再現可能!2回も定価でロレックスが購入できる理由(実証済み)9322文字
写真にある通り、GMTマスターⅡとスカイドゥエラーで2回のロレックスマラソンを完走できた。
完走タイムは1回目が6ヶ月で、2回目が7カ月である。
しかも、今回の入手させていただいた時計は“スカイドゥエラー 青文字盤”という希少性も、人気も高い、GMTマスターよりも難易度の高いモノである。さらに、昨今の円高の影響もあり、資産を現物に変えたいという人も増え、ロレックスマラソンは更に熱狂を帯びてきている中、開始する人が増加していることもあり、ロレックス正規店来店者増加により、整理券システムが導入となった。その影響でふらっと店舗に通うのが難しい状況になったため、僕自身1回目のマラソンの時よりも店舗を訪れる頻度は大幅に低下しているという状況になった。
しかし、それでもきっちりスカイドゥエラーを購入できているのだ。
これは、前回記事で公開したロレックスマラソンのメソッドが活きている証だといっても過言ではないと考える。
今回の記事は既に公開しているロレックスマラソンの記事の続編なるが、若干のアップデート情報は用意しているが基本は上記にある「実証!最短でロレックスマラソンを完走する方法」のモノであることを注意いただきたい。
■当記事で伝えたいこと
ロレックスマラソンには再現性の高い方法が存在するということ
■再現可能!2回もロレックスマラソンが完走できる理由(実証済み)9310文字
ロレックスを取り巻く環境
① 現状分析
2022年2月、コロナの影響もあり、ロレックス全体の価格大きく高騰し、ロレックスは2次流通市場(中古市場)で過去最高値を更新した時期であった。
ステンレスデイトナ116510LNは600万円、スカイドゥエラー青文字盤500万円、GMTマスターⅡ青黒350万円、GMTマスターⅡ緑黒が700万円の販売価格となったのだ!!
コロナによりロレックスの生産量と輸入量が制限されている中、旅行などでお金を使う場面が減り、リスクヘッジのために資産形成の必要性が高まっていた中で、過去最高にロレックスの資産としての需要が世間に広く高まった時期だったのだと思う。
つまり、もともとロレックスマラソンという言葉が生まれてから上がり続けていたロレックス需要はコロナという世界的な課題を経てより大きなものに爆発したのである。
現在は高まりすぎた需要が落ち着きを見せ、値段は安定した状況であるが依然として高い需要は健在であり、店員さんにお聞きするとお客様の問合せは増える一方であるとのことだ。
また、今後を考えると正規店での購入は更に難しくなる可能性がある。理由は円安と外国人旅行者の受け入れである。政府によるコロナ渡航者へのコロナ対応を緩和するという事が発表されたからである。
そうなるとすでにお分かりだとは思うが、物価の安い日本に旅行者が沢山やってくることになる。観光ニーズの高い日本ではあるが、物価の安さが相まって海外から貴金属や電化製品などを爆買いしたい観光客が増えるのだ。
そうなると、ロレックス正規店への問合せが増えるのはもちろん、正規店で購入ができない旅行者は質屋などの二次流通店へ流れていくのである。
つい最近まで1ドル約110円だった為替が、今は約150円位である。日本で買い物をするという事は30%近いセールスがどこらかしこで毎日実施されている状況と同じだ。しかも観光客の来日期間は限定されている。値段が安くなる、自分の条件にばっちり合う時計を待っている猶予はないのだ。
つまり、観光客はセール中の日本で自分の目的の物も含め爆買いをしていくということだ。
それら状況を認識し、僕ら日本人はこの現実を受け入れつつ、ロレックスマラソンをしていかなければいけない。
また、上記の状況がある為、僕のようにロレックスを愛用したいという人間とは違う、ロレックスを転売し短期的な儲けだけを考える輩もロレックスマラソンに多く参入してくるのも必然だ。
昨今話題のポケモンカードなどの転売・投機商材とは違い、店舗に行き、案内さえされてしまえば購入できれのだから、確実にもうかるという状況といえ、転売目的の人にはリスクなしのおいしい儲け話になっているのだろう(実際は案内してもらえるかどうかは置いておく)。
いずれにしてもロレックスマラソン状況はより過酷さを増してくると言えるのではないだろうか。
スカイドゥエラーが手に入れにくい理由
① 輸入数が少ない
スカイドゥエラーが高騰する理由の一つに店舗に入荷する量が他のモデルと比べると圧倒的に少ないという点にある。その為、二次流通市場に出回る量も少ないという事になる。国内最大のオンライン二次流通サイト”Chrono24”で流通量を比較する(2022/10/10現在)。
スポーツロレックスのプロモデルを調べると
人気のデイトナ116500LNであれば991個
私が以前購入したGMTマスターⅡ126710であれば1,639個
サブマリーナ116610であれば1,282個
である。
スカイデゥエラー326934は951個
が販売されている状況であった。
上記を更に色別に分け一色毎の流通数で考えると(ロレックスが均等に生産していると想定)
