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【2023年最新】株価を動かす重要人物を一挙紹介

「仕事が忙しくてすべての情報をチェックできない…」
「情報が多くてまとまらない…」
「効率よく情報収集する方法ないものか…」

今回の記事は上記のような悩みを抱えている投資家に向けて、運用歴10年の経験から少しでも効率良く情報収集する方法を紹介していきます!

経済に関するニュースすべてに対して解説していると文章量が多くなってしまうので、今回は「重要人物」にフォーカスして解説します。

なぜ重要人物を知る必要があるの?

前提として株価を動かすのは一番の要因は『ヒト』だからです。

ん?どういうこと?っと思いますよね。
企業の決算も、経済指標の上下もすべてヒトの言動や行動が元になって数値になっているのです。

特にこれから紹介する人物たちは、国のトップとして政策を考えその政策を実行していく役割を持っている人物であったり、世界に対して大きな影響力持つ人物たちを紹介していきます。

世界経済の目標を示す人物であれば、その目標に近づくための政策が行われ、計画通り進まなければ刺激策が施される。

この政策や刺激策の内容によって、期待or不安が生まれ株価が動くと言うわけです!

よって、株価を動かす可能性のある重要人物を抑えることで、株価の動きをある程度予測することが可能になるんですよね。

それでは実際に重要人物を紹介していきます!

株価を動かす5つの役職!?

株価は多くの要因によって影響を受けますが、まずは株価を動かす可能性のある役職を5つ紹介します。

株価を動かす可能性のある役職は以下の5つです!

  • CEO(最高経営責任者)

  • CFO(最高財務責任者

  • 首相や財務大臣

  • 中央銀行の総裁

  • 株の大量保有者や機関投資家

それではそれぞれについて解説していきますね。

  1. CEO(最高経営責任者):企業の経営戦略や業績に直接影響を与えるため、CEOの意思決定やパフォーマンスは株価に大きな影響を及ぼします。また、CEOの交代やスキャンダルなども株価に影響を及ぼす可能性があります。

  2. CFO(最高財務責任者):CFOは企業の財務状況を管理し、財務報告を行う責任を持つため、株価に影響を与える可能性があります。CFOの報告内容や財務戦略の変更などは投資家の企業に対する見方を変え、株価に影響を与える可能性があります。

  3. 首相や財務大臣:政府の経済政策や予算案、税制改革などは経済全体に影響を及ぼす可能性があります。これらの政策や発言は投資家の市場に対する見方を変え、企業の業績や将来性に影響を及ぼす可能性があります。

  4. 中央銀行の総裁:中央銀行の総裁(例えば、日本の日本銀行総裁)は金利政策を決定します。金利の上昇や下降は企業の借入コストや消費者の支出を影響し、結果的に株価に影響を与えます。

  5. 大量保有者や機関投資家:大量に株式を保有する個人や機関投資家の売買行動は、その企業の株価に直接影響を及ぼす可能性があります。彼らの投資行動は市場の需給バランスを変え、株価に影響を及ぼします。

上記5つの役職の方がネットニュースやテレビでコメントしていたら必ず目を通して何を話しているのか確認しましょうね!

【実例紹介】どれだけ株価を動かしたのか?

過去にさかのぼって実際に重要人物の影響で株価がどのくらい変動したのか確認していきます。

知った所で運用益には関係のない部分ではあります。
しかし株価がこれまでどんな理由で変動したのかを知るのは、投資家としてしっかりと把握しましょう。

なぜなら、「相場は歴史を繰り返す」と言われるように、同じような出来事をきっかけに株価は必ず変動するからです。

それでは実際の事例を紹介しますね。

2013年日銀総裁黒田氏「量的金融緩和」


参照元:「アベノミクスの5つの失敗」を知れば 日本株の株式投資で失敗しない!  アベノミクスに頼らず儲ける方法も紹介!

黒田東彦氏は、2013年に日本銀行(日銀)の総裁に就任し、大規模な量的緩和政策を導入しました。この政策は、日本経済のデフレからの脱却と物価の上昇を促すことを目的としていました。

具体的には、国債やETF(上場投資信託)などの資産買い入れを通じて市場に大量の資金を供給しました。

黒田東彦氏の量的緩和政策導入後の日経平均株価の変動は以下の通りです。


2013年4月4日(黒田総裁の就任後):日経平均株価は14,191円で終了しました。
2015年6月24日:日経平均株価は20,868円で終了しました。この時点での上昇率は約47%です。
2016年6月9日:日経平均株価は16,601円で終了しました。この時点での上昇率は約17%です。
2017年11月9日:日経平均株価は22,868円で終了しました。この時点での上昇率は約61%です。
2018年10月2日:日経平均株価は24,120円で終了しました。この時点での上昇率は約70%です。

まとめ

株価を動かす可能性のある人物について解説していきました。
各重要なポストは定期的に入れ替わっているので、投資を始めたばかりの方は必ずチェックするようにしてくださいね。






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