見出し画像

マキさん、商品撮影は奥が深いね!

こんにちは!

イロドリの夫の方の迫口です。

本日は商品撮影についての舞台裏をお話ししたいと思います。

最近は、商品撮影を毎月だいたい100商品ほど撮影しています。一つの商品につき10カットは掲載できるレベルの写真を撮るようにしています。掲載しないものも含めると、15カットは撮ります。なので、商品撮影は、1500カットは撮っている訳です。基本的にカメラは手持ちで撮影するので、背面のモニターで確認したときは『いいね!』と思っても、いざパソコンに取り込んでみるとピンボケ連発なんてこともあるんです。なので保険をかけて1カットあたりHiの連写で3枚以上は撮影するようにしております。その中からいいのを選んで掲載していく訳です。

以上をまとめると、ひと月に4500枚は商品写真を撮っているのです。改めて計算してみるとすごい枚数ですね。

商品はだいたい半分こずつ撮っています。時間がある時は、一方は撮影、一方は現像で分けて作業しますが、短期間に多くの商品を撮影しないといけない時は、妻はsony α73をブンブン振り回して、私はCANON 6Dをブンブン振り回して同時進行で撮影をしております。明るい条件のいいうちに撮影をして、夕方から夜に編集をするのです。

商品写真の撮影で一番難しいのが、『今日はここの光が綺麗』で『この背景がちょうどいい』、『このアイテムが映り込んでいるとよりいい』といった、判断を下すのに結構な時間がかかります。だいたいいつも本格的に撮影を開始する前に1時間は考えます。

私の場合は、『こんな写真が撮れるんだけどどう思う?』ってマキに聞くようにしています。そうして『これで行こう!』となる訳です。

『イロドリの最新の写真を勉強する』

画像1

商品写真と言ったら、照明が四方八方からたかれている影のない写真がほとんどですが、イロドリでは外で植物の木漏れ日の中で撮る写真がお気に入りです。家にその商品を迎えた時にどんなふうに目に映るのかを大事にしています。上の写真をマキが撮影し、『なるほど!イロドリの写真は今こんなふうに撮るのがいいのか!』というふうに私がマネをするのです。

『え!?あそこでこんな写真が撮れるの?!』

画像2

マキは、これまで使ってこなかった写真スポットを発見してくれます。上の写真は、イロドリの店舗スペースで北向の窓しかない青っぽい写真が撮れてしまうので商品撮影には使ってきませんでした。ですがマキが撮ってみて『なかなかなるほど!マンションに住んでいるとこんな部屋もあるよね』っていう写真が撮れる場所と知った訳です。これからここで撮影するのにちょうどいい商品が入荷した時に撮ってみたいと思うのです。

『今日はココでこんな背景でいきましょう!』

画像3

今日はここで撮ると決まったら、撮影する商品を一列に並べ、ガンガン撮っていく訳です。なんせ一気に撮っていかないと、刻々と太陽の位置が変わるので、光が変化して編集作業が大変になってしまいます。ので、ガンガン撮っていきます。

一つの商品を皆さんに分かりやすく伝える写真『個別写真』と、他のテーブルウェアと一緒に撮影する『雰囲気写真』の2種類を撮ります。

『雰囲気写真』

画像4

どうしてもこの場所で、このテーブルを使って撮りたいという事があります。そんな時は少々無理な態勢で撮っていきます。上の写真は、ちょうど晴れていて気持ちのいい天気の日だったのですが、北の方から雲が...なんてこともあるのです。変な姿勢で撮るとおじさんの足が写っていることも...。もちろん足が写っているところはいつもならトリミングするのでこんなおじさんの足が写っている写真はありませんのでご安心を。

今日は特別サービスですよ!

『めっちゃ暑いけどもう10月ですね』

画像5

外は30度を超える気温。でもここは鹿児島。他の県にお住まいの皆さんはもうすっかり秋なのです。なので季節感のない半袖でいつまでも撮ってもね...って事で、上半身は長袖シャツ。写真に映り込まないズボンは短パンって事もあったりします。カットされると知っているので顔はこんな感じ。よく『メガネの奥が怖い』とマキが言います。忙しいとついついこんな顔に..。商品の大きさをだいたい見当して頂くために私が持っていつも撮影しているのです。

『たまにはマキもモデルってみなよ』

画像6

写りたくない!というマキを無理やりモデルにしてみました。「白シャツに白い器って!」とぶつぶつ言っているところをパシャリ!。

そんなこんなで、いつも試行錯誤しながら商品撮影に臨んでいるイロドリの舞台裏でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!




いいなと思ったら応援しよう!