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セキセイインコ協会による理想的なセキセイインコの基準

健康状態....きわめて重要。もし、鳥の健康状態が良くなければ、それは減点の対象となる。完璧なコンディションの鳥は、完全に羽が生え揃った鳥であるとされる。黄色であろうが黄褐色であろうが、色に関係なく十分に健康であること。そして、十分に準備をしたかを示すのが羽なのである。

模様...後頭部から尾の先まで、段々と美しく細くなってくこと。ほぼ直線のバックラインとややふんわりとして綺麗な曲線を描く胸部を持っていなくてはならない。

翼...尾のちょうど真上で支えられ、翼同士が交差してはならない。翼の理想的な長さは根本から一番長い初列風切羽まで95mm。その中には、十分に成長し目に見える7枚の風切羽がなければならない。

頭...大きく、丸く、幅が広く、かつ、どの角度から見ても対照的なものが良い。頭蓋骨の湾曲は、嘴のろう膜から始まり外側と上方に続き、頭頂を通ってバックラインへつながる美しい曲線を描いていること。

嘴....顔にぴったり合っていること。

★目....輪郭がはっきりしていてキラキラしていること。そして、頭部のちょうどよい位置にあること。

首....左右、あるいは前方から見ても短くてゆったりとしていること。

尾....2つの初列尾羽があり、まっすぐぴんとしていること、理想的な長さは、翼の先から尾の先まで73mm。

ポジション....とまり木にしっかりと恐れず自然な感じで止まっていること。角度は30度の位置がよい。

★マスクと斑点....マスクは、くっきりと幅広く協会の基準が示すところに、均等に位置する6つの大きくて丸い喉の斑点がなければならない。外側の2つは、頬の斑点の下の部分と部分的に重なり合うように。斑点の大きさは、イラストを見ればわかるように、その鳥の他の部分と釣り合うような大きさであること。

★脚....まっすぐでがっしりしていること。前と後ろに2つの足指があり、爪はしっかりととまり木を掴んでいること。

柄....頬、頭の後ろ、首、翼にははっきりと目立たつようにあること。

色....くっきりしていて、むらがなく濃淡も均一に。

※以上が協会の規定とするところの、理想のジャンボセキセイインコのスタイルです。次回はジャンボセキセイインコの品種と画像をご紹介します。

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