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YouTubeのチャネル登録1,000人、視聴時間4,000時間を超えるまで

YouTubeチャネル「小泉耕二の未来予報」が5ヶ月かかって1,000人を超えました。そして、昨日視聴時間も4,000時間をこえ、広告を貼るための申請ができる閾値をこえました。

わりと、これを一区切りに考えてる人も多いので、わたしとしてもとても嬉しい限りです。

周りには、数本で1,000人を超えるという強者もいるので、ちょっとお恥ずかしいのですが、そこに至るプロセスや思ったことを書き綴ろうと思います。

YouTubeを始めたきっかけ

2020年、新型コロナウイルスによって予想もしない事態が起きました。客先にいくこともできず、可能な限りの在宅勤務を余儀なくされました。

そんな今年にのGW、例年時間がある時にしかできないことを何か一つやるようにしていたのですが、今年は以前より考えていた動画配信をやることに。

動画配信といっても、撮影をして流すだけでは、見てくれるわけもないので、テーマ設定も重要だと思いました。

私の場合、人生のミッションとして「デジタルxビジネスについて、多くの人が理解を深め、デジタル社会の歩き方を見つけてもらう」というテーマがあるので、「これしかない!」と思いました。

テレビやラジオに三年以上出演させていただいていて、いろんな知識レベルの方に、わかりやすく、かつ、ためになるという情報の伝え方がいかに難しいかを肌で感じています。

しかし、これから大人になる学生さんや、社会人でもこれからデジタル社会と向き合う必要がある方、今まさに直面している方にとって、この情報は必要なことだと思い、頑張ろうと思った次第です。

この辺は自己紹介動画を作ったので、よかったら見てください。


下調べをした時点から甘くない世界が待っていた

いざ、YouTubeをやろうと思ったとき、一体どういう動画が流行っていて、どういう人が見ているのだろう?ということから調べることになったのですが、結論からいうと、以前でいうと「帰宅してテレビでスポーツ観戦をするようなライフスタイルの方」が見ている。という感触でした。

仕事に疲れて帰宅して、プチッとテレビをつけるのではなく、SNSで友達と連絡をとったり、お気に入りのYouTuberの動画を見たりするという感じです。

正直、デジタルxビジネスなんて、真面目なテーマは、仕事の時は見たくても、家に帰ってまで見たいと思われないだろうなと思いました。

実際、IoTNEWSのトラフィックも圧倒的に平日の勤務時間帯のアクセスが多い状況です。

といっても、私にはこれしかテーマがない。

観そうな人の数は少なくても、それなりには存在するであろう、このテーマを知りたい方はいるはずだ。

しかも、これからもっと動画をみる習慣が当たり前になってきた時に、現状テキストメディアで情報を見ている人も少なからず動画でみるようになるはずなので、そういう方のために動画を積み上げておこうと考えました。

ちなみに、私の予想では3年後の2023年くらいにはわたしのような動画を見る人は増えると思ってます。

なので、3年くらいはとにかく動画を積み上げていこう、YouTubeを見ている人の中からファンを獲得していこう、という方針ができました。

やめたくなるというのは本当の話

よく、YouTubeをやっていて、「やめたくなる」という話を聞きます。

これは半分本当です。

理由の一つは、「動画を公開しても大して見られない」「チャンネル登録者数も伸びない」ということでしょう。

数万人に見られるならともかく、数十人、数百人では辛いということです。

この基準は人それぞれなので、なんとも言えないですが、私の経験では、それなりの数の動画がアップされていれば、初め視聴者が少なくても、後からどんどん伸びてくるなという感触があります。

とはいえ、どうやったら見られるの?というところも気になるところだと思います。ファンもいない状態で、見てもらうには、検索してもらうか、他人の動画の横に自分の動画が出現しないといけません。

もしくは、すでに別のSNSでファンがたくさんいる人はそこから引っ張ってくるということになります。(ただ、動画を見る習慣がない場合は、続かないケースが多いようです)

まず検索してもらう、他人の動画の横で表示してもらうのは、割と簡単で、YouTubeの検索窓にキーワードを入れて、それなりの視聴回数がある動画(=見たい人が多いテーマ)を探し、同じテーマで動画を作ることです。(もちろん中身はオリジナルにしてくださいね)

これで、誰か知らない人が自分の動画をみるようにはなります。

ただ、ここで重要なのが、「そもそも面白い動画でなければならない」ということです。

面白いかどうかは、YouTubeの管理ツールを使うと、「視聴維持時間」という指標で判断できます。これが40%以上だと、見ている人が割と最後まで見てくれているということだと言われています。

つまり、テーマだけパクっても、中身がつまらないとすぐに切られてしまうので、最後まで見てもらえていない(=つまらない)ということに気づくことができます。

私の周りには、TwitterやFacebookのフォロワーが何万人もいるような方も多く、そういう方は、あっという間にチャンネル登録者数が1,000人も超えるのですが、いつまで経っても広告がはられていないのを見るに、視聴時間が伸びていないのだろうなと思います。

ちなみに、YouTubeで広告を貼るには、チャンネル登録者数が1,000人、視聴時間の合計が4,000時間となっていて、後者が伸びない、つまり、知り合いは多いし、告知するとリンクを押すけど、内容は見られていないという状態なのです。

個人的には、これが最も「辛い」と思います。あっという間に1,000人のチャンネル登録が集まっても、見られていないという事実は、知り合いだから登録はするけど、過処分時間を使ってまで見たい内容ではないということが自分でわかってしまうからです。

