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2022年凱旋門賞の軽展望

ダービー馬はダービー馬から 凱旋門賞馬は凱旋門賞馬から

よく言われる格言。
日本ダービーを見てもこの10年はディープインパクト産駒が7勝。そのディープインパクトは日本ダービーを制した馬。まさに格言通り。
この格言は凱旋門賞にも通じる。
ある日本人競馬記者がか欧州のベテラン騎手にこんな質問をしたという。
「凱旋門賞を勝つためにはどうすればいい?」
返ってきた答えは「ガリレオの子供を連れてこい」だった。
ガリレオは数年前まで長年にわたり凱旋門賞で幾頭もの活躍馬を生んだ名種牡馬。ガリレオの孫のエネイブルも凱旋門賞を勝利。
ガリレオ自身は凱旋門賞の出走はなかったものの、父親のサドラーズウェルズも名種牡馬で産駒のモンジューは凱旋門賞馬。
つまり凱旋門賞を勝つには凱旋門賞で活躍した子供ないし孫の血筋の馬を連れてくる必要がある。
なので凱旋門賞を予想する場合にはまず血統を見て凱旋門賞で活躍した馬の名前が入っているかを探すところから始めることになる。
日本馬では、ステイフーリッシュの父は凱旋門賞2着2回のオルフェーヴルと同じステイゴールド。
ディープボンドの父キズナは凱旋門賞4着、その父ディープインパクトは3着。
タイトルホルダーの母父は凱旋門賞を制したモンジュー。
ドウデュースの父母父トニービンは凱旋門賞馬。
海外の出走馬も同様の観点から好走馬を予想することになる。
ダービー馬はダービー馬から、凱旋門賞馬は凱旋門賞馬から。


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