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あなたの傷に、今日も気づかないふりをして、

あなたのことを書こうとすると、なにから書けばいいのかわからなくなる。感情がこころの中で大渋滞を起こしながら、同時に、あなたのことをどの言葉で伝えればいいのか分からなくて。どんな言葉をあてはめても、どこかすこし違くて、しっくりこない。だから、心にあふれるあなたへの感情、思い、全てを書き表したくても、それが完全にできる日は来ないと思ってる。      もうすでに一度、ジンさんについてのnoteは書いてるけど、Abyssを聴いたら精神大崩壊を起こしてしまい、涙とまらなくて、心がいたくてたまらなくなってどうしようもないので、心の整理もつかないまま、未熟で未完成なままだけどここに書こうと思います。

ジンさんはわたしの人生におけるロールモデルであり、尊敬してやまない人である。自分を愛していて、その姿をわたしたちに見せてくれて、"自分が幸せでいることが大切"と教えてくれる。課題でしんどくても、ジンさんの窓拭きを見てればそんなつらさも忘れるくらい笑わせてくれるし、あったかい言葉を聞けばこころの絆創膏にもなってくれる。すごいひとだ。でも、わたしたちにはたくさんの幸せも癒しも与えてくれるのに、このすごいひとは、自分のつらさも痛みも見せようとしない。アイドルらしいといえばそうだけれど、純粋に心配にもなる。

コロナの一時期、とくにsoop配信時期やダイナマイトカムバのとき、(他のアミのみなさんもそうだと思うけれど、)彼らのメンタルが心配でしょうがなかった。自分でも吐露していたけれど、テヒョンは目に見えて元気がないように感じた(最近の音楽番組やその他の撮影コンテンツでは前と雰囲気が違うな、明るいなって思って少し安心しました)。アミはばんたんに映像やコンテンツで、いつでも会えるけれど、彼らはそうではない。わたしたちはばんたんの存在を確認できるけど、彼らはアミに会えるわけじゃない。"愛されているかわからない"ってテヒョンが打ち明けたこともその不安に拍車をかけて。だから、わたしたちが参ってしまう前に、彼らのほうが先に参ってしまうんじゃないか。そう考えてしまい、怖くてたまらなかったときがあった。

だからジンさんがバーンアウトを公言したときは、衝撃が大きかったのと、やっぱり、って、そう思った。つらくないわけがないのに、あんなに笑顔でかわいく踊ってる姿を見て喜んでた自分の心が凍りついた。


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12月4日、ジンさんの誕生日。12時になる前、いまかいまかとわくわくしながら待ってたわたしに爆弾が落とされた。それはもう大きな一撃だった。YouTubeの配信が来た瞬間、「もしかして今年はVエプじゃなくてYouTube LIVEするのかな」なんて呑気なこと考えてた自分を呪いたい。イントロを聴いただけでほんとうに、文字通り、涙がどばどば出てきてとまらなくなった。まだそのときは歌詞もわからなくて、悲しいわけでもないのに、心は痛いし、でもあったかくて幸せな気持ちもあって、いろんな感情が洪水のように湧いてきた。何回も、聴けば聴くほど心を揺さぶられた。このひとは、なんて美しく歌うんだろう。


悲しい曲を美しく歌い、楽しい曲をどこかもの悲しく歌うあなたは、こころのなかで、なにを思っているの?


ビルボードホット100で1位になって、多くの方々にお祝いの言葉をもらったけど、私がこんなものもらってもいいのかな。
実は私より音楽がもっと好きでもっと上手な方も多いけど私がこんな喜びとお祝いをもらっても大丈夫かな。
という考えで、より深く入っていくうちに、心が苦しくてすべてを下ろしたいと思いました。


頭を鈍器で殴られたような、って表現があるけど、ほんとにこんな感じで。パパゴの訳だけど、心がバキバキに折れそうになった。いや、折れた。Love myselfをあたりまえのようにわたしたちに教えてくれて、元気で明るいジンの姿を見せてくれる一方で、きっとわたしたちがどれだけ見たいと願っても見ることのできないキムソクジンの面を、少しだけど、この曲を通して見せてくれたあなたは、どれだけ苦しかったんだろう。ごめんなさい、わたしは、あなたがLove myselfを教えてくれて、実践している姿を見て、それが全てだと思い込んでいました。かつて存在していただろう負の感情は一掃されたと勝手に感じていた。自分がそういうふうに思っていたことにものすごく、ものすごく幻滅して、情けなかった。人間が向かい合わなきゃいけないものは、人だけじゃない。感情にも対峙しなきゃいけないときがある。劣等感、羨望、隣の芝生は青いってよく言うけど、自分がそういう感情を持つだけじゃなくて、他人が持つそういう感情を自分に向けられることだってあるはずなのに、わたしはわかっていなかった。自分の感情は消化して昇華できても、他人から向けられる負の感情を昇華することは別物だ。きっと、他人からの評価や妬み、僻み、羨ましさ、そういう目がおそろしくなったのだろう。自分はほんとうに"ここ"にふさわしいのかと。まるで値踏みされるかのような。


このことで相談も受けながら一日一日を過ごして バンPDさんと話してみたんですが、今この感情を歌で書いてみたらどうかと言われました。
うまく作る自信もないし、結果物がよくなかったらどうしよう、私はもう駄目な位置に来てしまったのに。 と答えると、パンPDさんは、「そんなことは重要ではない。 でも、やるようになったら君はきっと上手だよ。 君に合う人を探してあげると言いました。


