見出し画像

電車って難しい。【わたしのたわごと】

こんにちは!「もみじ」です。

皆さんは、電車に乗る機会はどれくらいあるでしょうか?
今回は、電車に関するたわごとです。



Chapter1 ~電車の座席に座る?~

皆さんは、電車に乗った際、座席に座りますか?

様々なタイプの方がいると思います。
①何がなんでも座りたい人
座席が一つでも空いたら、周りの人を押しのけてでも座ろうとする方もいますよね。何なら、座っている人が「スマホをポケットにしまったな」、とか、「カバンを持ち直したな」とか、そういう微妙な変化を察知して、その人の座席の前で待機する人も。
まったく座らない人
電車内がガラガラで、座席がほぼすべて空いているような状況でも、座らない人もいますよね。「次の駅で降りるのかな」と思ってみていると、まったく下りなかったり。「座ればいいのに」と思ってしまうことも。
体調や状況による人
おそらく、このタイプが多いのかな。疲れていれば座るし、疲れていなければ別に立っていてもいいかな、とか。すぐ降りるから立ってればいいかな、とか。その時々で違うタイプ。

私は、③のタイプです。皆さんはどうでしょうか?

ここで私の悩みを聞いてください。
私は、電車内がガラガラで、座席がかなり空いている状況なら座るんです。
しかし、電車が少しずつ混んできたな、あともう少しで座席が埋まってしまうな、と感じたら、立つようにしているのです。

なぜかというと、座席が全て埋まっている状態で、お年寄の方や体の不自由な方が乗ってきたら、「席を譲らないといけない」と思うからなんです。
「じゃあ、お年寄の方や体が不自由な方が乗ってくるまで座ってればいいじゃん」と思うかもしれません。
私はこれができないのです。

なぜなら、「席を譲る勇気がない」のです。

SNSで、お年寄りに席を譲ったら「そんなに老けて見えるか」と罵倒される、そんな動画をみることがあります。
実際にそんなことが起きる可能性は少ないとは思うんですけど、
「相手が何歳に見えるか」「相手の体が悪そうに見えるか」というのは、主観でしかないんですよね。マタニティマークのように、誰がどう見ても座席を譲るべき人であるということが分かればいいんですけど、そうでないとなると、罵倒されてもおかしくないよな、と思ってしまうのです。

罵倒はされなくとも、席を譲って、相手が「大丈夫です」「次の駅で降りるので」などと言われたときはどうすれば良いのでしょうか。一度譲ったはずの席に、その相手を目の前に座り続けることなど、私にはできないのです。

そもそも、横一列七人掛けの座席だとして、向かい側にも座席があるわけですから、席を譲るべき相手1人に対して、14人のすでに座っている人がいるわけです。
自分が譲らなくても、他の13人が席を譲る可能性は大いにあるわけです。
また誰も譲らないのであれば、「席を譲るべき対象ではない」、つまりそこまで年老いていない人、だと全員が共通認識をしているとも取れます。
または、誰も席を譲らないのであれば、悪いのは自分だけではなく、他の13人にも共犯なのです。
だから、誰が乗ってこようと、堂々と座ってればよいのです。座席を譲らないことに関して、自分を責める必要はないのです。

「でも、それじゃダメでしょ」と思ってしまうのです。

土の考えが正しいということはありません。
ただ、このようなことをダラダラと考えてしまう私は、電車内が込んできたら座らないと決めているのです。座ることをやめることで、こんな面倒くさい思考から逃げることができるのですから。


Chapter2 ~ボックスシートは難しい~

皆さんは、ボックスシート(クロスシート)に座ることってありますか?

私は関東在住のため、JR東日本をよく利用するのですが、
東海道本線(上野東京ライン&湘南新宿ライン)や宇都宮線、高崎線などは、ボックスシートの車両があるんですよね。

私はボックスシートに全く座ったことがないんです。
というよりも、座りたくても座れないのです。

ボックスシートに座るのは、私にとって難易度が高いのです。

まず、ボックスシートにすでに1人座っていたとします。
どこに座ればいいのでしょうか。
その人の前でしょうか。隣でしょうか。斜め前でしょうか。

前はないですよね。見知らぬ人とかなり近い距離で向き合うことになるので。足もぶつかりますよね。
隣はどうでしょうか。一般的な横並びの席(ロングシート)と同じようで同じじゃない。隣の人との距離を考えれば、ロングシートで隣に座るのとさほど変わらない。しかし、ボックスシートは個室のような一つの空間を構築していますよね。その空間の中で隣に座るというのはどこか気が引けます。
となると、斜め前に座ることになりますよね。

ただ、問題は3人目が座ってきた時です。
必ず、自分の真ん前か隣に座ってくるわけです。

あと、その人たちが下車するとき、自分が下車するときも問題です。
足はぶつかるし、場合によっては、一回席を立って、窓側に座っていた相手を通す必要もあります。
実に面倒くさい!

こんなことを考えている私は、結局ボックスシートには座れないのです。


Chapter3 ~ボックスシートっていいよね。~

こんな私ですが、先日ボックスシートデビューしました!

先日、電車に乗ってみると、車内がガラガラだったんです。
ボックスシートにも人がいない!
と思った私は窓側の席に座ってみたのです!

最高でした!
まず窓が大きく見えるんですよね。
おそらく、ロングシートの車両と窓の大きさは変わらないと思うんですけど、ロングシートで外を見ようと思うと、正面の人と目線が合わないようにするので、窓の上部しか見てないんですよね。

ところが、ボックスシートの場合、自分の真横に窓があって遮るものがない!したがって、すごく開放感があって、普段は気にしない外の景色がすごく新鮮に感じられるのです。

あとは修学旅行のときを思い出しました。
中学の修学旅行の際、新幹線に乗ったんですけど、車両を学校単位で貸し切るわけです。
なので、座席を自由に回転させて、ボックスシートのようにして、友達とカードゲームをしたのを思い出しました。

ボックスシートに座ったら、新鮮さと懐かしさを感じました。


感傷に浸っているのもつかの間、電車は徐々にスピードを落とし、ターミナル駅にたどり着いた。
ボックスシートに座る私は、
下車するわけでもないのに席を立った。

おしまい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?