⑤ いもしない相方が不祥事を起こし、やりもしない10周年Liveが延期になった体で書いてみた謝罪文

まず初めに、この度の相方の軽率極まる行動により、関係各位の皆さまに甚大なるご迷惑をおかけしてしまったこと、心より深くお詫び申しあげます。
そしてなにより、いつも応援してくださっているファンの皆様、本当に申し訳ありません。

相方は当分の間、活動自粛とし、自分を見つめ直す時間をいただくこととなりました。
時間をかければ許してもらえる、なんて甘い考えがある訳ではありません。自分を見つめ直す時間が、あいつには必要だと判断いたしました。

予定していた10周年Liveですが、延期という形にさせていただくこととなりました。
楽しみにしてくださっていたファンの皆様、一緒に作り上げていてくれたスタッフの皆様、本当に申し訳ありません。

どうか、あいつに厳しい目を与え続けてください。あいつを甘やかさず、冷徹に、思ったことをぶつけてやってください。汚い言葉でも構いません。SNSでも、ブログのコメントでも構いません。必ず目を通させます。

昨日、あいつから電話がかかってきました。
あいつの方から電話がかかってくるなんて、何年ぶりだったか思い出せないほど久しぶりでした。
あいつは、泣いていました。そして、何度も何度も私に謝ってきました。
私は、今のお前がいかに馬鹿で、どうしようもない奴かということを説教するつもりでいました。
ですが、私はあいつに「待ってるからな」という言葉を告げていました。
私だけは、何があってもあいつの味方でいたいと思ってしまっているのが本心です。
あんな大馬鹿やろうなあいつですが、私にとっては替えの効かない大事な相方であり、親友であり、いわば家族です。
誰よりも怒っているし、誰よりもあいつのことを憎んでいます。
1年前から準備してきた大事なLive。ずっと夢見てきた武道館。学生の頃に約束し、そこを目指して頑張ってきた今回のLiveを、このような形で延期しなくてはいけなくなったこと。悔しくてたまりません。

ですが、どうか私にあいつを待たせてください。
私だけは、待っていてあげたいのです。

これからは当分、私1人での活動になります。
1人で頑張り、あいつが帰ってこれる場所を作っておいてあげたいと思っております。

改めまして、この度は、ご迷惑ご心配をおかけしまして本当に申し訳ございませんでした。