うまくできなかったら。曲が思うような反応を得られなかったら。ジンさんはどこまでも、いっそ冷たいほど現実をわかっていて、自分を客観視できるひとだ。自分の立ち位置を知っている。それが感じられて、読んだ瞬間、わあわあ声をあげて泣いた。だって、自分がだいすきなひとが、幸せでいてほしい人が、自分のせいで苦しんでる。期待してしまう自分のせいで、感情を音楽にのせることもためらってしまう。わかってる、これがアイドルとファンに存在する、切っても切れない表裏一体のものだって。でもさ、それでも苦しいんだよ。お互いがお互いを思って、傷つけて、傷つけられて、でも、それでも愛してる。これまでずっと、愛はひとを救うと思ってたのに、愛のせいで苦しませてる。この現実に苦しくてたまらなくなると同時に、思ったんだ。矛盾してるのは百も承知だけど、ああ、このひとのことを愛することをやめられそうにないって。ばんたんを愛さないでいられるわけがないって。


見せてくれるものすべてを見たいと思う気持ちがないわけじゃない。正直に言ったら、だいすきなひとなんだもの、すべてを知りたいと思っている自分がいる。  Boy with luvの歌詞にもあるように、君がいまなにをして過ごしているのか、なにをしているときがいちばんしあわせなのか、それがただ知りたいだけなんだ。見られるわけもない、知るよしもないきみのキムソクジンとしての姿も見たいと思ってしまう。でも、Abyssを聴いて痛いほど感じたんだ。無責任に感じるかもしれないけど、"知る"ということが、言葉ほど軽くなくて、ただつらい事実を突きつけてくることがあることを。ジンさんが、いい姿だけお見せしたい、そう話す意味がやっと、分かった気がする。ジンさんはきっと、自分を愛してくれてる人たちから受け取るその大きな愛で自分が傷つき悩むことがあるという事実を隠したかったんじゃないかって。


ファンが増えれば増えるほど、愛してくれる人は増えるけど、"期待"という目に見えないプレッシャーや抑圧も増すし、もちろんアンチだっていないわけじゃない。7人はみんな、ほんとうにわたしたちのことを愛してくれてる。痛いほど、受け止め切れないほどそれは伝わってくる。だからこそ、"わたしたちの存在や、あなたたちにむける期待の眼差しがプレッシャーにつながってること、よくわかっています。でも、ごめんなさい、それでも愛してます。愛さずにはいられないんです。ジンでいてください。どうかいなくならないで。"こう言うしかない自分が情けなくて、勝手で、もどかしくてどうしようもないけれど、でも、

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すきです。だいすきです。愛しています。


もう、大きくなりすぎて、どうにもならないこの感情は、消せそうにない。自分の勝手で、エゴで、ごめんね。


ジンさん。"明るい姿だけお見せしたい。"そういうあなたがキムソクジンとしての一面を音楽として見せてくれたこと、ほんとうに、心から嬉しかった。苦しくないって言ったら嘘になるけど、知らなければよかった、そんなことは絶対にない。またひとつ、わたしにとってのたからものになりました。


Moonのなかでも、"みんなは僕のことを美しいって言うけれど、僕の海は全部真っ黒なんだ"と話すあなたは、Abyssのなかでも、"息を我慢してから僕の海に入る"と言う。きっと、あなたの海は暗くて深くて、でも同時に、あなたにとって安心できるところでもあるんでしょう。ひとりのファンにすぎないわたしが一生辿り着けないってわかってる。

でもね、


どんなに深くて暗い海の中でも、その深淵まで、探しに行くから。見つけ出しに行くから。誰にも聞こえない52Hzで歌うきみの声、ちゃんと聞こえているから。その声を、永遠に聴いていたいから。


たまには深く潜ってもいい、深淵に隠れていてもいい、だけど、あなたはひとりじゃないよ


こんなにも、こんなにもあなたを思って愛おしくも苦しくもしあわせにもなる人が、この世界には数えられないほどたくさんいるから


Love myselfを教えてくれたことも、しあわせに過ごし生きる方法を教えてくれたことも、心の柔らかいところに隠しておきたい砂糖みたいな優しい言葉の数々も、ぜんぶぜんぶ、ありがとう


たくさんたくさんしあわせをくれるあなたに、しあわせのみなもとであるあなたに、わたしはなにも返せない。わかってる。だからせめて、ジンさんを愛してくれるメンバーたちと一緒に、あったかいところで、おいしいものをおなかいっぱい食べて、ふかふかのベッドに飛び込んで、いい夢だけをみてほしい。これもエゴかな。けどねジンさん、わたし、あなたに、ばんたんに出会うまで、こんな感情抱いたことなかったんだ。恥ずかしながら告白するけど、ただただ誰かのしあわせをこんなにも祈ること、一度もなかった。たわいもない1日、いまなにしてるかな、楽しく過ごしているのかな、そんなこと考えたの、あなたが初めてなんだ。そして、そうやって想いを馳せることも祈ることも、なんてしあわせなことなんだろうって、ひたすらそのしあわせを噛みしめてるんだ。


アミにとってのMoonでいてくれてありがとう


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ジンさん、ほんとにほんとに、だいすきです


考えても考えても、どれほども紡ぎたい感情があるのに、どれもしっくりこなくて、だから、これに尽きます。

こころからあなたのすべてを愛しています

生まれてきてくれて、防弾の長男でいてくれて、ほんとうに、ほんとうにありがとう

しあわせでいてください

석진이 생일축하합니다. 계속 행복하세요. 

201205.


p.s.何回も書き直して、できるだけ自分の感情に忠実に言葉にしました。自作曲の発表から3日、誕生日から2日経つけど、この感情はここに閉じ込めて、ジミンが言うように明日からまた年末の舞台を楽しみたいと思います。あーーーーーージンさん、だいすきだよ!!!!



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