見出し画像

人生は続く。防弾と。−1人より一緒に、一緒により共に、共によりそばに−

この数日間、死にそうだった。文字通り。
感染拡大と言われる中で出歩く人たち、インスタにあがるカフェの写真や友達と遊んでる写真、ニュースで流れる"最多感染者更新"の知らせ。

虚無感しかなかった。国のせいで、政府の遅すぎる対応のせいでわたしたちは割りを食わされてる。20代の貴重な、きらきらしてるはずだった時間を奪われてる。なんていう勝手な思考が頭の中をぐるぐる、とまらない。
いつになったら終わるの。いつになったらマスクなく友達と笑えるの。いつまでこうしてればいいの。いつになったら、会いたい人たちと会えるの。        このまま数年会えないままXデーが訪れるなんて、そんな悪夢が現実にならない保証がどこにある?


そんなことしか頭になくて、こんなにも、"なんで生きてるんだろう。どうせいいことなんてなにもないのに。"と思ったのは初めてだった。


防弾が大好きなのに、大好きな彼らのライブ映像は怖くて見られない。いまこの現実と比較して苦しくなるのがわかってるから。アミの前でぴょんぴょんとっても嬉しそうに飛び跳ねてる姿を見て自分が耐えられる気はとてもしなかった。泣くことが目に見えてる。

画像1


でも、どんなに苦しくて苦しくていまがいやでいやでたまらなくて逃げ出したいどこか行きたい、こんな感情をゴミ箱に捨ててくれるのはやっぱり防弾で。ゴミ箱に捨てることができなくても、どうにかこうにか前を向かせてくれるのは防弾だった。

防弾の7人はみんな、音楽で自分の話をしてくれる。あのときこう感じてた、こう思ってた、そういう話。わたしたちファンは当たり前だけどリアルタイムで彼らの話を聞くことはできなくて、たとえ苦しんでたり悲しんでたりしても心配することしかできない。それはとてももどかしくてやるせなく切ないことで、わたしたちが知ることができるのは彼らの音楽が世に出た後で。そのときになって初めて、時差で彼らの感情を知ることができるのだ。それってとても、なんて言ったらいいのかわからない感情を生む。音楽で彼らを知ることができる嬉しさと、当時のその瞬間をリアルタイムでは救えないファンとしてのエゴの混じったもどかしさ。

でも、その音楽に救われてるのは間違いなくて。彼らがそう遠くはない昔、なにを感じていてどういう思いを抱いていたのか、知ることでわたしはまた思う。"彼らだって人間だ。この地球に生きる1人だ。"って。


ひとりぼっちは悲しいけれど、同じ感情を共有したひとりぼっちはもうひとりぼっちじゃないし、淋しくない。まるでこの世界に防弾とわたし、たったふたりぼっちでいるような、そんな夢見たいな錯覚を起こすくらい。


Blue&GreyもLife goes onも、だって、ぜんぶぜんぶわかってくれてるんだよ。大丈夫じゃないから大丈夫なんて言わないでほしいって。どこにも置いて行かないでほしいって。出口はあるのか。足がもう進まないって。                       わたしの心は数日前までLife goes onのサビ前の歌詞そのものだった。どうやって心のモチベーションを保って生きていけばいいのかわからない。なにをしたらわたしはいまより幸せに生きていける?自分以外の世の中の人はみんな幸せそうに見えるし、いまより少しだけ幸せになりたいって思うことは欲なのか?


だからこそ、Life goes onはきっと世界中のひとの人生そのものだ。いまはサビ前の歌詞にいる人も、もしくはそこを乗り越えてサビ歌詞に辿り着いた人も、みんな同じ過程をたどってるはず。光り輝くステージに立つ防弾7人も。
だいすきなホソクさんが言ってたんだ。
"いいことがなくても笑ってみましょう"って。
そうだよ、人生山あり谷ありだ。絶好調な日もあれば絶不調な日もあって当然。でも、笑顔だけは忘れちゃダメ。ホソクさんのキュッとあがったハートのお口を思い出して、わたしも自分の口角に力を入れてキュッと笑ってみるんだ。作り笑いにみえても、いつかその笑いが自然に出てくる日が来る。来るって信じなきゃ。


ナムさんが元日にweverseにあげてくれた文章、覚えてるでしょう?

