水の循環

こんにちは、いろはです。かなりお久しぶりの海洋学投稿になってしまいました...。

地球上の水の総量は1.9×1024g(1900000兆トン:地表1㎠あたり237L)あると言われています。そのうちの94%は海水として海に、4.2%は地下水として、1.7%は氷河として存在しています。

地球上の水は流れ、蒸発、降水などにより常に移動しています。

海面からは440×103 km3/年(126cm/年)の水が蒸発し、411×103 km3/年(114cm/年)の水が雨として降り注いでいます。この差29×103 km3/年は風により陸上に運ばれて雨として降り注ぎ、同量が河川からの流入となり収支が合います。

水が海に留まる時間は約3000年、大気中に留まる時間は約10日と計算されています。

特に大西洋の蒸発量は大きいため、平均塩分は太平洋より高くなります。また、大西洋の河川流入は主にアマゾン川からのものとなっており、5.7×103 km3/年と莫大な量となっています。

ふーんって感じですね。大量にある海水も永遠に海水でいるということはないのですという話でした。

いろは。

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