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ミリアニ感想を語っていたら突然有志に豊洲に飛ばされた男の第三幕感想


はじめに

前書き

今回は、LIVE THE@TER NET(以下LTN)(https://live-theater.net/)にて開催されている『LTNアドカレ企画(https://adventar.org/calendars/8923)』に参加させていただく文章となります。

ちょっとだけ自己紹介

はじめまして、noteを書こうと思ってアカウントを作ったまま放置してたら先日登録1年メダルみたいなのをもらいました。初投稿です。いっぱんじんと申します。

上述LTNにてミリアニの初見感想を毎回垂れ流していると、8話の終了日に鯖主から突然「あいつ第三幕は豊洲で見てもらいたくね笑笑」という一言からカンパ(!?)が開催され、そちらで金額が集まった(!?!?)のでユナイテッドシネマ豊洲にて観賞させていただくことができました。本当に心の底からありがとうございます……

その際に他ユーザーから「その分いぱじさんの感想が聞きたい」と言われたので、こちらにその当時の自分を宿して第三幕の感想を書き倒していこうと思います。

注意

画像の挿入等も考えたのですが、スクリーンショットの無断使用で怒られるのが怖いので今回は文章のみのnoteとなります。
また、あまり長文を書きなれていないが故、すこし読みづらい部分もあるかもしれません。申し訳ないです。
記憶を頼りに箇条書きのような形式で書いている為、時間軸の前後などがあるかもしれませんががご了承ください。

本編

第9話

いつものOPがまず音響と回りのペンライトやコール(応援上映だった)でとてつもなく映えて泣きました。(1敗)
でOP終わったと思ったら知らん曲始まってやばすぎて泣きました(2敗)以降敗北カウントしてたらとてつもない数になると思うので省略します

ここから割と順不同になって申し訳ないんですけど、担当の一人 萩原雪歩の話をちょっとだけします
いわゆる『気弱で自分に自信がないキャラ』として生まれた彼女ですけど、今回の9話においてそういった部分をほとんど見せていないのがうまいつくりになっているな~とほんとに関心しました。当然泣きました。
もっと言えば「昔の私は~」と今は成長したと自分で言えるような芯の強めな言い方や、同時に話していた菊池真と水瀬伊織のやいのやいのにしっかり割り込みつつ優しく受け止めるような言い方をすることで、明確な『先輩らしさ』を描画されているのが嬉しく感じました。

これは後から聞いて「うわ確かにそれやばいわ」となった話なんですけど、星井美希のセリフが伊吹翼の心情で再生されるときにすこし変わっている(「負けちゃうかもよ」→「負けちゃうよ」)のが、あまりにも細かく、でも後に重要になるようになってて凄いです。

↑の掛け合いの通り、伊吹翼にはここまであまり無かった『マイナスの方向性でのフック』を用意されているのに対して、最上静香には如月千早との『プラスの方向性でのフック』を用意したのが、それぞれのキャラをまた一段階レベルアップさせる描写としてうまく機能していたと思いました。実際この二つのエピソードは後述する10話以降に確実に生きてきてますので

みらいちゃはほんとかわいいねえ ほんとにモデルがミリアニで一番好きなんだわ

READY!!←一番いい曲

これは個人的な話になるんですけど、SUNRICH COLORFULをDay2しか観れてなかったりでライブのREADY!!というものを知らなかったんですよ。でもあの曲はほんとに大好きで「いつかライブで聴いてみたい!」という気持ちが強くて。
でもまさかそんな気持ちを(実質とはいえ)このような形で回収できるとは思ってなかったです。ここだけでLTNの皆さまにめちゃくちゃ感謝できるレベルです

第10話

この話に関しては、事前に周りの人に「この話だけは見てくれ」だの「あなたはこの話で絶対泣く」だの「この話はほんとに観れないかもしれない、ダメそうだったら素直に視聴やめてもいい」だの多大な感情をぶつけられており、いろいろ心構えをしてから観ようと思ってたんですけど、前のREADY!!の余韻が抜けきらぬままに始まったので終始感情が終わりっぱなしではありました。
そんな最上静香Pの感想です。

