくれたよ

海は深く潜れば潜るほど、ロマンが広がっているところ。そして深く潜れば潜るほど、人間が生存できる場所とは遠くなり、やがて命の危機にさらされるところ。クリスさんは自分の限界を超えてダイビングしてそうですね笑。潜れば潜るほど好奇心を刺激するものにどんどん出会うんですから仕方ない。

波はどこまでも届きます。一度発生した波は、陸にぶつかっても跳ね返ってまた次の旅にでかけるのです。そしてその波が合流して新たな波となったとき、元の姿では思いもよらない大きな影響力をもったりして...。

アイドルも同じで、のめり込めばのめり込むほど、もっとあぁしたい、こうしたい、こうすれば良かった、こうしたらファンのみんなに喜んでもらえる、こうすれば仲間ともっと絆を深め高みを目指せる...。浪漫も好奇心も、クリスさんの性格なら尽きることはないでしょう。
仕事をすればするだけ、レッスンすればするだけ、毎日毎日新たな発見や感動があるのだと思います。そしてアイドルという仕事ならば、自分や仲間内だけでその感動を共有するにとどまらず、自身を応援してくれるファンのみんなに届けることができる。ファンのみんなに感動が届けば、もっと海に興味をもってもらえる。

クリスさんが、雨彦さんや想楽くんと出会ってLegendersを結成し、大ウェーブを起こし、アイドルとして影響力を持つようになった。クリスさんひとりでは起こせなかった奇跡でしょう。その奇跡が起きたから、ファンのみんなに感動を伝えられるようになったのでしょうね。好き。ありがとう。

想像を超えていった、旅路の向こう
待っていてくれるって分かったから
迷いはないよ、魂はもう進んでいくんだ
地図さえない、未踏の未来へといこう

3rdの静岡のここ!好きで!毎回見る度に涙流すPなんです!時計カチカチからのシンブレに続くあの流れを思い出すだけでボロ泣きですよこっちは。

クリスさんが海洋学の研究をしているとき、(世の中的には既知の事実だったとしても)クリスさんにとっては想像もつかなかったような驚きや感動が数えきれないほど待ち受けていたでしょう。そしてすぐ側には、いつでも自分を待っていてくれる海があった。
海が好きだってが叫んで、この道に進むって決めて、迷いがなくなったクリスさんは、研究者という前人未踏の何かを探す仕事に就いた。誰も知らないことを知るのが研究者の仕事なのだから、先行研究で行き着いた以上のことを知るには、そこに地図などなくても進まなくてはならない。それがクリスさんにとって何よりも楽しかったことなのだろうなと思います。自分が発見したことを自分の口で直接学生に伝えられる。ワクワクしただろうなぁ。

クリスさんにとって、アイドルという海は、オーディションを受けようと決意した頃には想像もつかない世界だったのでしょう。そして、そこには、自分を待っていてくれる存在がいたのです。43人の先輩、社長、P...山村。そして新ユニット結成に期待を膨らます315プロのファンのみんな。
トップアイドルを目指すという思いに迷いがなくなったクリスさんは、Legendersが目指すトップアイドル、まだ誰も知らない道を進む決意をしたんですね...。トップアイドルの道を歩んだことがあるアイドルは多数いますが、Legendersのトップアイドルの道はLegendersにしか歩めないもの。そこに地図などあるはずがありません。それでも進むのは、彼の魂が進むことを決めたから

未知なる海を知った時の、あの憧れにも似た
こんな気持ちに、またこうして逢えるなんて
未知なる海が呼んでいるよ
Shall we go to Undiscovered WORLD?
メロディーの波、響いたなら飛び込むんだ
航海者が感じていた風の様なエール受けて
漕ぎ出してく、まだ知らない夢の先へ
碧い海の彼方の新世界へ…さあ!

海は来るものを拒まない。
Shall we go to Undiscovered WORLD?の部分は、クリスさんならそう言うだろうなぁと、強制的に海に連れていこうとはせず、相手が興味を持つまで待つんだろうなぁと思っていました。そうしたら、駒田さんが「クリスならこういう言い回しをすると思う」と、歌詞の変更を提案された箇所であるというお話を聞けました。提案してくださった駒田さんにも、歌詞の変更を承諾してくださった全ての方にも大感謝です。クリスさんは自分に対してはLet's Go!!!!って感じだけど、他の人には丁寧に提案する人だと思っています。そこは29歳の大人ですから。

呼ぶ声が聞こえたら、いつでも海は待っている。そこに飛び込むかどうか、その世界に行ってみるかどうか。
エールを受け続けられなければトップアイドルなんて目指せません。ファンのみんなのエールこそが彼に今必要なもの。Legendersだけの力で船を漕いでいても歩みはゆっくりにしかなりませんが、エールという風を帆に受けることができれば、そのスピードはぐんぐん上がります。前人未到のトップアイドルLegendersの道を歩ませるのは、他でもないファンのみんななのだと。一緒に行きましょう!

自由になって泳いでいく
何処へだってきっと、行ける
貴方の許へ!

クリスさんの個性はクリスさんだけのもの。315プロダクションで自由になって、どこまでもどこまでも、アイドルの海を泳ぎまわり、雨彦さんのもとへ、想楽くんのもとへ、ファンのみんなのもとへ、行きましょう!

海への賛歌とも、アイドルの決意としてもとれる素敵な歌をクリスさんに授けてくださり、ありがとうございました。

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