이번엔 봄이 정말 올까, 봄 같아줄 정말 그 봄이 오나. 실망하기 싫어 기대도 않으려지만 그래도 실낱같은 희망 부스러기 같은 거라도 꼭 붙잡고 있어야 또 일어날 힘을 얻는 것이 결국 사람 아닌가 싶어요. 이 추운 겨울에도 많은 분들의 사랑과 애정어린 시선을 받고 있다는 사실을 다시 또 한 번 가슴에 새겨보면서, 쉽게 꺾이지 않겠다 결연히 혼잣말 해봅니다.
아무도 없어도 내가 듣고 있습니다.
今回は春が本当に来るのか、 春みたいな春が来るんでしょうか? 失望したくなくて期待もしないが、それでも一縷の望みのかけらでも必ず捕まえてこそ、また立ち上がる力を得るのが、結局は人ではないかと思います。 この寒い冬にもかかわらず、多くの方々の愛と愛情のこもった視線が注がれているという事実をもう一度胸に刻みながら、決して挫けないでしょう。 決然と独り言を言ってみます。
誰もいなくても私が聞いています。


期待なんかできないいまこの現実も、現実には変わりなくて、息ができないような気がしてしまうのもしょうがないことだ。現実にあきらめたくなる気がする。未来はずっとずっと遠くにある気がしてならない。どれもわたしの心の中にある本音には変わりないし、世の中を流れるニュースはわたしのなかのあきらめたくない気持ちをメッタ刺しにするかのように希望を挫いてくる。けど、ナムさんのこの言葉だけは信じられるし、信じたい。世界のどれほど偉大な人だろうと身近にいる人だろうと、そのひとたちから言われる100の"頑張って乗り越えましょう"の言葉より、少しばかり現実的で、あきらめの混じった、でも希望を捨ててない、ナムさんのひとつの言葉のほうがずっとずっと、わたしの冷え切ったBlue&Greyな気分を溶かしてくれる。



決して挫けない。
この言葉を口にするにはとても勇気が要る。けどそれでもわたしは自分を奮い立たせるために言わなければならない。きっとこの地球のどこか遠くで、文化も言語もなにもかも違くても、諦めたくない、この気持ちがおなじ誰かが同じ呪文を唱えてるはずだから。


結局わたしは防弾に救われて、防弾に生かされてる。人生のなかで、これほど愛したいと思えるなにかにであえるって、なんて幸せなことなんだろうか。



防弾に会えるまで死ねない。アミを見つめて瞳を細めるあなたたちを見るまで死ねない。そのきらきら光る瞳に、アミボムを輝かせるひとりとして映るまで死ねない。死なない。


画像2


まだまだ人生先は長くて、わたしたちの望む未来がいつ現実となるのか、はっきり言ってわからない。この先何度も、闇がふりかかってくるのは目に見えてる。けど、みんなみんなおなじだ。みんなみんな、もがいてる。おなじことに苦しみ、悲しんでる。ひとりぼっちはふたりになればひとりぼっちじゃない。防弾の音楽を聴けばひとりぼっちじゃない。だから負けないで。挫けないで。
これは未来のわたしへの約束。


これほど愛せる人たちを手放さないで。
いいことがなくても笑ってみて。
否定より肯定をして過ごそう。そのほうがいい日になるから。


遠く離れてても、心に寄り添ってくれる人たちを忘れないで。



防弾少年団、こころから、ほんとにほんとに愛しています。
ナムさんが言うように、愛という言葉より、擦り減ってないなにか別の言葉をあなたたちに送りたいけれどわたしが見つけられる言葉はない。
この世のすべてをかき集めても、あらゆる素晴らしいものをかき集めても、あなたたちより優るなにかを見つけることはできないでしょう。あなたたちより愛したいものは見つけられない。ジンさんがいう、"この世のすべての物事は疲れて当然だ。そのときがいまではないことを祈りたい"。"そのとき"にはわたしも一緒にいたい。ユンギさん、永遠なんて言葉は砂の城だろうけど、わたしはあなたたちと繋いだ手を離さずに永遠をみたい。
健康で、怪我せず元気でいてね。わたしたち、次会うときはたくさん笑ってたくさん泣いて、そのときまで幸せでいよう。ジミナ、ジョングガ、アミだけじゃなくてあなたたちも幸せにならなきゃいけないよ。テヒョン、昨日よりも多く、明日よりも少し、あなたのことを愛してるし、あなたのBlue&Greyを溶かすのはアミだよ。春が必ず来るってあなたたちと信じて待つよ。



ずっとずっと紫するよ。

진심으로 감사하고 사랑하고 보라해요.



210111.23:58    2!3!を聴きながら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?