irodoriから大事なお知らせ。

とりレコーズのアカウントをフォローして頂き、誠にありがとうございます。

突然のお知らせになってしまいますが、irodoriは年内をもって活動終了する事となりました。

今後、12月いっぱいを目処に新しいアカウント(https://note.mu/torirecords)へデータを移設し、1月〜2月いっぱいを目処にこのアカウントの更新を停止、削除する流れになると思います。

準備期間(2012年8月)から含めて2年4ヶ月に渡る、僕達2人のライフワークが終わります。

きっかけは昨日の夕方、僕のデモを聴いた音楽関係の知人からの言葉。

「ボーカルを変えるか、グループを辞めた方がいい。出来るだけ早急に。」

曰く、

・デモを聴いて、率直に言えば失望した。音楽を始めた頃からずっとデモを聴いているが、今まであった「らしさ」が全く消え失せてしまっている。はっきり言って、irodoriのデモ音源を聴く限りもうこれ以上音楽的な伸び代を感じない。

・ただ、君(Roy)が1人で作った曲を聴くと多少は発展性、成長性が残っているように感じる。つまり個人ではなくユニット全体、ないしはボーカル(Shangdi)側の問題ではないか。勿論、どんな優れたボーカルだろうと噛み合わない時は噛み合わないのでボーカル個人をバッシングしている訳ではない。

・「irodoriに於ける」ボーカルと楽曲にこれ以上の成長性、発展性を感じないということ。小手先のマイナーチェンジで茶を濁すだけで改善されたり、ある日突然神の啓示的に改善されるような問題ではない。このユニットでお互いが音楽家としての成長、発展を期待するのはもう限界ではないのか。

・なので音楽家としてこれ以上の発展、進歩を望むのであればボーカルを変えるか、グループを辞めた方がいい。

掻い摘んで文書にまとめると相当にキツい事言われてるな。

「なんて酷いことを言うんだろう」「何様のつもりだ」と思った方もいると思います。

が、僕の育ってきた環境は「優しくするのは妥協しているから。厳しくするのは期待しているから」という世界です。褒められなくて当たり前。それにirodoriというユニットの力を信用してるならこんな1人の意見なんぞ無視して続ける事も出来ます。この人の言うことだけが全てではないし。

ですが、僕がこの意見に対して抱いたのは

「不安に思っていた事を当てられた」

という気持ちでした。

ユニットとしてこれ以上何か新しい事が起きるのか。
noteでの評判も芳しいとは言えないし、これ以上は難しいのか。
ボーカル、曲ともに自分の考えるレベルに達していないだけなのをシステムのせいにして誤魔化しているのではないか。
相手に遠慮していないか、自分の向上心はこれで満足しているのか。
色々なアプローチを掛けて現状を打破できないか。
その場凌ぎの応急策でしかない、抜本的な改善にはならないことは何となくわかっていたけど見て見ぬ振りをしつつ。

様々な不安を抱えたまま作った曲にはそういう気持ちが出てしまうようで、見事に自分の腹の中を当てられてしまった訳です。

この事をShangdiに話し、色々話し合いましたがこれから先のビジョン、そこへ向かう為のモチベーションを高める事がどうしても出来ず、irodoriとしての活動を終了させる事となりました。

僕が一方的に言われ、勝手に悩んでやる気が起きないから勝手に終わらせる、と言った訳ですから、Shangdiからは「クビと同じだ」と一言言われました。返す言葉はありませんでした。主観的に見ても今回の活動終了についてはとても無責任な言動だと重います。

「割り切って新しいユニットを考えたり、ソロで曲を作ったりした方がいい」と知人から言われました。今後Royとしても音楽活動は続けていきたいと思っています。が、それをnoteで発表した所で受け入れて貰えるのだろうか。移設先のアカウントは作りましたが、noteで何をしても「無責任な人」というレッテルが付いてしまうのならnoteで活動するのも困難になるのではないか。また、残っている2nd EPの曲についてもmix、マスタリングしてまとめなければいけない。モチベーションをどう上げていくか…などとても悩んでいるため、今後具体的にどう、というのはまだ申し上げる事が出来ないのが現状です。

