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おにっ誌 2024/1/23 | クロス円の値動き

クロス円、特にユーロ円に関しては、ショーターにとっての最悪のケースになるのではないか…ということを以前呟いた。

ここで言う最悪のケースとは、150円台での長期レンジ形成である。

今日の会合結果を見ても、なんとなくそんな雰囲気が漂っている気がする。

クロス円全般で考えると、春闘の状況を見つつマイナス金利解除されるのではないか…という思惑からの円高推移がありつつも、金融緩和姿勢が続いている以上は基本目線は円安方向。このパワーバランスの拮抗による高値圏でのレンジ形成のことを指している。

仮に相場が、ある大きなイベントをきっかけに「偏り」を生むエネルギーによって振られるのだとすれば、今はそのエネルギーによる励起が小さく、値動きも徐々に収束してくる頃合いかもしれない。

上がるか下がるかの二択ではなく、「動かない」という三択目が実は一番厄介で、これこそ日銀が望む「為替の安定」…という考え方もできる🫠

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