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北薩のみかんの美味しさを伝えたくて(その①)

こんにちは!

イロドリの迫口です。以後お見知りおきを!

私たちの住む鹿児島県の阿久根市・出水市はみかんの宝庫であります。

かという私の両親も私が生まれる前からみかん農家なのであります。

みかんはフルーツ?いやいや、お米のような存在です。いつも家にあるもの。特別なものではなく、気が向いたら倉庫から取ってきて食べたいだけ食べる。そんないつもそこにあるものとして育ちました。

そんな私がちょうど秋の運動会の頃に食べ時を迎えるのが『極早生みかん』なのであります。

ハウスみかんも夏頃からあるにはあるのですが、あれはみかんのうちに入らない気がします。甘みと酸味がなくてみかん味のボケたみかんって感じです。

なので春に河内晩柑を最後にみかんがなくなり、約5ヶ月間はみかんがない期間となります。

そしてついに一番早いみかんとして旬を迎えるのが、『極早生みかん』なのです。皮は緑色しているのに、実はオレンジで、実が詰まってハリがあって、食べるとみかんのこい〜果汁がノドを潤して、鼻から抜ける柑橘の香りがファ〜って爽やかで。一回に最低5個以上は食べる。

つまり僕は極早生みかんが大好きなのです。極早生みかんを嫌いな人なんて聞いたことがありません。みんな大好きですよね。


極早生選びの極意

僕は極早生みかんは決まったところ以外では買いません。それは...

①極早生みかんは、収穫したその場で食べるのが一番うまい

スーパーや物産館に並んでいる極早生みかんのほとんどは黄色く変色し、ヘタが黄色くなり、ヘソも黄色くなっていると思います。それは収穫してから日が経ってしまっているからです。日が経ってしまうとみかん本来の味が変化してしまって、ボケてしますのです。あの新鮮な甘みと爽やかな酸味と芳醇な果汁が抜けてしまうのです。極早生みかんは収穫してから最低でも2週間以内に食べてください。

②美味しいみかん選びは、農家さんの指名買いに限る

極早生みかんと言っても、作っている農家さんの手入れの技術の高さや、畑の環境、その年の自然環境の特徴や、品種の違いで味は大きく違います。

見た目は同じ袋に入っている極早生みかんなのに味はバラバラで全く違う。ってことがありますよね。それは生い立ちが違うみかんを一つの袋に詰めて一色単にして販売しているからなのです。

美味しいみかんを食べたい方は、美味しいみかんを作る農家さんの名前を覚えておいて、毎年指名買いをするのが一番なのです。

と、この辺で今回の記事はおしまい!1





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