まず最初に、Act-3 Day2を観ていたのもあって「ここで最上家の話とGift Signが回収されるんやろなあ」とは感じました。それらがしっかり全部、しかも想定をはるかに上回る回収のされ方をしたので本当に良かったです。ここで無事100回泣きました。

最初のほうである声出しのシーンで思ったんですけど、如月千早及び今井麻美さんの声量がほんとに凄まじい。環境もあったと思うんですけど若干割れ気味で圧倒されました。まだ本番でも何でもないのに。

この話における箱崎星梨花及びその周辺人物(父親、島原エレナ、田中琴葉など)が癒しすぎる…… かなり波風立つこの話において必要不可欠すぎる栄養素です

やっぱり担当の重い話はとてもつらい。と思っていたんですけど、同じ最上静香が苦しむ2話と比較した時にかなり心持ちが気楽に観れたのも事実です。
元々はミリアニを観れなかった(プロデューサーという存在が苦手だった、他ブランドのアニメシリーズ等も見れておらず)ので、そこから急に浴びた2話が劇薬すぎたってのもあるんですけど。
観ていくうちに、ここのプロデューサーのことをどんどん好きになっていって、そこにここまで観てきた『この世界線でのアイドルの成長』も相まってこの話でも「この人たちなら大丈夫やな」と思わせてくれる用に出来ていて本当に良かったです。
しかもそのうえでこの事件の解決に繋がるためのキーがプロデューサーや最上静香本人だけじゃなく、春日未来や伊吹翼もしっかりガッツリと関わってきていたところにミリオンライブの『一人じゃ届かない 一人も手放さない』を感じました。プロデューサーもその一人なんだなあと

それはそれとして「届かない……!」のところは本当につらかった 心の中でめちゃくちゃ応援しました

Gift Signの羽が生えるシーンの話なんですけど、あの部分だけ明らかにfps上がってましたよねあれ
そういう普通しないような特殊な表現をワンシーンだけ取り入れることによって「このシーンはこの話において重要なシーン」というのを表現されているように感じて本当に心を奪われました。当然泣いてます。

あとこれは終わってみての話なんですけど、「北沢志保で1エピソード欲しい」をかなり感じました。かなりいろいろ匂わせるシーンを用意しつつナイスサポートなキャラに収まってしまってるように見えたので、もっと前にキャラを押し出すシーンが欲しくね~?と欲張りになってしまいました。二期を頼む

第11~12話

12話の都合上、ここはひとまとめにするのが良いと感じたのでこのような形にさせて頂きます。

合宿パート。ここから最終のこけら落とし公演に向けてノンストップでいくぞ!と言うアニメ側の気持ちが伝わってくるスピード感で、その中に徳川まつりの優しげな表情だったりカレーだったりを取り入れることでうまく緩急を作っているように感じました。ライブパートが楽しみなのは間違いなかったですが、この部分だけでうまく1話作れるくらいの情報量に感じました。

みらいちゃ全然じゃんけん勝てなくてかわいそうだね でも最後勝ててよかったね めんこいめんこい

トワラーを完全ソロ歌唱で披露したの、さすがにサプライズでした。そのうえで舞浜歩のダンス要素も取り入れたうまい表現になっていたと思いました。
さらに北上麗花と矢吹可奈がここで歌わなかったことで、CD音源で聴いたときに新たなハーモニーを感じられる二重のお得感を表現されたようで自分はアリだと思いました。
映画館音響とはいえ完全にライブパート外の音源だったので、Act-3の時とはまた違う雰囲気を感じられたのも興味深かったです。

