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Wicky FESの記録

2022年7月17日に開催された「Wicky FES」のあいみゅう(とハニースパイスRe.)の一ファンの感想垂れ流し記事です。

Wicky.Recordsにゆかりのあるグループが集ったWicky FES、会場はあいみゅう過去最大キャパの豊洲PIT、個人的には3年3ヶ月ぶり。

とよぴ

開場

14時15分に開場、ステージには特大Wicky FESの横断幕。かっこいい!
数量限定WickyTシャツも無事入手。Lサイズがあって歓喜!

とても大きいとよぴのステージ

座席は固定で、番号は311番とかなり遅めだったので期待していなかったのですが、通路側の席で後ろも離れており振りコピ勢としては悪くない座席でした。(右二席も終始空席だったため、動きやすさ抜群でした)

座席にはあいみゅう2ndワンマンのフライヤー

開演前

客入れBGMとして、妄想キャリブレーション(以下、妄キャリ)の「はじまりがはじまる」、セトリに入らなかったハニースパイスRe.(以下、ハニスパ)の「Me・Me・ Me メリーゴーランド」、残念ながら出演辞退となったAppare!の「アイネクライネ幼き恋だね」などなどが流れ、ステージが始まる前からWicky楽曲ラッシュ。否が応でも期待が高まります。

OPトーク

15時15分、このまま客入れBGMずっと聞きてぇと名残惜しさを感じつつもいよいよ開演。Wicky.Recordsの代表でありあいみゅうプロデューサーの利根川さんと、IDOLY PRIDE(以下、アイプラ) 琴乃役の橘美來さん、さくら役の菅野真衣さんによるオープニングトークでスタート。このOPトークで星見プロのメンバーを登場させることで、最初から最後までステージを見ていただこうという素晴らしい作戦です。
我らが利根川さんがステージに立つということで、これは何かネタを仕込むしかないと思い、推しうちわを投入。

作成工数:5時間

トークが始まり、利根川さんけっこう緊張されている様子、そして座席が上手側で利根川さんが下手側にいたこともあり、うちわ振ってるけど気づかないんじゃね?と思っていたところで、もう一人の利根川推しうちわの使い手がイジられ、流れで菅野さんに気づいていただけました。ありがとう菅野さん!(無事ネタを消化して、ほっとしながらライブ本編を迎えるのでした)

あいみゅう

いつもお馴染みのSEからのスタートでしたが、今回は圧倒的な手拍子の量に衝撃を受けました。普段クラップがでかすぎると評されるふぁんみゅう(あいみゅうのファンの総称)ですが、この日は質より量で圧倒されている・・・!と少し呆然としながら1曲目を迎えました。

ライブがスタートし周りを見渡してみると、他のグループのファンもほとんど席を立って、多くの人がペンラを振ったり手拍子をしていて、これは生きてる対バンだと強く感じました。

最初の30分はグループとして届けたいであろう曲が詰まっていて、元々この6曲で1ステージだったのだろうなと。

Appare!の出演辞退により巡ってきた、ハニスパを挟んでの2ステージ目は、1ステージ目後半の新曲攻勢から一転して1stEPからの曲が多め。

4曲目の「初めてだよこんな気持ちにさせてくれたのは恋。」の最中に妄キャリの幻影が見えて、「あぁウィッキーフェスに妄キャリが…」って思ってたらいつの間にかペンラ折れてました(恐怖)

※妄キャリは2019年に解散したWicky.Recordingsがサウンドプロデュースを務めたアイドルグループで、「初めてだよこんな気持ちにさせてくれたのは恋。」はあいみゅうがカバーしている楽曲です。

月下儚美カバーを除く全持ち曲12曲+ファンロマ2回目、文字通り持てる限りすべてを出し尽くしたステージだったと思います。今年2月に開催された1stワンマンで披露された曲は12曲であり、それを超える曲数を豊洲PITで演じるのは、これまでの中でもトップクラスにハードな経験だったと思います。ラストのファンタは少し崩れてたかなと感じるところもあったんですが、なんかそれだけ出し切ってるんだなと思って逆に感動しました。あと愛南ちゃんは脚の負傷を感じさせないパフォーマンスになっていてすげーってなりました(本人がパフォーマンスに納得しているかは置いといて)

ハニスパ

曲数的にはWicky曲オンリーでセトリを組むことも可能ですが、Wicky曲を中心にフェスが盛り上がる感じで来ました。
あいみゅうに負けず劣らずの振りコピの楽しさを見せていますが、特に推し曲のFresh!!が聞けたのは嬉しかった!開幕して最初のあいみゅう30分+ハニスパ30分で相当体力持っていかれてました。

わーすた

かなり久しぶりに見たのでコ口ナ前で知識がストップしてましたが、そこはさすがのセトリの組み方ですね。定番曲で挟んで、間で魅せると。
大きいステージの使い方、あいみゅうにとっても参考になるところがたくさんあったんじゃないかなと思います。