デイトナが2色展開である為、@約500個
GMTマスターⅡは青黒、赤青、黒黒の3色展開である為、@約550個
サブマリーナは黒、緑の2色展開である為、@600個
スカイドゥエラーは白、黒、青の3色展開である為、@320個
である(ちなみに、次に狙っている緑のGMTは194個と圧倒的に希少性が高いモデルとなっている)。
スカイドゥエラーの流通量の少なさは、ロレックスの新しいスポーツモデルであることと、複雑機構により生産難易度が高いという点からくる製造数がそもそも少ないという問題である。
ロレックスの店員さんにお聞きするとデイトナよりもスカイドゥエラーの方が入荷は少なく、店員さんでも売った経験がない人がいるくらいの様だ。
② 購入指定モデルではない
スカイドゥエラーは今はスポーツロレックスのプロモデルではないため購入制限指定のモデルではない。その為、購入を希望する人が必然的に多くなっている。しかも、ロイヤルカスタマーの含有率が高くなる為、必然的に購入するのが難しくなるのだ。
ロレックスの購入制限指定モデルのルールとは
・購入した同じモデルを再度購入は5年間できない
・指定モデルを購入した場合、他の指定モデルは1年間購入することができない
ということである。
つまり、私の場合はGMTマスターについては今後5年間(現在で1年たったため、後4年)は色違いであっても購入することはできないのだ(ただし緑のGMTはリューズが他のGMTとは違い反対についている為モデルが違う為、同じGMTであっても5年間の購入制限はない)。また、2021/9月にロレックスマラソンを完走したため、2022/9月までは指定モデルであるデイトナ、GMTマスターⅡ、サブマリーナ、シードゥーエラー、ディープシー、エクスプローラー、エクスプローラーⅡは購入できなくなっていたのだ。
しかし、購入制限指定モデルと同じくらいの人気があり、転売・投機筋にも狙われているスカイドゥエラーは不思議と購入制限指定モデルに入っていないのだ。
つまり、指定モデルを買った人が、1年間購入制限を受けている間もスカイドゥエラーは購入できるという事になり、既にロイヤルカスタマー化している顧客が購入後翌日からすぐに購入ができる為、マラソンを再開するのにぴったりなモデルなのである。
その為、購入制限指定モデルの購入をしている人と併せて、ロレックスマラソンを完走した強者が競合に加わる為、単純に引合いが高い商品となっている。
③ 転売価値
上記の②と似ているが、転売・投機筋が入ってきやすいリセールバリューが高いという理由も需要を高める要因となる。
購入制限指定モデル毎(人気カラー)のリセールバリューを記載する(2022/10/10現在)。
・デイトナ116500LNの白は定価172万円に対し、中古価格530万円
・GMTマスターⅡ126710の赤青は定価125万円に対し、中古価格310万円
・サブマリーナデイト116610の緑は定価125万円に対し、中古価格216万円
・ディープシー126660青は定価160万円に対し、中古価格190万円
・スカイデゥエラー326934青は定価181万円に対し、中古価格390万円
となっている。
最も人気となっているデイトナ白は300%。その他GMTマスターⅡ赤青248%、サブマリーナ緑が173%、ディープシー119%である。
スカイドゥエラーは215%とサブマリーナよりもリセールバリューが高いモデルなのである。
また、比率で考えると少し効率が悪く、指定モデルはどれも1本手に入れる事自体が難しいわりに、労力はあまり関係ない。となれば、比率よりも価格差で考えるほうが妥当であろう。
そうなると正規店の購入価格と二次流通の価格差は、
デイトナ白は358万円
GMTマスターⅡ赤青は185万円
サブマリーナ緑は91万円
ディープシー青は30万円
である。
そしてスカイドゥエラーは209万円だ!
GMTよりも上の第二位になる!!
つまり、転売・投機目的の人がデイトナの次に手に入れたいと考える時計がスカイドゥエラーになるというわけだ。
以上まとめると、生産量が少なく、リセールバリューの魅力も相まってスカイドゥエラーを狙うライバルは多い状況であり、入手は非常に困難を極める。そういう状況にあるにも関わらず、私は2回目のロレックスマラソンを当初の予定通りスカイドゥエラーで完走することができた。これは前回の記事のメソッドが有用であるということを証明していることになる。
長くなったが、以下2回目のロレックスマラソンのメソッドを現環境に適応させるべく工夫したことや、購入した際に新しく手に入った情報について記載しようと思う。
ただし、情報は1回目のロレックスマラソンのメソッドとクロスオーバーする情報も含むため、ここから先は有料とさせてもらう。
基本は1回目のロレックスマラソンのメソッドがほぼ完成している為、補足程度の記事となることをご容赦願いたい(あくまでも1回目のマラソン記事の補足であり1回目の記事の詳細については記載しないことを注意いただきたい)
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