やめたくなるもう一つの理由

長くなりましたが、やめたくなる理由のもう一つは、「ネタが続かない」ということです。

毎日面白いことをやるのは辛く、ネタ切れを起こすし、何かを解説するにしても相当な情報量を毎日仕入れている人でないと続きません。

よほど言いたいことがある人でも365日主張するのは難しいのです。なので、人気YouTuberを見ていると、同じことを何回もやってるなということに気づきます。

その結果、人気の本をひたすら紹介をしたり、時事ネタを話したり、何気ない日常を定点観測するといった動画が増えてくるわけです。

しかし、私のようにビジネスネタをやる人にとっては、時事ネタはともかく他のテーマはやりづらいものです。そこで、続かない時にやりがちなのが「コラボ」や「ライブ」です。

コラボの方は、出演者のファンを取り込もうという考えなのですが、他人のファンは所詮他人のファン。その後自分のチャンネルを続けてみてくれるようになるには、相当な魅力をその場で発揮しないといけません。

また、だらだら話しているのが許されるのはファンが多い人だけなので、ガッチリ編集しなければならない。そうすると、相手のこともあってどこまで編集するか悩んだり、テロップに表現のミスがないかを確認してもったりする必要があるので、なんなら一人でやるより大変な作業が待っているのです。

一方、ライブの方はというと、ファンがそれなりに多いとライブも盛り上がるのですが、ファンが少ないとかなり寂しいライブになります。

ライブのいいところは、だらだらやっても、その人のことが好きで見ている人が多いので、視聴維持率が高く、視聴時間も稼げるということに尽きると思います。SNSのフォロワーが多い人なんかはいいかもしれませんね。

でも、逆にいうと、大してファンがいない人がライブをやっても、べったり見てくれる人がいないということが起きてしまいます。

「ライバー」と呼ばれる職業がありますが、彼らはライブを毎日やって、ファンを惹きつけていて、投げ銭をもらったり、ライブマーケティングと呼ばれるテレビの通販番組のような商品販売をやって稼いでいるわけですが、本当にすごいなと思います。

私の場合はというと、もともと毎日IoTNEWSでネタ更新をしているし、インタビューやら取材やら、世界中を飛び回っていたというのがあるので、コロナが収束して、取材に行けるようになればネタに困ることはないなと思っています。

今現在でも相当なストックがあるので、話すことは山ほどあります。

そこで、初めてしばらくはキーワード解説をずっとやっていたのですが、最近ではトレンド解説やニュース解説を始めていて、今後は取材ものや体験もの、動きが見れるから面白いネタを増やしていきたいなと思っています。

「毎日更新した方が良い」というのは本当か?

YouTube必勝法の動画を見ていると、これは誰もが言っています。

でも、本当のところはよくわかりません。副業とか情報商材を売りたいような方はともかく、本当にビジネス系の内容を解説しているような方にとっては、とても毎日なんて更新できません。普通の人は普段の仕事が忙しくてとてもやってられないでしょう。

しかも、前述したとおり、初めは特にやめたくなるし、とにかくモチベーションのキープが難しいのです。

そこで、私は「毎日更新した方が良い理由」を知っておくことが重要だとおもってます。

もし、あなたがYouTubeをみる人で、ある人の動画を偶然目にする。面白かったなと思ったら次どうしますか?

多くの人は、他の動画をもう一本見ます。

そうやって、いくつかの動画をみる時間があるか、逆にみる時間がないから後からまた見たい、という人がチャンネル登録をするのです。

逆にいうと、「チャンネル登録をしてください」とプロモーションしたところで、その人がYouTubeをみる習慣がなければ続きません。結果、登録者が何人いようと視聴時間が伸びないという結果になるのです。

つまり、誰かが偶然自分の動画を見た時に、たくさん動画があって、「これも見たい」「あれも見たい」という状態をつくることが重要なのです。

なので、毎日更新しなくても、はじめに100本くらい(作れるのなら)作ってしまって、始めるというのも手かもしれません。

動画数があればチャンネル登録者数は自然増するので、あとは続けて気にしてくださっている方に、更新情報をお届けするということになります。

つまり、ある程度のチャンネル登録者ができてしまえば、あとは決まった曜日に更新するなど、定期的に更新をすることの方が重要なのかもしれません。

私はこれからどうするのか

これらのポイントに対して私はどういう状態かというと、

・検索されるテーマか?→検索ヒットを狙わない動画は検索されていない(残念だが試聴数も伸びない)
・毎日更新できるか?→平日ならできそう
・視聴維持時間は?→40%を切ることはほとんどない
・合計視聴時間は?→4,000時間を超えた
・SNSのフォロワー数は?→1,000人くらいしかいない

とい状況です。でも、「試聴されれば良い」「試聴数と維持時間がすべてだ」という考えはテレビと同じだなとも思うし、自分がやりたいテーマじゃないと見ている人もつまらないと思うので、私は当初の予定通り2023年に私のテーマに興味を持つ人がたくさんYouTubeを毎日見るようになると信じて、今の「デジタルxビジネス」というテーマで更新をしていこうと思います。

9月には久しぶりにビックサイトでも産業向けイベントが開催されたり、世界的なイベントもオンラインですが少しずつ始まっています。

動画という方式の良さを存分に発揮して、皆さんのお役に立つような動画を作っていければいいなと思います。

YouTubeチャネル、「小泉耕二の未来予報」をどうかご贔屓に!




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