築城3年、落城0.1秒
先週末は素晴らしい時間を過ごした。
僕にはありがたいことに彼女がいて、
その彼女と岩盤浴に行ったんだ。
岩盤浴で汗をかき、
疲れてきたら漫画を読んで休息をとって
最後は露天風呂に浸かって心も体も綺麗になった。
あとは彼女と
「いい1日だったね」とか
「どの岩盤浴が1番良かった?」とか
素敵な1日の余韻に浸りながら仲良く家に帰るだけ。
そう思っていた・・・。
彼女との待ち合わせ時間が近づいて来て、
最後にもう一度シャワーを浴びようと洗い場についた。
ぬるめのシャワーを頭から浴びて、
その場で簡単に身体を拭いて戻ろうとした時、
背中に水を浴びせられた。
ったく、マナーが悪いやつがいるなぁ
どんな輩が周りに配慮せずシャワーを浴びてるんだと
気になった僕は鏡越しに後ろの人を確認した。
するとそこに映ってたのは、
とうに定年は過ぎてるであろうおじさんが
豪快にお尻を洗ってる姿だった。
その間も、僕の背中には
おじさんの尻洗い汁の流れ弾を受け続けている。
気分が悪いこと極まりない。
入念に背中を洗い直し、逃げるようにその場を去った。
最高な1日が、一瞬にして最悪なものになった。
どれだけのものを積み上げようが
些細なことで全てが台無しになることを学んだ一日だった。
しゃらくせぇ
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