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おにっ誌 2023/10/04 | 「おはぎゃぁ」を避ける仕組みの例

朝起きたらペソ円が下げていた。

おはぎゃぁぁぁぁ…

とはならなかった。残念ながら。何故か?

高金利通貨の運用で最も怖いのは、含み損を抱えて身動きがとれなくなり、何年にも渡って塩漬けポジションを抱え、その後に追い打ちをかけるように金利が下がってスワポも低くなる、という事態だと思う。

そして、含み損を抱えてしまうと「なんとか建値、難しくてもその近くまでは引っ張りたい…」という願望も一緒に抱えることになる。例え建値までが500pipsや1000pipsという、利確幅としてはあり得ない数字であったとしても、建値決済に拘ってしまう。損切りをしてお金を減らしたくないから。そしてそのまま決済ができずに、投入した全資金を相場に流されるままリスクに晒し続けるハメになる。これが一番よろしくない。

ここで大事なのは、決済とは単なる反対売買(買ったあとの売り、売ったあとの買い)でしかないということ。さらに、指値決済は現在より有利なレートでの決済、逆指値決済は現在より不利なレートでの決済、だということ。

何が言いたいかというと、決済した結果として損失になろうと、ある時点から見て指値で決済出来ればそれは利確と考えても良いのではないか?ということである。エントリーには失敗して含み損を抱えてしまったかもしれないが、疑似的に特定のポイントでエントリーを行ったと見做し、狙いたいポイントで指値決済出来れば、それは利確できたと考えるやり方もあるのではないか、という案を唱えておきたい。

この考え方を組み込んでいるのが「ペソっとおにー」であり、このプランで運用しているので、おはぎゃぁ、と叫ばなくて済んだというカラクリのひとつである。

ふぅ… 書き疲れたので続きはまた今度。ばいちゃ

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