見出し画像

投資初心者必見!期待値の考え方とは?

なんだこの数式は?と思いましたか?w
この数式は高校で習う「期待値」の数式なのですが、投資と期待値ってなにか関係あるの?と思いますよね。

今回はそんな期待値について解説していきます。

ズバリ!
『期待値を理解したうえで取引を行えること=資産を正しく管理すること』です。

運用益が出ているあの人は投資のセンスがある人!なんてことはありません。
あるゆる情報から事実と仮説をもって取引することが利益率や勝率を上げるための一歩となるのです!

それでは「期待値」について解説していきますね。

期待値について

期待値=勝率と考えている方も多いかなと思うのですが、
僕自身は期待値と勝率は別の概念だと思っています。

投資=長期的に安定収入が得られるならビジネス
そうでないなら、ギャンブルになりえます。

期待値=賭け金に対して戻る金額の見込みのこと

期待値を再現するには回数が必要で逆に考えるなら、回数さえクリアできれば期待値は再現することができます!

2つの封筒の期待値を考えてみよう

2つの封筒があります。

A とBの封筒がある
どちらかの封筒はもう一方の封筒の「倍の金額』が入っている
あなたはAの封筒を受け取り、そこには10000円が入っていた。
相手の封筒Bを確認することはできない
あなたは封筒の交換を申し出ることができる
←わかっていることは相手の封筒Bには50%の確率で5000円or20000円

期待値で考えると
交換しない 10000円×100% 10000円
交換する 5000円×50%+20000円+50%
2500円+10000円←12500円

交換する方が良い期待値になると言えますね。
しかし、勝てない投資家は交換しないを選びます、
なぜなら、10000円の利益が確定しているからです!
相場に確実さを求め、勝率で考えがちなトレーダーによく見られる傾向です!

それでは勝率ではなく、期待値を考えて投資を行っていくと言うのはどういうことなのか解説していきますね。

投資に関するの期待値の考え方

まずが期待値の公式から紹介します!
投資の期待値については以下の公式を参考にしましょう。

投資の期待値(公式)
勝率×平均利益−負け率×平均損失

見込み利益
期待値×取引回数

投資を始めたばかりの方々は少ない取引回数で大きな利益を出そうと考えている方も多いです。

しかし、短期間で利益をあげようとすると、欲が入り大損してしまったなんて経験した人も多いんじゃないですかね。

そこで重要なのは、長期的な視点で考えることです。
みなさんも聞いたことがある大数の法則ってやつですね!
この大数の法則で考える=期待値で考えると一緒だと考えます。


投資家というのは2種類に分類されるかと思っていて

1.ビジネスとして取引をしているファンドや安定的に生計を立てている専業投資家
2.期待値を意識していない多くのトレーダー(闇雲に取引をして利益が伸びる訳がない)

この2種類で分かる通り長い目線で取引を行うことを必要とする投資家は当然「期待値」を意識して取引を行っています。

それこそ、お客さんのお金を預かって、無計画に取引を行う投資家はプロなんて言えないですよね?

投資家としてデビューしたその日からあなたもプロの世界で渡り歩かなければなりません。

なので目の前の運用益に一喜一憂することなく、この期待値という考え方を忘れずに取引に励んでいきましょう!

期待値を再現するためにどうする?

期待値を再現するためには以下のことを意識していきましょう。

  • 一定以上の取引回数が必要

  • 期待値はゆっくりと再現される

  • トレード管理が必須

  • 負けが続いても徹底しなければならない

  • 連敗に耐えられる資金管理が必要

投資は未来が見えないので、期待値を積んでいくしかない
一喜一憂ではなく回数をこなして大数の法則(+の期待値)の恩恵を受けることが重要です。

特に投資を始めた初心者の方に強く言いたいのは、
目先の利益・損失にぶれない強い気持ち(連勝・連敗)を保つということです!

難しい経済ニュースを理解する、テクニカル分析のいろはを理解するよりも難しいです。

取引を行っていて気持ちなんかそんなに変わるわけないと考える方もいるんですけど、最初に言っておきます。

100%変わるので諦めてくださいw

リスクに関して考えても無駄だという訳ではなく、リスクに関して可視化しておくことが大切なのであらかじめ、どのくらいのリスクが考えられるのか計算しておきましょう。

リスクに関しては以下のように考えましょう。


リスク=枚数(取引量)×ロスカット幅

期待値の管理

実際に期待値をどのように管理したらいいのか解説していきます。

自分なりの手法を開発・考察している段階であれば、期待値がプラスになる手法を開発してみましょう。

また実際に自分なりの取引の方法を確立しているのであれば、実際に売買しながら期待値を監視し必要に応じて改善していくことなによりも大切です。

投資で運用益を上げ続ける=ゴールのないマラソンです。
とにかく自分のやり方と仮説をもとに思考し続けてください。

ベストは一緒に議論ができる人がいることが重要です。
(と言いつつも投資について議論できる人は少ないので、この記事を読んでくれている方と意見交換してみたい)

まとめ

投資は期待値で決まります。
改めて上記についてまとめると

勝てる手法とはなにか?
それは期待値がプラスの手法であること。
しかし、一度や二度の成果で慢心せずに、日々検証・精査でプラスを保ち続ける必要があることを忘れないでください。

  • 勝率 何回勝てるか

  • RR いくら勝てるか

  • 期待値 勝率とRRの関係で決まる

期待値を再現するには回数が必要であり、逆に考えるなら、回数さえクリアできれば期待値は再現できる。
そこには忍耐力も必要とはなってくるが誰にでも実現は可能なものでありチャンスは転がっているので諦めずに頑張っていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?