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投資初心者の練習帳【2023年12月振り返り】

今回は、2023年12月の取引記録より、自分の投資行動の振り返りをしていきます。
取引記録については電卓をたたいて計算した値なので、多少差異はありますが、ご容赦ください。


12月の取引履歴詳細

まず、表にまとめましたので、ご覧ください。
恥ずかしくて、見せられたものではありませんが、今後の自分の為でもありますし、読んでくれているみなさんの参考になればいいなと思って、公開します。
失敗続きの12月。興味があったら怖いもの見たさで覗いてみてください。笑えますよ。

2023年12月の取引履歴

まさに、損切貧乏状態ですね。
今月は、ボラティリティの高い銘柄への投資に初挑戦してみたので、その結果がこれだと思います。

取引履歴の考察

特に目立つのは、ジェイ・イー・ティー、QPS研究所の狼狽売り。
あと…広済堂ホールディングスで400株、狼狽売りしたQPS研究所は300株買っている辺りとか。
それから、12月上旬に取引していたnote。かなり上昇していたのに、売り時を逃してレンジ相場に逆戻りしてしまい含み益が0に。利確タイミングも悩ましいです。

思惑違いでレンジ相場になってしまいロスカットという流れは、ある意味で正しかったとは思いますし、下落銘柄に気づいてロスカットできているのは良いと思いますが、せっかく見つけた急騰株や上昇株を、小さく利確してたりボラティリティの大きさにビビッて狼狽売りしたりしているんですね。

そして、思うのは、10月から11月の、半導体銘柄の地合いの良さに引きずられて、旬が過ぎつつある半導体銘柄に固執して、思惑が外れているという状況が見て取れます。KOKUSAI ELECTRICなんか、特にそうです。
確かに、TOWAやAIメカテックでしっかり稼がせてもらったので、それらが調整が入ったりレンジ相場になったりしてしまって、どの銘柄を買えばいいのか分からず路頭に迷った感覚はありました。

12月の相場雑感

日経平均を振り返ってみると、個別銘柄に投資をし始めてみた9月後半辺りから、強い上昇トレンドだったんですね。
この上昇を支えたのは、何を隠そう、半導体銘柄でした。
当然そこに資金を入れておけば、笑えるほどに上がっていた状況だったんですね。

日経225の日足チャート

しかし、12月に入ってからは、米国長期金利上昇、円高へとシフトしていき、株式から資金が抜けていくという状況でした。
様々なセクターに資金は分散され、日本株から資金が抜けていき、日経平均はレンジ相場を形成し、ボラティリティも高くなっていきました。

12月中はまさにモグラたたきの様相で、日に日に上昇する銘柄があっちこっちと変わっていきました。
それゆえ銘柄選びが迷走していて、あまり知らない業界、分からない銘柄等に手を出してしまってロスカットという流れが頻発したんですね。

反省点・改善案

まず、握力が弱い。
それから、増し玉の気が早すぎる。
知らない分野の銘柄に投資している点も、問題です。
あとは…そうですね。リスク管理やポジポジ病についての問題点も露呈しています。

握力

現在、鋭意特訓中です。
きちんと銘柄選びをすれば、それなりの握力で維持できると思います。
自信がなかったり、思い入れが無かったりすると、握力は維持できない気がします。

増し玉のタイミング

地合いが悪い状況で大きく出ると、当然リスクも高まりロスカットとなった場合の損失も大きくなります。
ボラティリティが大きいなと感じたら、よほど自信のある銘柄以外は大きく買わない。
下落と見たら、さっさと手仕舞う。これを徹底すべきですね。

投資分野の選定

自分の知識が無い分野への投資は、よほど地合いが良くなければやめた方が良いと痛感しました。

私は元来理系人間です。
大学も工学や医療に特化した分野で卒業していますし、大学院は医療分野でした。
小さい頃からPCに触れ、電気回路をいじり、理科や物理化学が大好きで、スマホにいち早く乗り換えてきた人間です。
そんな人間が、流通の話や斎場の話や、金融や保険の話、小売りや商社の話が理解できるかという事です。
多分無理だと思います。
今、金融については必死で勉強していますが、なかなか厳しいと感じています。
なので、自分が興味があったり、理解ができたりする分野で戦うべきなんだと思います。

現在のポートフォリオにある銘柄で、自分の理解が及んでいない分野は…多分ありません。事業内容も理解できています。問題はなさそうです。

どちらかというと、これら分野がダメになった時に、次どう動くか…。これを考えて数か月先に向けた銘柄探しをすべきなんだなと実感しました。
個別の銘柄を探すというよりは、次注目されるセクターやテーマはどういった物なのか。そのテーマについて、徐々に情報を収集していく姿勢を続けていこうと思いました。

リスク管理・ポジポジ病対策

基本の個別銘柄について2ATRや10%については、継続していいと思います。
過去のチャートを見返してみても、ロスカットラインについて問題は無さそうに思います。
ジェイ・イー・ティーのチャートを見返すと、自分のロスカットラインを下限にしてレンジ相場を形成したのち、急上昇相場へと移行していました。
もしも、ちゃんと持っていたら…と悔やまれます。

どちらかというと、ポジポジ病の方が重症です。
すぐにルールとしている30~40%の余力を残すという項目を守れず、銘柄を増やしてしまいます。
そのせいで、資金が枯渇してしまい、増し玉の機を逃したりしている気がします。
小額投資なので、張れる銘柄が少ないのは仕方が無い。
少し前に聞いた「最初からそんなに儲けられるわけないじゃん。」という言葉をしっかりと肝に銘じるべきだと思います。
張れる銘柄が少ないからこそ、銘柄選択をきちんとすべきなんだと思います。
行き当たりばったりで銘柄を増やしてロスカットしていては、どんどん資金が減っていくだけ。
しっかりと投資対象となる銘柄を見極める必要がありそうです。

とはいえ、現在中期投資を画策している銘柄だけで投資資金に対して投資額が62%を占めています。
短期投資銘柄については、選択できても1000円台の小型銘柄を1銘柄、行けて2銘柄という所でしょうか。
1銘柄なら2単元、2銘柄なら1単元が限界だと思いますので、しっかりその範囲を守っていきたいと思います。

今後の展望

明日から2024年1月の相場がスタートします。

今持っている銘柄は、しっかりとホールドし、きちっと利益確定をしていきます。
NISA枠に入っている銘柄は、中期保有を前提としていますので、よほどのことが無い限りロスカットも利確もするつもりはありません。

短期投資については、セクターやテーマ単位で見ていこうと思います。
宇宙産業・ドローン・半導体・AI・防災・セキュリティ
この辺りの銘柄を重点的に見ていこうと思います。

円高、インフレ傾向にあるので、内需銘柄を視野に入れていくべきかなと思います。

後は、IPO銘柄や、チャートの勢いがある銘柄をチェックして、テクニカル分析で超短期売買を織り交ぜていきます。

1月はどんな相場になるか…。
結果がどうなっていくか…。
今は不安と期待が入り混じった複雑な心境です。
明日から、ウキウキ気分で頑張っていきたいと思います。
応援お願いします。

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