ジンくん、アンニョン!
"안녕"
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出会ったときにも別れ際にも、
「やっほ〜」でも「バイバイ」でも、
気楽な挨拶になる"アンニョン"。
ジンくんと私たちはすでにこんな風に挨拶ができる距離感だと思う。
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普段noteを書くときはたくさんの想いを詰めたくて、丁寧に書きたくて、何日も前から少しずつ完成させてきた𝑺𝑻𝒀𝑳𝑬___だけど、
今回はなんだか軽く、置き手紙でも書くような気持ちで綴ってみようと思う。
こんなの長いよ〜ってジンくんに言われちゃうかもしれないから(笑)
長男キム・ソクジン ①
いつからだろう、彼らの愛と努力が詰まったアルバムや新曲カムバの記者会見で"それ"が言及されるようになったのは。
その話題において真っ先に注目されるのは、7人の長男ジンくんだった。
「国の命令があれば、その時期が来れば応じます」
こんな回答を毎回はっきりと伝えてた。
私がいわゆる"噂"というものに惑わされなくなったのも、
こういった話題に関して本人からでもなく、公式からでもない情報の取捨選択に何度も直面してきたからかもしれない。
weverse liveでも言ってたように、きっと私たちの知らないところで長男ジンくんにしか見えないものと戦ってきたのかと思うと、やっぱり苦しい。
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少し7人の話になるけど、
正直彼らは運のようなものがツイてるのかツイてないのか分からないと感じることがある。
世間の言う『成功』を収めた彼らはどちらかと言うと『ツイてる』だろう。
でも、その裏には間違いなく努力がある。
近くで見てきた私たちファンなら何度も感じたことがあるはず。
どんどん上り詰めていきながらも、普通であろうとする努力。
ARMYへの愛情と感謝を忘れない姿。
これは受賞した時のスピーチの一言目が物語っている。
本題に戻ると、
ツイてないと言うよりかは、完璧ではないの方がハマるかもしれない。
(上手く表現できませんが、下の文章も踏まえて捉えていただけると助かります、、)
彼らの予定では、2020年に7人の7年が詰まったアルバムMAP OF THE SOUL :7を引っ提げて世界を飛び回った後、全体での活動の長いお休みをとるはずだった。
それが突如のパンデミックにより全てが白紙となり、よりによって先も見えないものだった。
そしてきっとツラい気持ちもまだ整理できていないであろう時に、Dynamiteの撮影、そして発表。
その後、BEを出してから計画していた入隊と長いお休みに入る予定が、
Dynamiteが世界で愛され活動を続けることになる。
メンバーが過去の自分に「覚悟しておいて」と伝えたいくらいには忙しかった活動期。
でもその曲で彼らはずっと夢見てたBillboardでの快挙やグラミー賞ノミネート選出という記録まで残した。
応援しているアイドルのその姿を見れたことは人生において自慢話だと思う。
そんな喜びと多忙が続く中で、彼らが1番望む公演。
ARMYと直接顔を合わせるコンサート。
それがなかなか叶わなかった。
ここで詳しくは書かないけど、振り返ってみたら彼らが想像していた"世界を飛び回ってのツアー"はできていない。
最後になんとか母国で、歓声の聞ける公演ができた。
なんとか。
あんなにも成功して、めちゃくちゃ愛されている彼らでも、
立てた計画が上手くいかないことだってある。
諸々タイミングに関してはもどかしいことさえあった。
だから彼らは特別完璧なわけではない。
私たちと何も変わらないんだ、
上手くいくこともあれば、全く思い通りにならないこともある。
そんな風に思っている。
そしてそれがちょっとした励みになることもあった。
ジンくんが入隊して、その後続くメンバーとその後の防弾少年団としての計画。
きっと何ヶ月、何年も前からあったはず。
ジンくんはその長い期間、いろんな言葉に耐えてきたのかな。
何通りもの視線に耐えてきたのかな。
沢山の質問に対する本音に耐えてきたのかな。
そんな素振りを一つも見せなかったジンくん。
やっぱりすごいや。
ありがとう、ジンくん。
あなたが7人の長男でよかった。
長男キム・ソクジン ②
(置き手紙のつもりで書いてみると言ってた数分前のわたしはどこへ行きましたか?)
②はほんと軽く、メモくらいで書こうと思う(信ぴょう性皆無)
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この前日本で開催された2022MAMAでホソクさんに会ってきた。
(いや、ホソクさんというよりJ-HOPEすぎました、、)(伝われ)
J-HOPEとして獲った賞のスピーチもすごくかっこよかった。
だけど印象に残ってるのは、
「防弾少年団」
と呼ばれた時の姿。
呼ばれてステージ中央まで歩いていく姿は本当に大きくて、堂々としていて...
