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ロリィタは、私にとってのオンリーワン

ナンバーワンよりオンリーワンの「かわいい」を

こんにちは、いろはです。しばらくnoteから離れて何をしていたかといいますと、仕事してるか寝てるかたまにゲームしてるか推しのことを考えてるか、でした(いつも通り)。
今の仕事、出勤して、日にもよりますが6~8時間くらいぶっ通しで銀鮭の切り身を作り続けていて、日本人鮭の切り身好きだなぁと思いながら延々と鮭を切っています。ほんとに鮭好きですね。

今日書きたいことは、私が大切にしていること。この雑多状態のアカウント、ごっちゃごちゃの状態でもまだ触れていなかったことです。

タイトルにある通り、「かわいい」について。

私はかわいいものが大好きです(突然)。かわいいものといったら、どんなものを想像しますか?サン宝石さんのような「かわいい」、サンリオさんのような「かわいい」、ディズニーさんのような「かわいい」もありますね。本来の意味でいえば、小さな子、ワンちゃんニャンちゃんをはじめとする小動物はかわいいですね(はい私ここで小動物苦手とか言わない)。

私が好きなのは、ロリィタのアイテムです。服でも小物でも、アクセサリーでもぬいぐるみでもなんでもいい。ロリィタって、一般的にどんなイメージなのでしょうか。
私にとっては、子供の頃からの憧れの存在でした。ごく一般的な家庭に生まれ育ってきて、子供服もごく一般的なものばかり着ていました。たまに連れていってもらう(親に付き合う)デパートの子供服売り場でかわいい服を見て、いいなぁと憧れました。年に一度のピアノの発表会、ピアノの演奏よりドレスを着ることの出来るチャンスなことに胸を躍らせ、七五三の撮影ではドレスを着る!!と言い張りました。そんな中、ある日電車で見かけたのです。それはスカートをパニエでいっぱいに膨らませ、レースやフリルを全身に纏って輝くお姉さんを。
大人になったら、みんな同じような服を着るのだと思っていました。当たり障りのない「普通」の格好をして、当たり障りのない生活を送るのだと。かわいい服を着ることが出来るのはテレビの中の限られた人だけ。小学校も低学年だったあの日、一般人がフリフリでふわふわでヒラヒラした服を着ているのが衝撃的で、忘れられなくて、将来あぁいう格好をしたいと思いました。

それから月日は流れ、大学生になり、バイトを始めました。あの日の衝撃を忘れられないまま、ロリィタに漠然とした憧れを抱きながら、でも私などが入っていい空間ではないのだろうと思いながら。
当然ながらお金を手に入れられるようになったところで、ずっと着たかったかわいい子供服を着ることはできません。いいなぁって指をくわえて見ているだけです。ロリィタについて何度もネットで調べて、ちょっとこわくて、どうしようかドキドキして。

勇気を出してBaby,SSBさんのお店に足を踏み入れたら、そこは夢のような世界でした。空間の隅から隅までかわいい。大好きな色、ペールな水色、黄緑、黄色、ピンク、そして白。ふわふわの空気、ヒラヒラな服。服以外にも、たくさんのアイテムが揃っていて、全部かわいい。初めてのその日は手持ちも少なかった(ロリィタめちゃくちゃ高ぇ)のと、店員さんがミラクルかわいく商品の案内してくれてド初心者をバカにしないでくれて、すごく嬉しくて安心したのとで、ウルトラ万能アイテム(だと思っている)お袖留めをゲットして帰りました。その後何度も色々なブランドに通いぬいぐるみポシェットやらジャンスカやらワンピースやらマントやらヘッドドレスやらグローブやらを買い集めています。

かわいいの間口は誰にでも開かれています。かわいいを身につけると気持ちが前向きになります。かわいいは正義です(かわいい教信者)。別に顔がかわいくなくても、かわいいに対して無知でも、知りたい、身につけたい、かわいくなりたいと思って信じればそれで良い。その姿勢が既にかわいいです。大丈夫、私の初実店舗訪問は思いっきりリクルートスーツだった。

あなたは何が好きですか?どんな服を着ますか?カッコイイ系が好きですか?無難な服が安心しますか?それとも、あなただけの主義がありますか?
どんな服を着ていようと自由だし、どんな存在でもその存在そのものが個性です。だったら、ロリィタだって。

誰かと比べて1番になろうなんて思わない。そもそも無理だし。誰かと比べて浮いているから止めようだなんて思わない。そんなの自分じゃないし。
自分というオンリーワンを、他でもない自分が認めるために。大好きな自分になって、背筋を伸ばして前を向けるように。

だから私は今日もロリィタに身を包み、出勤します。いってきます。
だから私は今日もロリィタに身を包み、退勤します。お疲れ様でした。

ロッカールームで自分の大好きなものが目に入って、これからこれを着て外を歩けるんだって思ったら、それだけでハッピーじゃん。 

今すぐフェイバリットに踊らせて
お気に入りを身につけたら
あたしがあたしを好きになれる
それが「シアワセ」の始まりでしょう? 

「フェイバリットに踊らせて」(水嶋咲)

水嶋咲大先生と一緒にお買い物に行ってパピっとハッピーになりたい人生だった。
ただしかわいいはそれに興味のない誰かに押し付けるものじゃなくて、かわいいに憧れて、かわいくなりたい人のためのものだという分別をつけられる大人であってくれ。成人年齢引き下げられるんだからな。お願いします。 

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