クッショントーク

利根川さんとあいみゅうメンバー5名のトーク。利根川さんも2コーナー目でしたし、あいみゅうのステージ出番も終わり、雰囲気は緩やかに。あいみゅうメンバーが星見プロのステージを楽しみにしてそうな感じが伝わってきて、アイプラのファンにも共感してもらえたんじゃないかなと思います。

星見プロ

アイプラにはあいみゅう経由で入りましたが、ゲームは今ではLv158と割とのめり込んでいるだけあって、初めてパフォーマンスを見られるのを楽しみにしてました。1曲目のShine Purityのイントロで鳥肌立ちました。
今の声現場はどんなものなのかいなと思いながらフロア側を見てましたが、意外と自由に楽しんでましたね、下手なドル現場より元気で。
10年前ぐらいは二次元のオタクをやっていたので、MC長めのステージを見て、その頃を久しぶりに思い出しました。
あとは裏と表聞きたかったですね!いつ聞けるんだろうか・・・。

総じて

MAX1500キャパの豊洲PITで、集客はなかなか厳しかったかなというところですが(とはいえそれなりには埋まっているように見えるぐらいの人はいた)、Twitterで感想を見ると概ね大好評ですし、参加していた人にはかなり満足度の高いイベントだったんじゃないかなと思います。(個人的にも今年1、2位を争うライブでした)

コ口ナ禍を乗り切った近年の地下アイドルのオタクが疲弊している中で、地上に近いアイドルや、アイドル以外の土壌からファンを獲得できるイベントを自社開催できたというのは今後に繋がるものだったなと思いますし、Wicky楽曲が架け橋となって、多方のコンテンツが繁栄すればいいな、ひいてはあいみゅうが多くの人に見つかるといいなと思うわけです。

あいみゅうのステージですが、今回はふぁんみゅうだけの力ではない、アイプラのファンの力で成り立っていたステージだったかと。その一方で、アイプラのファンを動かす実力がグループに、楽曲にあったと言っていいでしょう。今は他力かもしれませんが、いつかは自力でステージに立つのがイメージできるような、今後の発展がますます楽しみになるライブでした。

ライブ後の特典会では、前からどこで使おうか悩みに悩んでいた30秒動画券で、あいみゅうの推しであるところの楠ゆりさん(愛称:ゆりめろ)に感想をいただきました、かわいいですね。


おまけ:私にとってWicky楽曲とは

私のドルオタ人生のスタートは2016年から通うようになったでんぱ組.incでした。でんぱ組.incが所属するディアステージの策略に乗せられ、わずか3ヶ月後に同じ事務所の妄キャリにも行きたくなっていました。

おそらく生でWicky.Recordingsのアイドル楽曲を初めて聞いたのは2016年6月17日のこの日。この頃メジャーデビューした後の妄キャリはEDMに謎の路線変更を切ったことにより、ライブでのWicky楽曲の割合は減っていき、ライブには行くものの徐々に楽しめなくなっていきました。(インディーズ時代に出会っていればと激しく後悔するのでした。)

純粋に全曲楽しめたのは、この神イベントぐらい。

そんなモヤモヤを抱える中、2016年11月に初披露された「Action!」が妄キャリの「YOUをちぇっくします!」に似ているとの某掲示板の書き込みを見かけたのをきっかけに、2017年から神宿に通い出しました(どちらもWicky楽曲)

2・3年通いましたが、神宿のWicky楽曲もないぞうサイコー以降はストップしていまい、妄キャリを彷彿とさせる急激な楽曲の路線変更に加えて、コ口ナ禍への突入もあり、私のアイドルへのモチベーションは徐々に萎れていきました。

コ口ナ禍が続く中で、2021年7月にWicky.RecordsプロデュースのあいみゅうのSNSお披露目。この頃は完全に惰性でアイドルオタクをやっていたので、どっかで被ったら見たいなぁぐらいのテンションでした。

というわけでお披露目に行く気力もなかなかなく、8現場目でようやくはじめましてしました。(そういえば最初は新規無料写メでしたね。)

その後は息を吹き返したかのように、現場数が増えていき現在に至ります。(年間120本ペース)

あいみゅうに通い始めた最初の頃の話。コ口ナ以前は現場が被ったら見たいというグループが多数あったのですが、コ口ナ禍を乗り切れなかったグループも多数あり、対バンやフェスで他に見るところがなくてイベントを楽しみづらい状況でした。
そんなしんどい状態を救ってくれたのもまたWicky楽曲でした。Wicky楽曲繋がりがきっかけで、ハニスパやスタフィオを見るようになり、優秀なサブ現場として楽しめています。

こうして振り返ると「ドルオタとしての原動力」それが私にとってのWicky楽曲なのかもしれません。

おしまい


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