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2回目の企業訪問!

 こんにちは、最近クーラー病にならないためになるべくクーラー付けずに過ごしている塩田一平です。

 近畿地方では梅雨も明けました。いよいよ夏本番ということで暑くなってきましたね。在宅時間が多くなった分外に出る時間がいつもに比べて少なくなった人もいるかもしれません。僕は、コロナのせいで前期の授業はオンラインになったため、外に出る時間がバイトに行くくらいで格段に少なくなってしまいました。だから、今年に関しては熱中症および夏バテにならないかものすごく心配です。みなさんも、適度な水分補給や適度な運動をして、コロナの夏乗り越えていきましょうね。

訪問前に起こった出来事

 訪問前に大きな出来事が二つ起こりました。まず、もともと不参加予定だった小野さんが参加できるようになったことです。訪問する前は、もともと小野さんが来れないとのことだったので自分たちの案を聞いたうえで小野さんからのフィードバックがないことに残念に思っていました。しかし、企業訪問当日に小野さんから別の仕事がお休みになったため参加できる旨のLINE通知が…!!非常にうれしかったです。ですが、白須さんが来られなくなってしまったのでテンション下がっちゃいました。白須さんのライター技術盗みたい(笑)また次回の企業訪問の時には3人にお会いできますように。そしてもう一つは、雨が一切降らなかったことです。当日午後から雨予報だったので傘を準備して企業訪問に向かったのですが、一切雨が降りませんでした。どうやら天気までも僕たちに味方してくれたみたいですね。非常に心強いです。このような出来事が起こる中、僕たちはいとへんさんのスタジオにお邪魔しました。

ミーティング開始

 いとへんさんのスタジオに到着すると、小野さんが温かく迎え入れてくださいました。スタジオはどこかしら祖父母の家に似た感じがするので何度行っても落ち着きます。(癪に障ることは一切ありません笑)ミーティングを始める前には終始コロナの話題でした。そして「アーバンリサーチのプロジェクトのほうはどうなってる?」と小野さんから質問されました。こっちのプロジェクトもいい形で終わりたいと思いつつ、ある程度のこれからの予定を伝えました。

 その後、落ち着いたところで四人で考えた案を提案してみました。まずはSDGs×西陣絣を軸としてアップサイクリングによる価値提案をしたところ、一昨年のいとへんJr.がすでに同じような取り組みを実践していたため、新規性に欠けるとの意見を頂きました。(これは、たんに僕の下調べ不足。大反省。)そこで、SDGs×西陣絣のテーマのもと(エコ)バッグを提案しました。このバッグについてですが、実はただのバッグじゃないんです。外側は透明なバッグで、中に西陣絣のデザインプリントしたものを入れることができる空間を用意します。西陣絣のデザインはたくさんあるので、ユーザーはそのデザインを気分で変えることができます。光の当たり方によってデザインに変化が起こるので、新たなデザインを創造するとともに汎用性が高いため自分好みのバッグとして使えるバッグになる!というものです。これには大江さんも小野さんも反応が良かったです。大まかな一本筋としてはバッグになりそうです。(現段階では、おおまかな製品のイメージができた段階です。これからプロトタイプを作成するつもりですので、詳細はまた書かせていただきます。)

西陣絣の面白いところって、職人さんの手織りで、経糸に変化をつけることでデザインを自由に変えることができるんですよね。一枚の絣でさえデザインが面白いのに、そのデザインが重なり合うとまた別の模様が出てきます。例えば下のような画像を見てほしいです。白い線が見えていると思いますが、縦と横の白い線が組み合わさってできた模様が以下の写真です。同じ白でも濃さが違っていたり、紺色の濃さも変わったりしています。面白くないですか?

画像1

デザインプリントしたものをいくつか見せていただいたのですが、そのうちの一つがconverseのスニーカーに用いられている帆布というものでした。この帆布というものは、糸の太さによって数字が変わります。(下図参照)9~11号は軽くて柔らか素材になっているそうです。

画像2

帆布・・・平織りで織られた厚手の布である。綿や麻や亜麻で作られる。 

これからどうしていくか?

じゃあ一体これを誰に向けて販売していくのか?これは、ライト層である若者に向けてアプローチを掛けたいと考えています。その理由はライト層を取り込むことで認知の壁が少しでも破壊されると考えているからです。以前西陣絣に関するアンケートを取ってみたところ、西陣絣を知らないをと回答した人は、108人中96人でした(88.9%)。率直に悔しかったです。だからこそ、多くの人に知ってもらえるチャンスだともとらえることができました。そのため、まだ西陣絣を知らない若者に焦点を当てることで自分たちが大人になって年を重ねてきたときにどんどん今から出てくる下の世代に西陣絣を広めることができるのではないかと考えています。これから、前述した通りプロトタイプを作ってみるので、楽しみにしておいてくださいね。

実際、今の4回生の人たちは絣を広めるためにファッションの専門学校に営業に行ったり、イベントを通して多くの人に西陣絣の魅力を伝え、西陣絣の周知に尽力してくださいました。どうにか僕たちも先輩たちが作ってくれた礎をより良いものにして未来のいとへんJrにつなぎたいです。というか、西陣絣の良さや魅力をまだ知らない人にはぜひとも知ってほしいです。そのために自分たちが楽しくわくわくしながらやらなきゃもったいないですよね。プロジェクト進めていくうえで意見の食い違いも当然出てきます。本当にこれでいいんかな?と不安になることももちろんあります。しかし、試行錯誤しながらでも、最後まで楽しかったって思えるのが一番いいんじゃないかなって僕は思います。。

終わりに

今日はミーティングについての内容や自分の思いを書いてみました。note書いてて思うのが言語化がいかに難しいかということです。僕はこの言語化を少しでも克服したいです。

先輩たちから引き継いだものを自分たちがアップデートして後輩につないでいく…。この関係性はすごく大事だなって思います。僕と同じゼミに所属しているメンバーでnoteも書いている佳樹や陽斗もPJの継続性について述べていたけれど、まさに僕もこの意見に大賛成です。少しでも山縣ゼミ13期が西陣絣に興味を持ってくれたらいいなと思います。

まだまだプロジェクトは始まったばかりですが、少しでも若者で西陣絣に興味を持ってもらえる人が増えるように4代目いとへんJr.は走り抜けたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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