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2022年凱旋門賞の軽い予想と重い印

大事なのは年齢馬場
中心は3,4歳馬であり5歳以上は成績がガクッと落ちる。過去20年で5歳で勝ったのはヴァルトガイスト1頭のみで、しかもその年は5歳馬のワンツーという超特殊なケースだった。
枠は内目が有利。ロンシャンが改修してからの3年は昨年の覇者トルカータータッソ以外はすべてゲートが一桁番台。それ以前も一桁番台が優勢。欧州らしく内をロスなく回る意識が働いて外目の馬は不利になる。
馬場が重くなるとより一層欧州場が優勢。日本馬はこの欧州独特の馬場に泣かされ続けてきた。悪化すればするほどドイツ馬が活躍するというケースもある。

以上の点を踏まえた印は以下
◎ウエストオーバー
○メンドシーノ
▲アルハキーム
☆バブルギフト

ウエストオーバーは英ダービー3着ながら愛ダービーでは2着に1.2秒差をつけての勝利。ここでも十分通用する素質がある。さらに3歳馬で枠も一桁番台。こんなに人気がないのなら買い一択。
メンドシーノは前走バーデン大賞で昨年の凱旋門賞覇者トルカータータッソに勝利。そのトルカータータッソは5歳で当馬は4歳。同じドイツ馬なら好走する可能性が高いのはこちら。枠も最内で馬場が渋ってるのもいい。
アルハキームは3歳馬で内枠が絶好。しかも血統構成が2020年覇者のソットサスと同じ。ただ2400mの距離経験がないのとスタートが不安。仏ダービーは出遅れて後方。凱旋門賞ジョッキーのC.デムーロ騎手に期待。
バブルギフトは渋った馬場に対応できるし、こういう崩れのない馬がしれっと3着以内に入るのが凱旋門賞。初めて59.5kgの斤量を背負うのと枠が良くないのがどうか。O.ペリエ騎乗は心強い。

そのほかの人気馬は△扱いでヒモに。日本馬で面白いのはあえてのステイフーリッシュ。7歳にして初めて海外重賞を制覇。まさに父ステイゴールドと同じ。その遅咲きのステイゴールド産駒らしくここにきて体が逞しくなった。今回この枠でこれまで逃げて結果を出してきたのだからここも行くしかないでしょう。

今年は印の通り大荒れを期待しています(笑)

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