ということでライブパート本番。ここに書きたいことが多かったので11~12話という形式にさせていただいたのもあります。

途中までしか楽曲を披露していなかったTeam6thを一曲目のDreaming!で回収するの、あまりにも美しく感じました。 「このライブ1曲目何やるんだろう……?やっぱ全体曲か?」と考えながら見ていたらこのような形で色々回収してきたのが上手すぎます。

ソロ一曲目、先述の通りAct-3 Day2を見ていたのでMCでロケットスター☆をやることは知っており、まあここで来てくれるだろうとまでは読めていたんですけど、まさかエピソード1個挟んでくるとは思いませんでした。しかもここに9話のフックが上手く生きてくるという伏線回収 これはしてやられました。
楽曲としても個人的にミリオンライブでトップ5に入るくらいには好きな楽曲だったので、こういう形ですごい音響で楽しめたのは本当に最高でした。ありがとう本多友紀(Arte Refact)様

他の楽曲は、まだ披露されていなかったTeam3rd、5th、8thの楽曲以外は本当に予想できなかったので、ソロ楽曲の選出にとてつもなく心打たれました。ロケットスタート決めたうえでフェスタも開演する辺りで『劇場の公演はここから始まる』という部分を強く推しているのだと感じたり。
と思ったらヌルっと担当のソロ曲挟まってデカい声出しかけたりもしました。いや普通聴けると思わんやん??????
(あと村川梨衣さんがあんまりライブ出ないのもあって新参の自分は公式YouTubeで配信されていた6thSSAの映像でしか観たことなかったのもあるので聴けてほんとに嬉しかったです。Act-4行くぞ。チケットまだ握れてないけど)

バトンタッチ、本当に宇宙で一番いい曲の一つ。
タイトルに強い意味を持たせた楽曲をひとつのユニットに託すというのも、それをあえてこの最終盤まで隠し持っていたというのも、しっかりと意味があるように出来ていて本当にとてつもなかったです。
中盤、野々原茜がセンターに来るパートで「ありがとう……」とこぼしました あのシーンは一生忘れません またあとで見返そう

Sentimental Venus。これもDay2を観ていた+いろいろ噂で聞いていたのでどうなるのかは想像できたのですけど、まさかしっかり伏線を張って回収、そのあとの展開にもきれいに繋ぐために実際の事件を再現するとは。と改めて制作陣のミリオンライブ好きさに感心しました。負けました
それに音切れの直前も直前まで上げてから落とすので、こうなることは知っていたとはいえフックとしてしっかり機能していたと感じました。あの虚無感とピンチ感をアイドルのライブで表現しようとするのバケモンすぎる
そのあとのみんなで歌おうパートでは無意識に自分も歌ってました。噂でしか知らなかった話に仲間入りできた気分ですこし嬉しくなりました

ここまである程度優しさが目立ったプロデューサーが、機材トラブルから復旧までのシーンで「続けさせてください!」と強い意志を表明していたところには、当人の成長と元から匂わせていた芯の強さを感じて本当に良かったです。社長の人を見る目は本当にすごい

休憩明け一発目の瑠璃色金魚と花菖蒲、宇宙で一番すごい演出……………………………………
真面目に話すと、一番の新人で東京にも慣れきってなかったような初期シーンがあるアイドルを、あの場であそこまでかっこよく扱えるのはシビれました。
元々大好きな楽曲なうえ、あの非現実感を取り入れたエフェクトや、逆にGift Signの時に用いたfpsの上昇を使った現実感を高める演出など、一つの楽曲に詰め込んだとは思えない量の表現を使われていて本当に引き込まれました。
さらに、これらの演出を次のハミングバードでも使用しており、先の激しいアップテンポなチューンとは違い『壮大な聴かせるタイプ』の楽曲だったので、同じ表現技巧でも全く違う印象を感じ取りました。
もちろんエフェクト自体の違い等もありますが、それ以上に『ステージ上のアイドルが今この瞬間の主役』と言わんばかりの豪華な演出をそれぞれのアイドルが自分の色にメイクアップしている感じがして素晴らしかったです。

