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野良カンストに必要なこと、サーモンランNWについて

どういう話?
野良カンストをするには様々な知識、試行回数、下準備、まとまった時間、全てをやる意識、諦めないこころが必要だ。

筆者の概要
・スプラ2とスプラ3合わせて約1700時間プレイ
・スプラ2のバイト回数は約6000回、スプラ3のバイト回数は約6000回
・スプラ3は発売初日から始め、現在5ステ野良カンスト達成(どんぴこ以外)

有名なサーモンランプレイヤーのように上手くはなく、最初からセンスがあったり、容易にカンストできたりしたわけではない。

初めての野良カンストチャレンジでは、800〜900で何時間も沼り、挫折した。

沼りに沼り、放心しているイカちゃん

しかし、その1ヶ月後にムニエールで野良カンストを達成することができた。
以下には、私が野良カンチャレンジで必要だと思ったことや意識したことを書く。

難しいことを考えずとも野良カンストできた、感覚でやれば野良カンストできたという人には参考にならないと思う。
野良カンストしてみたいが、ただやるだけではできなかったという人には何か得るものがあるかもしれない。


野良カンストに必要な知識を持つ


サーモンランについての知識は山ほどあるので、具体的なことはYouTubeやTwitter(X)で知って、実践してみてほしい。ここでは個人的に、野良カンストに必要だと思う知識をピックアップする。

・そのステージの特徴(広さ、シャケが湧く方向の数、注意点など)
・初動で塗りたい壁
・そのシフトの編成の特徴(評価、注意点、有効な立ち回りなど)
・オオモノ討伐の優先順位
・オオモノの寄せ
・一部のオオモノが居座る固定の場所(カタパ、タワー、テッキュウ、コウモリ、ハシラ)
・使うブキのダメージ数と各オオモノの確定数
・使うブキが得意なオオモノ、苦手なオオモノ
・そのシフトにおいて、使うブキが求められる役割
・特殊waveについて(ヒカリバエの集合場所、グリルの誘導、カンケツセンの位置の予想方法など)
・スペシャルの特徴(どのオオモノに有効か、有効に使える状況はどんな場合か)
・スペシャルを切るタイミング
・100秒間の中での前半、中盤、後半の有効な立ち回り
・その他小ネタ

書き忘れている項目があるかもしれないが、思いつく限りはこのくらいだ。

初動で塗りたい壁の例



強い編成の下調べ


シフトの編成はゲーム内か、アプリから見ることができる。アプリから見る方がより多くのシフト予定が見られるので、おすすめ。
初めてカンストを狙う際は、Twitter(X)で各シフトの編成評価を出している方々の評価を見て決めるのがいい。できるだけ複数の評価を見るとそのシフトについて深く知ることができる。
また、シフトは深夜1時、朝9時、夕方17時のいずれかの時間から始まるので、日時と生活習慣を合わせて選ぶのも大事だ。
自分にありがちなパターンとして、深夜1時から始まるシフトで野良カンストを狙おうとすると集中力が続かず、プレイが雑になったり頭がおかしくなったりするので、できるだけやらないようにしている。

頭がおかしくなっても、
バレルスピナーを持たされるイカちゃん



シフトの開幕に合わせて時間を空ける


そもそもなぜシフトが始まる時間から潜る必要があるのかというと、開幕の時間帯は同じようにカンスト目的で潜る上手いバイターが多い傾向があるからだ。そのため、スタートダッシュをすると周りも上手いので、どんどんレートを上げることができる。

前述した通り、シフトが始まる深夜1時、朝9時、夕方17時から数時間〜数十時間サーモンランがプレイできるように準備しておこう。具体的な時間はそのときの目的と自分の実力に応じて変えよう。
私の場合は、そのシフトで危険度MAX以上は辿り着いてやるという固い決意を持っている場合、最低でも6時間は空ける。6時間としたのは、以前野良カンストした際に700に到達する過程で10回前後失敗した経験からである。10回前後失敗した場合、700に到達するまでに必要な時間が大体6時間である。500〜700は上手な人でも沼りやすいレート帯なので、早々に抜けたい。(その上に、非常に沼りやすいレート帯があるが……)

