【総合評価▲】競馬場探訪: 英 リングフィールド競馬場/Lingfield Racecourse
お酒と会話を楽しみながら競馬も嗜む方におすすめ。ロンドンからも近いリゾート風競馬場。薄暮開催は特に楽しい。
イギリスの競馬場を独自の視点で評価しています。総合評価は◎〇▲△の四段階。各評価ポイントは★×3が最高点。全ての競馬場の評価一覧は以下の記事をご覧ください(随時更新中)。訪問を検討されている方の参考になれば幸いです。
https://note.com/ippei_genuine/n/ne3ab24c12e85
リングフィールド競馬場 / Lingfield Racecourse 概要
所在地:イギリス Surrey County(ロンドン郊外)
開催競馬:平地競争、障害競走
創設:1890年
馬場:芝、ポリトラック(左回り)
主要なGIレース:GIレース開催はない
・ 総合評価 ▲
GIをはじめ大きなレースの開催は少なく、施設等も他の競馬場と比べ特に強みはないが、競馬場の規模感、リゾート感共にリラックスできるちょうどよい塩梅。ロンドン市街からのアクセスが良く、重賞開催日以外でも特に週末の開催時は観客が多く訪れにぎわう。アスコットやエプソムにはかなわないが、ご自身のロンドン滞在期間と有名競馬場の開催日程が合わなかった際は、その代替としてイギリス競馬の楽しさを体験するに十分価値がある競馬場と思われる。
・ ロンドンからのアクセスの良さ ★★☆
- London Victoria駅 → Lingfield駅(Southrn Railwayの直通電車で約1時間)
- Lingfield駅→Lingfield競馬場(徒歩で約5分)
・ 公共交通機関のみでのアクセスの良さ ★★★
【電車+徒歩】
アクセス容易。駅から競馬場への道は、プラットフォーム直結の緑豊かな公園を抜ける形でとても雰囲気が良く快適。なお、2020年末時点ではLingfield駅にコンタクトレスカード対応の機械がないため、Victoria駅で往復切符を買っておく必要あり。
・ 場内の雰囲気 ★★☆
スタンド前をはじめ、パドック、装鞍所付近と、芝生が多く敷き詰められており、他のロンドン近郊の小規模競馬場と比べてリゾートのような雰囲気。スタンドの奥にはマリオットホテルが併設されており、リゾート気分を更に高めている。他にも、スタンド裏手に位置するパドックは、真ん中に配置された大きな木が印象的でとても美しい。
・ レースの臨場感 ★☆☆
内側にポリトラック、外側に芝コースを配置。スタンド側に傾斜があまりなく、スタンド自体の高さも低いため、特にポリトラックコースのレースはやや見づらい。
・ 競馬場周辺の観光 ☆☆☆
Lingfield競馬場の周辺には特に有名な観光地はない。
・ 参考情報(競馬場のHP、写真等)
リングフィールド競馬場のHP: https://www.lingfieldpark.co.uk/
関連写真:以下のとおり。なお、これらの写真はいずれも重賞レースが実施されていない日に撮影。大きなレースが開催される際は、観客数や競馬場の雰囲気、入場可能なエリアに違いがあると思われるため、ご留意いただきたい。
↑ Lingfield駅。郊外の小さな駅。
↑ Lingfield駅を降りたら、駅の出口ではなく、駅内の看板に従いホームの端へずんずん歩いていく。
↑ 駅の端が公園の入り口。ここから公園内を歩くこと5分ほどで競馬場の入り口に到着。
↑ 競馬場全体図。スタンド裏にパドックと芝生が広がる。
↑ 競馬場入り口からリゾートの雰囲気
↑ 場内の様子。直線は比較的平坦だが、芝コースの第三~第四コーナーのアップダウンはなかなか激しい。
↑ 第三、第四コーナーのアップ。
↑ メインスタンド。スタンドは小規模だが、スタンドから馬場までのスペースに芝生が敷き詰められていて快適。
↑ 反対側からスタンドを望む。全体としてゆったりとした雰囲気。
↑ スタンドから直線方向。
↑ ポリトラックのレースのゴール前。日本のダートコースのイメージで、スタンドからはやや遠い。
↑ 芝コースのゴール前。スタンド側に傾斜がないため馬場を見上げる形でやや見づらいが臨場感はある。
↑ スタンド奥に位置するマリオットホテル。部屋や併設のバーから優雅に競馬を楽しむ人々も。
↑ パドック。美しく整備されていて居心地が良い。
↑ パドック。真ん中にはシンボルツリーが鎮座。
↑ パドック横の装鞍所。芝生に座りながら出走準備をする馬を見学できる。
↑ ウイナーズサークル。パドックとは独立している。
↑ 場内には飲食のスタンドがたくさん。
↑ 休憩中?
<以上>
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