とある忍Pの勝手なお気持ち表明

はじめに

第9回シンデレラガール総選挙(以下、総選挙)とボイスアイドルオーディション(ボイス選挙)の結果が発表されたが、前回12位という好成績を納めていたはずの工藤忍は総選挙44位ボイス選挙圏外といった結果に終わり、今年もボイスという結果を得られずに終わった。前評判ではボイス候補筆頭の声も多かった彼女が何故このような結果で終わってしまったのか。勝手に分析して勝手にお気持ち表明させていただく。

敗因その1:ボイス選挙に絞らなかった

前回と違い総選挙とボイス選挙に分かれることが発表された時、声無しPはボイス選挙に絞った上で、総選挙上位を狙う声付きPと票交換をするのが一番単純で効率がいいと普通の人なら気がつくであろう。しかし、忍界隈は何を思ったのかどちらも狙う方針になってしまった。総選挙は声付きPが、ボイス選挙は声無しPがそれぞれ本気で狙いに行っているものであるのに、忍はどちらも狙おうというのは無謀でしかないのは明白である。にも関わらず途中まで総選挙とボイス選挙に票を分けてしまったのは敗因の1つなのは確かだろう。

そもそもの話、去年の好成績も忍Pだけではなく他の担当Pからの支援があっての結果であるはずなのだ。声付き担当Pに頭を下げてもう一度支援をお願いする立場なのに去年の恩を忘れてそれをライバルにしてしまうのは非常に心象が悪くないか。

敗因その2:選挙の仕組みが色々と変わった

これに関しては忍Pにとっては不幸な出来事であったとも言える。前回まではデレステよりもモバマスの方が無課金票の獲得可能数が多かったが故にモバPの割合の多い忍Pには有利に働いていたし、課金票の上限が低かったため課金者を囲うよりも浮遊票を集めた方が効率が良かった。そのため、ツイッターでの様々な企画はライトな層に忍を周知させ、浮遊票を集めるのに効率的に作用していた。

しかし今回は浮遊票よりも課金票が圧倒的に強くなってしまった。つまりアピールをするべき対象がライトな層から上位を目指す他担当Pの重課金者になったのだ。忍界隈はそのことに気がつかずに選挙期間序盤は去年と同じような戦略をとってしまった。同じことを毎年やっていれば飽きられるのは当然であるし、忍自身と関係の薄いこじ付けのようなマーケティングをしても見た人は忍に興味を持ってくれない。結果ナゲットコナンなどと一部でバカにされ荒れるまでになってしまった。

プロデューサーは誰になんと言われようと自分の担当アイドルが一番可愛いし一番素敵だし一番アイドルなのである。余ったボイス票も総選挙票と交換して自分の担当に投票したいし、適当な相手と交換したくないのである。課金して得た票ならなおさらだ。そんな相手に忍を売っていくのだから変化球ではなくストレートに忍の良さをぶつけて心を動かすか、或いは忍とユニットを汲んでいる他担当Pに「忍と組めばあなたのアイドルのこんな良いところ引き出せますよ」とメリットを提示していくべきだったはずだ。浮遊票集めで効率的だった企画ではヘビーな層には刺さらないのだ。

敗因その3:そもそも忍に魅力が足りない

これを言ってしまうと身も蓋もないが忍はアイドルに向いていない。見た目も顔もそんなに良くないし、目立った特技や才能もない。良く言えばただの女の子、悪く言えばモブキャラである。

でも、アイドルになる! という夢だけで周りの反対を押し切って16歳にして単身上京するほど気合いと覚悟を決めている忍ならただの女の子からでもみんなを魅了するアイドルになれるんじゃないか、そう思ったから、その夢を信じてみたいから、僕はプロデューサーになると決めた。多分他の忍担当Pも彼女の"ただの女の子"である面と、それでも夢に向かってどんな事でもがむしゃらに努力する姿勢、その2つに惹かれて最初は担当しようと決めたんじゃないかと僕は勝手に思っている。違うやつは知らん。

選挙活動という場においては忍は分かりやすい魅力が少ないからダイマ向きではなかったがそれ以外の変化球では本来とは違ったイメージがついてしまう。忍が夢を追いかける姿勢のように愚直に忍の良さを選挙期間前からアピールするべきだったのだろう。

敗因その4:忍Pが貧乏

総選挙と言いつつ実態は株主総会であるデレマスの総選挙、60万払えば6万票手に入れることができた今回は極論を言えば複数アカウントで4億円課金すれば総選挙もボイス選挙もどちらも1位を取ることができたのである。この世は金が正義、金があるやつが偉いのだ。

まとめ

選挙の分析も忍自身の分析も怠った結果がこれだよ、ちゃんと準備して地道な努力をするべきだったんだ。今年と違って来年はマイナスからのスタートだと思って選挙の前から真剣にやっていきましょう。もしくは誰か宝くじ当てよう。それが一番簡単だから。

以上、今回特に何もしなかった忍Pの勝手なお気持ち表明でした。

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