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投資はするな! #1 ~勝てる人は極わずか~

ここでは一般の方に投資をお勧めしない理由を記載していきます。

投資をお勧めしない理由として、勝てる人(勝てるようになる人)は極わずかしかいないことがあります。
一般的には10人中9人は勝てず、1割の人のみが勝てていると言われています。
この数字の信憑性は分かりかねますが、負ける人の方が圧倒的に多いのは事実だと思います。

このような事実があるにもかかわらず、投資を始める人、やっている人は、自分がその1割に入ると思い込んでいます。


これまでの人生で、勉強や運動、なんでも良いですが上位1割に入っていましたか?
このような質問をすれば、当たり前ですが入っていたと答える人は1割しかいないはずです。

過去の経験などと照らし合わせ、客観的に見れば上位1割に入ることなんて簡単ではないと分かります。
それにも関わらず自分はその1割に入ると思ってしまうものなのです。

これは心理学的には「ダニング=クルーガー効果」と言われているもので、自分の能力を過大評価する人間の心理的特性の一つです。

アメリカの有名な実験で、「自分は他の人よりも自動車の運転は上手いと思いますか?」と聞いたものがあります。
普通に考えれば、上手いと思うと回答する人は半分の5割になるはずです。
しかし、この実験では8割の人が自分は他の人よりも運転が上手いと回答しています。


投資に対する考え方にもダニング=クルーガー効果が発揮されているようで、自分は他の人よりも上手い、投資で成功すると考えてしまいがちです。

投資はそんな簡単に勝てるものでもないですし、事実としてほとんどの人が負け、あなたが勝てると思っているのは単なる思い込みに過ぎません。
それが本日の言いたいことです。


投資はするな!
勝てる人は極わずか、自分は勝てるという考えはただの思い込み。

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