カントウタンポポとセイヨウタンポポ
以前、近所にカントウタンポポが咲いているという記事を書きましたが。
そう言えば、、このシロバナタンポポ、綿毛になったら、周りに種を植えてあげようかな、と思っていたのですが。
何やら、綿毛になる前の、ぱたっと倒れたところから、茎が折れてしまっていて、、
うーん、、、と思いながら、何とか種が熟すように見守っていたら、ある日、千切られたのか何か、無くなってしまっていて悲しかったのですが、、、
カントウタンポポも綿毛になっていました。
あんまり良い写真じゃないですが、、、
https://www.sagami-portal.com/city/scmblog/archives/15233
こちらに詳しい!!
まず、セイヨウタンポポは無融合生殖で、特に他株の花粉が無くても種子ができるけれども、カントウタンポポは他株の花粉が付かないと受精しないんだそう。
なるほど、カントウタンポポ見かけるとき、1本だけで咲いているところ、あんまり見ないんだよなぁ。
近くにカントウタンポポがあって、他株の花粉で受粉できる環境があるから、生き残っているんだろうか。
・・・そうなると、近所で見かけたシロバナタンポポは1本で生えてたから、あれー?と思って調べてみたら。
単為生殖で、他株の花粉を必要としないらしい。
あのシロバナタンポポはどこに行ったんだろうか。。。
話をカントウタンポポに戻して、カントウタンポポは春にしか咲かず、セイヨウタンポポは4月から10月まで咲く。
左がカントウタンポポの種で、右がセイヨウタンポポの種。
・・・この種、実って無くないか???
それと、カントウタンポポはセイヨウタンポポに比べて、種は少ないし(2倍の差があるらしい)、綿毛も重くて遠くまで飛べなさそう。
・・・勝ち目無いなぁ。。。
ただし、ここまで書いてきてアレなのですが、純粋なセイヨウタンポポも少ないらしく、ほとんどが、日本固有のタンポポとの交雑が進んでいるのだとか。
セイヨウタンポポだと見なされた844個体のうち、純粋なセイヨウタンポポが15%、85%が雑種だったとのこと。
いやー、面白いなぁ。
こんなのに興味を持ち始めたのも、コロナ禍からですね笑
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