非常に沼りやすい800帯の例


一度寝たり、他のことをしたりしてから再開すると、案外すんなりレートが上がることもあるので、翌日も空けることが多い。




休憩をとりながら、ひたすらに潜り続ける


実力をつけるには、試行回数を積むことに尽きる。
対人戦とは違い、サーモンランでは反射神経がそれほど重視されず、レートを上げるには知識と経験が必要になってくる。
知識はYouTubeのカンスト勢の配信や解説動画、Twitter(X)から得るといい。また、上手い人から直接教えてもらうのも一つの手だ。
経験はひたすら潜り続けて回数をこなそう。そのシフトでステージの理解度やブキの練度を上げてみよう。カンストができなかったとしても、絶対にその経験は今後役に立つので、無駄にならない。

自分が下手すぎて野良の人に迷惑をかけてしまう、ずっと何もしていないままwaveが終わってしまうので潜らない方がいいのではないか。そう思っていたときが私にもあった。
大丈夫だ。クリアできないなら順当にレートが下がっていくだけなので、いずれ適性のレート帯に行きつく。潜って慣れるのも非常に重要だ。
私もまだ5000回しかやっていないので、これからもっと慣れて視野が広くなることを楽しみにしている。

はじめは身構える「キケン度MAX!!」も慣れてくる


とにかくサーモンランをやろう。そうしないと、始まらない。
ただ、ずっとサーモンランをやっていると、サーモンラン漬けで頭がおかしくなってくる人は、きちんと休憩を挟もう。



変えられるのは自分の行動だけ


野良サーモンランをする中で、しっかりオオモノを倒して納品していたのに、なぜか失敗した経験が誰しも1回はあるだろう。原因は無限に挙げられるが、その全てを解決できる方法がある。
それは、使うブキに合わせてできる限り全てやる意識を持つことだ。”全て”とは、オオモノ処理、雑魚シャケ処理、塗り、納品だ。この中で何かをやらないなら、味方に押しつけていることになる。
また、デスするとオオモノ処理、雑魚シャケ処理、塗り、納品の内1つもできないばかりか、他3人に味方の復活というタスクを投げることになるので、他3人の負担を増やすことになる。

リッターやローラーなど得意不得意がはっきりしているブキについては、得意な部分をイカす立ち回りが恐らく1番強い。リッターであれば、寄せられるオオモノは寄せて、永遠にオオモノを倒し続ける。ローラーであれば、雑魚シャケを倒して塗りを確保しながら納品を積極的にする。
しかし、味方がタワーを放置していていれば、手遅れになる前に、ローラーでもタワーを倒さなければならない場面はある。そのため、使うブキの得意なことだけをしていればクリアできる訳ではない。雑魚シャケの処理と納品を積極的に行うだけで盤面を把握しなければ、タワー2本からハイプレを打たれ、カタパ3体分のマルミサが落ちてきてWork’s Overする。
使うブキの得意なことをしつつも、全てをやる意識が必要になる。

この全部やるという意識は、特にランダム編成で必要になる。
ランダム編成では、なぜかブキ種が偏って支給されるときや短射程のブキしか支給されないときもある。

チャージャー種だけのグリル戦


毎回編成が変わることと、クマブキが支給されることがランダム編成の主な楽しい要素だが、その分編成事故も多い。
基本的にサーモンランは、味方と同じ行動をとるという立ち回りは時間を無駄に使ってしまうことか多いということもあって、味方がやっていないことをやる意識も必要になるだろう。



