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【2022年9月半ば】ド素人投資家の資産状況

◆早速結論、こんな感じ

純資産 = 個別株式 + 確定拠出年金 + 現金 - 負債

◆株安と円安

株安と円安が同時に進行しています。
おかげでなんとか、米国株の評価額は1,193万円と、ほとんど目減りせずに済んでいます。

株安の原因は景気後退懸念です。

8月26日のジャクソンホール会議で、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「インフレ抑制のために痛みを伴っても金融引き締めを続ける」と宣言したことで、金利の引き上げが引き起こす景気後退懸念によって株安が進んでいます。

ダウ平均は8月16日につけた34152.02ドルから、9月17日には30822.43ドルと、約9.7%下落しています。2022年初来では16.2%下落しています。

Trading View より

また、景気後退"懸念"と言われていますが、来年にも景気後退が現実となるのはほとんど確実のようです。

では、円安の原因は何かというと、金利差です。

米国および諸外国は、インフレ抑制のために政策金利を引き上げています。
一方の日本は、引き続きマイナス金利です。

この金利差により、単純に円を売ってドルなどの外国通貨を買う動きが加速し、2022年初には115円程度だったドル円相場は、今では140円を超えています。

Trading View より

米国の8月の消費者物価指数(CPI)が9月13日に発表されましたが、結果は市場予想を上回り、インフレがピークアウトしていないことが示されました。

インフレが続くことでFRBが金利を上げるため、この株安と円安の状態はまだしばらく続きそうです。

◆いつまで下がるのか

下落相場はまだ続きそうです。

これがいつまで続くのかは「わからない」のですが、そんな中で最近よく言われているのが
「2020〜2022年株価推移は、リーマンショックが起きた2006〜2008年の株価推移と酷似している」という話です。

仮に今後も同じような動きをするなら、当時は2009年3月が底でしたので、米国株は2023年の3月に底をつけ、そこからは長期的な上昇トレンドに乗っていきます。

ただ、株価が底をつけた2009年3月の株価は、2008年9月の半値まで下がっていました。

今の下落相場が底をつけた時、一体どこまで下がっているのでしょうか、、、あまり考えたくないですね。

◆今も株を買うべきなのか

どんな優良株であっても今のような相場で株価は下がります。なので、長期投資家にとって、一般的に下落相場は「買い場」です。

が、まだ下がるとも言われている中、無理に買わなくてもいいとも思います。

今は買い増しを控えてキャッシュを増やし、本当にもう一段階の下落が起きた時に投入する、というのもアリかなと思い始めています。

ちなみに私は「ポートフォリオの質を上げる」というのが目先の目標であるため、あまり相場は気にせず売買しています。

大きく下落している今「よし、買おう」と思える銘柄はポートフォリオの質を上げてくれるものですし、そうでないものはきっと質を上げてくれない銘柄です。

買い増しに動けない銘柄は損切りになったとしてと少しずつ売却し、買いたいと思える銘柄に資金を動かしたり、キャッシュを増やしたりしています。

なので、今が絶好の買い場なのかはわかりませんが、私はチビチビと買い増ししています。

◆最後に

株式投資は難しいなぁ、と感じています。
うまくいっている時、つまり相場全体が上昇している時は希望しか感じなかったんですけどね。

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