防弾少年団という今では大きな意味を成すその存在の代表として一人で歩いていた。
喜びで思わず叫んでしまった後にでてきた感情は、
どこか寂しいだった。
いつも7人でマイクまで向かう姿がそこにはなかった。
ホソクさんも残念だとは言っていたけど、
それでもやっぱり一言目は、"ARMY!"だった。
その後、きっと緊張やプレッシャーもあった中で今年を振り返るかのように話し始めるホソクさん。
時々、涙を浮かべながら言葉を詰まらせる姿もあった。
どんな思いだったのだろう、と想像することしかできずただ聞きとれる単語に集中しながら、
また7人全員で帰ってくるまでこの場を守っていたいとも思った。
そしてまた、
「防弾少年団〜!!」
と呼ばれホソクさんが少し照れくさそうに立った後、ステージ中央まで歩いていく。
そしたら急にメンバーへ電話をかけ始めた。
その相手はジンヒョンだった。
ジンくんと電話越しに話し始めた時のホソクさんの顔が、急に弟の顔になった。
少し強張っていた表情が一気にほどけたかのように、
いつもの知っているホソクさんの顔になった。
さすが長男ジンくん。
(なんだろう、あの時の安心感...)
もう本当に敵わない。
やっぱりどうしてもあの7人は仲がいい。
最後に「行ってきます〜!」って伝えたジンくんも、
いつものジンくんですごくよかった、安心した。
暗い雰囲気を根っから好まない、ましてやファンに悲しい思いをさせたくないと気遣ってきたジンくんだからこそのメッセージだったのかもしれない。
ありがとう、ジンくん。
あなたが7人の長男でよかった。
(この長さ、なにがメモだ…… )
たった一人のキム・ソクジン
さて、冒頭の「軽く、置き手紙でも書くように」を全力で裏切ってきましたが最後の手紙を置いていこうと思います。(手紙って言っちゃってる)
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김석진
BTS・JINでもなく、
7人の長男ジンくんでもなく、
同じ今を生きているたった一人のキム・ソクジン。
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彼らが兵役に行く・行かないの話になった時、
ファンダムの声も大きくなる。
行く・行かないではなく、
「行ってほしい」「行ってほしくない」。
ずっと近くに感じていたこれらの意見は、
どれだけ探しても考えても正解はない。
ただ、私一個人としての意見は、
『行く』という発表に正直ホッとした。
(あくまで個人的な意見なので、本当に何が正しいとか良い悪いはないと思っています)
もちろんその感情の裏には、
「行ってほしくない」「このまま会えないなんて嫌だ」「寂しい」
って気持ちが消えることはない。
それは本人たちも重々理解してくれている。
そう思う場面も何度かあった。
でも一番の本音は、彼らの意見が優先されることだ。
だから結果がどちらにしろ、本人が決めたことならそれでいいと思ってた。
ただ、"普通でいるため"の努力をしてきた姿や、
韓国で生まれ育った一人の男の子として彼らを思うと、
行かないと決断した時のなにか別の重荷を背負うのではないかという不安がずっとあった。
だからホッとした。
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彼らは話せる本音に制限がある。
アイドル(芸能界・カメラの前に立つ人)とファンとのもどかしい瞬間だ。
それでもあの7人は伝えてくれる。
すごく遠回しでゆっくりだけど、届けようとしてくれる。
それがとても上手な人たちだ。
直接的ではなくても、少しずつ時間を持ちながらこの日を迎えるまでの心の準備期間を彼らは与えてくれていた、そう感じる。
やっぱりこんなアイドル他にはいないと思う。
それに、公式から発表された文章のなかに「メンバーは2025年に活動再開を希望している」とあって、思わず「早っ」と突っ込んでしまった。
7人での活動が長期休みに入ると発表された今年のFESTAでも、
集大成アルバム'Proof'でも、
"防弾少年団はこれからも続きます"
と教えてくれた。
いつからかマイクを置いた後の話はあまり聞かなくなった。
むしろ「防弾中年団になっても、腰が曲がっても、200歳になってもステージに立ち続けます」なんて言ってた7人があまりにも愛おしい。
おかげで少し、やっぱりほんの少しだけど寂しいって感情はなくなった気がする。
7人への信頼と7人の言葉から伝わる安心感に支えられている。
だから明日、ジンくんを送り出すときも「行ってらっしゃい!」って、
大きく手を振って、涙はあっても笑顔でお見送りしたい。
後に続くメンバーも、ジョングクにもいつかその日が来るんだと思うと今はまだ想像できないけど、7人を想う一人のファンとしてここで待っていたい。
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暖かな日差しが降り注ぐ頃に、
また"アンニョン"と迎えられる日まで。
行ってらっしゃい。
ジンくん、アンニョン!
mogu.