Blue Mountain BeatboxのJADEDが良すぎるので叫んでいいですか

いいですよ


ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ちょっとね 良すぎるんだよな

Blue Mountain Beatboxっていま好きなタッグチームの3本の指に入るくらい好きなタッグチームなんですけど、その期待を上回ってさらに良かった

まず普通にメロディとかがめちゃくちゃに良いし、所々に挟まってるキメがかっこいい それと、ドロップ前のフィルが本当にかっこよすぎる 本当に あとScribbly Doodleのポリフォニックボイスがありえんくらい綺麗だし良い音 マジで歴代の中でもトップに数えられるくらい大好きなタッグのビートボックスなんだよな




さて



ここ以下は、



音楽オタク・分析ごっこになります




そういうのを見ても許せる人だけ見てね




まずこのタッグの曲を聴いていて耳に留まるのはScribbly Doodle(ロックみたいな方)の特殊音ですよね なんかパタパタ言いながら話すやつとかポリフォニックボイスとかめちゃくちゃ高いホイッスルとか 個人的に彼の使うような音って他のビートボクサーでは見られないようなものが多いなと思うんですけど、その理由が何か、と考えたときに、それを曲中に組み込むことの難しさはあると思うんですよね DoodleはStitchなどのように少ない音数で魅せるスタイルでも、Trung Baoなどのようにスキルの手数で魅せるスタイルでもないと思うんですけど、そのスタイルを取る上でビートとあの特殊音をうまく組み込んだビートボックスを作るのって相当難しいと思うんですよ

そう そこで引き立ってくるのがJordoX(ダンディな方)の作る基礎です JordoXはどちらかと言うと基礎音とベース(地声のベースとリップベースをよく使っている気がする)を中心に音楽性を武器にして戦うスタイルなんですけど、そんな彼の作るタッグの"基礎"の部分が盤石だからこそScribbly Doodleの特殊音とそれを使った彼らのスタイルのビートボックスを安心して聴かせることができるんです これ、タッグとしてものすごく理想的な関係性だと思うんですよね こういう活躍の仕方があるのがタッグの魅力というか

それで、この曲を聴いてるともうわんさかと細かいディティールの工夫が見つかるんですよね 特に0:44〜1:05くらいまでの歌のパート それぞれのパートに集中して聴いてみるとハチャメチャにディティールを詰めてあることがわかると思います 個人的に特に好きなのは0:51でScribbly Doodleが声を刻みながら歌っているのに合わせてJordoXもビートのリズムを合わせているところと0:57の「ジェイ」と歌っているときのディレイのリズムに合わせてJordoXがベースを刻んでいるところ いや〜〜 良すぎる 本当に
ここ以外のパートのではここに比べるといくらか細かいディティールの表現は少なくなるのですが、これも「手を抜いている」ということとは全然違うんですよね つまり、わかりやすく魅せる場面ではそのわかりやすさのノイズにならないように細かさを取り除いているんだと思うんです 先程も挙げたScribbly Doodleの特殊音の中でもポリフォニックボイスとホイッスルなんかは特に目立つ音なんですけど、それをそのまま最大限に目立たせるために目移りする場所を作らないようにしている ウェイトの置き方がめちゃくちゃ上手なんです それに、JordoXのビートを聴いてみると、落ち着いた場面では地声の静かめなベースを使う一方で比較的派手な場面ではリップベース系の派手なベースを使っているように、あの歌のパート以外でも絶対的な手数は少なくなりつつもめちゃくちゃディティールには拘っているんですよね

つまり何が言いたいかと言うと、Blue Mountain Beatboxの今回のワイカってマジで"理"をわかっている人間が作った片っ端から良い曲なんです

もう、本当に、愛なんだよな

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