諦めないこころを持つ


ここまでごちゃごちゃと様々なことを挙げてきたが、これが1番重要だ。

野良カンストチャレンジをしていると、特に沼ることなくカンストできる一部の人以外はイライラしたり、諦めたくなったりするだろう。私もそうである。
イライラするのはしょうがない。
野良の人の処理数が少ない、すぐデスする、オオモノを寄せない、スペシャルが残ってるのに切らない、納品を全くしていない、カモンがうるさい、味方撃ちで煽ってくる、ヘルプを押さない、ウキワ状態で動かれて蘇生しにくい、機動力のないブキで海岸遠征に行ってデスする、グリル誘導がおかしい、ヒカリバエの集合位置がそれぞれ違う、開幕スペシャルを使う、納品数が1足りない、1wave目で失敗する、レートが下がるのが続く、自分のプレイングのせいで失敗した……………などなど。イライラする原因を挙げたらキリがないほどある。
イライラするのはしょうがないが、ストレスの発散は人に迷惑をかけないようにしよう。

悲しみのWork’s Over!!

野良カンストを目指す途中で、ダムで3wave目に満潮ヒカリバエがくる、カタパ → タワー → テッキュウ → テッキュウ → タワー → タワー → カタパというゴミ湧きを引くといったような”運負け”でWork’s Overしてこころが砕かれる人や、長時間サーモンランをプレイしている中、連続で失敗して精神がやられる人を何人も見てきた。
限界を感じたら、そのシフトでの野良カンスト狙いを辞めてもいい。だが、ぜひ野良カンストを諦めないでほしい。

ここで根本に立ち返った話をする。
サーモンランは、ゲームである。イカ/タコちゃんが行うバイトという立ち位置だが、実際プレイして現実のお金がもらえるわけではない。たかがゲームだ。
ゲーム内で得られるものは金バッチだけである。さらに、金バッチはレートが999になるまでの過程は何でもいいので、野良カンストにこだわる必要はない。フレンドカンストでも、養殖でも、代行でも金バッチはもらえる。

私は全ステ野良カンストを目標にしている。ここまで野良カンストにこだわるのは、試行錯誤しながら1人で頑張った努力が報われるのは最高に楽しいと思うからである。だから、カンストできずとも、試行回数を積んで、考えながらプレイしている経験は”次”につながるので非常に価値があると思う。
今までにドンブラコで野良カンストをしようと3回挑んでいるが、見事に3回とも辞めている。でも、いつか野良カンストして船を沈めたいと思っている。

2023.9.29追記
ドンブラコ野良カンスト達成しました。前よりも少しだけ自分が上手くなっていることを実感してできたし、嬉しいです。



サーモンランというゲーム


サーモンランはゲーム側から制限される条件が多い。編成とステージ、支給されるスペシャルはランダムだし、干満や通常/特殊、そのwaveで使うブキもプレイヤーは選べない。オオモノの湧きもクマサンの匙加減次第で、1シフトは40時間限定だ。
ゴミ湧きや編成とステージが合っていない、スペシャル構成が終わっているなど運ゲー要素は確実にあると思う。

ランダム編成特有の編成事故


しかし、それでも楽しいと思う。自分の立ち回りを試行錯誤しているとき、自分の最高レートを更新したとき、スペシャルを上手く使えたとき、打開がうまくいってクリアできたとき、ナイスが飛び交う職場…………やはり、楽しい。

プレイヤーをイライラさせながらも、3waveクリアという解放感を伴う楽しさ、リスクとリターンのトレードオフ、レートが上がるにつれてもらえるバッチを用意しており、ゲームとしてよくできている。
また、通常編成に加え、ランダム編成があることで様々な編成やブキを練習することができたり、クマブキでシャケを溶かしたりと楽しみ方は幅広い。


最後に


ここまで野良カンストとサーモンランというゲームについて述べてきたが、何か目標を持ってプレイして、それが達成される瞬間は本当に心地よいと思う。
野良カンストを目指す中で精神がやられたり、立ち回りがわからなくなったりすることもあるかもしれないが、諦めないでほしい。

今は各ステージ1回ずつだけしか野良カンストしていないので、野良カンスト合計10回を目標に頑張ります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。




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