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投資はするな! #4 ~無料情報も結局は自分のため~

ここでは一般の方に投資をお勧めしない理由を記載していきます。


前回の記事で、投資に対するスタンスで2つのタイプに分けられると記載しました。

①この手法で勝った、このツールを使えば儲けられます
 =直ぐに儲けられると謳うタイプ

②投資で勝てるようになるには勉強が必要です 
 =時間が必要と謳うタイプ


タイプ分けはしたものの、結局両者ともに自分の利益しか考えておらず、そんな人たちにお金を使うのはムダだと記載しました。


一方で、上記のタイプ②には稀にまったくお金を要求せずに有益な情報を提供してくれる人がいます。
今回はそのような人について記載したいと思います。

このような人たちが、情報提供してくれる際の理由として語っているのが、

・自分が経験したこと(大きな損失を出すこと)を経験してほしくない
・これまでの経験を皆さんに還元したい
・日本人の投資のリテラシーを高めたい

といったことです。


確かに、それ「も」有益な情報を無料で提供してくれる理由だと思いますが、上記の理由は表向きの理由です。
裏の理由としては、有名になりたい、凄い人間だとアピールしたい、今後のビジネスにつなげたい、といったその人なりの理由があるはずです。


一般的には、人間が何か行動をする際、95%の理由は自分では把握しておらず、無意識に行われていると言われています。
(ファスト&スローといった心理学の書籍に書いてあることで、知っている方もいらっしゃると思いますが。)

投資の情報を提供してくれることも含め、人間の行動がそんな一言で表される理由、しかも耳障りの良い理由だけで成り立っているはずがないのです。
なので、語っている理由については真に受けない方が良いです。


もっとも、これは我々にとって悪いこととは限りません。
例えば、有名になりたいといった承認欲求を満たしたい行動と、投資を勉強したいという我々のニーズが重なる場合があるからです。

なので、このような人たちが提供しれくれる情報は上手く使えば良いと思います。
(長い間無料で情報提供し、最終的に有料の何かに誘導されない限りは)

ただし、このような人たちもあくまで自分のためにやっており、あなたのためではないということを忘れずに。
それが本日の言いたいことです。


投資はするな!
無料情報も結局は自分のため、あなたのためではない。


※ちなみに、私自身も主にYouTubeで情報提供してくれる人から学ばさせていただきました。
ただし、今は特に見ていません。

理由としては、
・最低限の知識があれば、あとは知識の有無ではなく、それをどう使いこなせるかが問題。
例えば、損切が重要を分かっていてもできないこととか。

・相場の状況を解説とかしてもらう必要がない。
チャートや新聞、ニュースを見ればなんとなく分かるので。

・相場観が当てにならない。
有名な人でも相場観がすべて正しいということはあり得ません。
まして、情報提供が上手い人がトレードも上手いとは限らず、情報提供してくれている人が本当に利益を上げているのか不明でもあります。
実際、相場観(ある商品が上がる下がるの予想)の解説してくれる場合、外れていることが多い印象です。
(実際にデータ取っているわけではないので、あくまで感覚ですが)

といったことが挙げられます。

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