最後に、短い期間では有りましたがnoteの皆さまの様々な創作を見ることが出来、とても楽しかったです。音楽製作に対するとても良いエネルギーになりました。応援して下さった皆さま、本当にありがとうございました。

Roy

ご報告

誠に急ですが、イロドリは年内を持ちまして解散する運びとなりました。

本当に急だったので一連の流れと私の主観からお話しますね。12/9には新曲のレコーディングを行い今後の写真撮影の話し合いや普通に食事をしていたのですが、11日の夜に彼の師匠なる人からこういうアドバイスを貰ったよ。かなり厳しい意見だったよ。という内容を伺い、ここまで言われたら辞めるよなという内容の事でしたし、辞めさせる為に言っているんじゃないかと思えるくらいの内容でしたが、私としては貴重な意見と捉えその内容を受け止めじゃあ次はこうしましょう、ああしてみましょうと提案を相方にしてみました。

私としては、イロドリとしてまだ初期の模索段階の曲に対してのアドバイスであった事と今まで私は彼のように音楽の師匠や、音楽的な的確なアドバイスを受けられるような人物も居なかったので、その内容を頂いた上で色々とやってみたい事もあったのですが、私が彼に何を言ってみた所で、イロドリとして成功するビジョンが見えない。失敗する事しかみえない。というマイナスの否定的な意見しか無く話し合いにもならなかった。

という所でしょうか。

ユニットにしろ、バンドにしろこういうことはつきものだとは思っています。そこで、どう話し合いどう続けていくのかよりも発展性と成長性が見えないなら解散の方が彼にとってはベストな選択だった。と思えるように彼の音楽家としてのさらなる飛躍を願っているのは本当の私の気持ちです。

なので本来ならこんな急なことでもっとギャーギャーと騒ぐもの?なのかもしれませんが、彼の思いや立場、彼の才能、将来性諸々を考えた時にその方が彼にとっては良いのかなと思ったら不思議と彼を責める気にはなりませんでした。

もちろんイロドリを続けたいという気持ちはお互いにあって、寂しいという気持ちもお互いにあるようでした。これからはのんびりとお茶しながらマニアックな音楽話をする事も無くなるのかと思うとそれはもう寂しいですよ。

まさかあのバースデーレコーディングと忘年会が最後になるとはつい3日前くらいまでは思いもよらなかったので、今はただなんじゃこりゃという状況です。つい数日前までは普通にレコーディングしてたんですよ。

徐々に不満や不安や何か醸し出すものがあれば、あーやっぱりね!そうなるよね!て納得はいったのかもしれません。

私個人の立場としては「不当解雇。(内心:あんたはブラック企業のワンマン社長か!)」というツッコミどころもありつつそれに対する彼の返答が、「いや!解雇でも退社ってかくやん!笑」っていうね笑そーゆーことではない!笑

ただ彼も社会的に非常識な行いである事を承知の上で言ってきてるので私個人としては納得は出来ないが彼の気持ちを尊重したいと思います。2人でやっていく上で2人ともが同じ方向をむいていなければ続かないでしょうし、1人のモチベーションが下がった時にもう一方が何かベストな提案や言葉をかけてあげられるような人物であり才能があり私がそれを出来る人物であればベストパートナーだったのでしょうが、残念ながら全てにおいて私の力不足でした。

もしも、noteでもnote以外でもイロドリの音楽を楽しみにしていて下さる方がいるとしたならそれは本当に申し訳ありません。これから彼は音楽を続けていくでしょうし、私もボイトレと音楽を何らかの形で続けたいとは思ってはいます。今はただ突然の事なので、年内いっぱいはゆっくり静養し、自分のやるべき事に全力で取り組みたいと思います。そして落ち着いたらまた自分がどうしていきたいのかという事を考えたいと思います。

最後まで拙い文章にお付き合い頂き皆様本当にありがとうございました。また皆様にお目にかかれることを願っております(*^_^*)

shangdi

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