オレンジノキオク、曲調的にも楽曲のテーマ的にもこの終盤の繋ぎにピッタリで、「ここから締めにどんどん入っていくんだなあ」という寂しさと「まだライブは盛り上がりを残してるんだ」という期待感を『夕暮れ』に合わせたような雰囲気がより引き立てていると感じました。てかシアターデイズでの背景めちゃくちゃいいよねオレンジノキオク

この後Team8thの楽曲が始まるんですけど、その前に一つ
始まる直前の真っ暗なスタジオにTeam8thの5人が並んでいるシーンが挟まるんですけど、その部分が『実際に現実で行われたライブのワンシーン』に見えまして。
もしかしたら今観たらそんなことはないのかも知れないですけど、自分はあの瞬間確実に『実在するTeam8th』を感じました。個人的にミリアニ通しても一番好きなシーンだったかもしれません。

ラスボス、REFRAIN REL@TION。比較的静かめな伴奏に確かな覚悟と気持ちが詰まっている楽曲で、セブンカウントに始まったこのプロジェクトを締めくくる楽曲としての正解を叩きつけられた気持ちになりました。よく考えてみればメンバーも一緒だ
そんな楽曲ですが、劇場での音響で確実に数段階レベルが高く感じたので、間違いなくライブ向きな『アイドルソング』という一面も感じました。高田 暁様、神とさせてください

そして、そんな楽曲の最終局面に差し掛かる時、突然の全員参戦。心の中の外国人がスマブラSPの発表見たときくらいビックリしてました。
『あくまでTeam8thとしての楽曲』として扱っていた前半と、『@曲らしい全体曲』として扱う終盤でこの楽曲の二面性を表現するだけでなく、『その先の未来も39人で歩み始めていく』という希望をも感じて、ここまでのストーリーをここに詰め込んだような最高のフィナーレでした。1000000回泣きました。

「いや~、本当に凄いものを観た……」と感情になっていると、最後にEDとして流れた楽曲がBrand New Theater!と。
個人的に「この楽曲が公演の最初に流れる確率が高いだろう、流れたら絶対コールしてやろう」と思ってたんですけど、まさかのグランドフィナーレに採用されて逆に声が出ませんでした。
それに、この楽曲と同時に流れている映像が『劇場の通常運営の風景』で、劇場へようこそ!のテーマとしてここからの始まりを表現しているようで一番良い使い方だと感じました。叩いてきた扉をここで開いていくんだよなあ

そしてスタッフロールも流れ、今回の件の主催であった鯖主さまの名前も確認し(応援プロデューサーみたいなやつ)、ボイスシアターでダルマの話を聞き、『本当にいいものを観た……ありがとうございます……』となっていたら、突然の周囲からのアンコール
そんなものはないと思っていた(Rat A Tat!!!の特典映像は最初のクレジットなしのOP映像だと思ってた)ら、聴きなれたピアノイントロ。
しっかりアンコールとして専用映像がありました。まるで2話のひゃくまんの輝きから見えたあのシーンを現実にしたかのような素晴らしいライブ映像で、しかもフル尺だったため本当にそこだけでひとつのライブを観たかのような満足感を得ることが出来ました。改めて飛ばしてくれて本当にありがとうございます……

おわりに

ここまでいちミリオンPの感想文を読んでいただき本当にありがとうございました。
もちろんここへ来るまでの1~8話も本当に素晴らしく、それがあったうえでの9~12話だと思っているので、もしこのnoteで興味を持っていただけた方がいたらまずはニコニコ動画にてアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」1話をご覧いただけると本当にうれしいです。
繰り返しにはなりますが、当企画を立案していただいたセディエル様、および企画に賛同、出資していただいたLTNの皆様には本当に多大な感謝を申し上げます。こちらのブログを以てして当企画、及び#ふわっも豊洲を終了とさせて頂きます。

とりあえず、自分は今からU-NEXTでいちから観返すことにします

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