2022年3月5週目の見解と予想


■先週の振り返り

先週も3月3週目に続いて日経市場は強く特に日経平均株価はトータルで9日続伸。

マザーズも連続上昇とはいってないが、750円台を回復。

ダウ・ナスダックも上昇している日が多く、50日移動平均線を超えて200日移動平均線にアプローチをしている。


■今週の予想・経済指標カレンダー

▼日本

3/29(火)

8:30 失業率・有効求人倍率

3/31 (木)

8:50 鉱工業生産

4/1 (金)*注目

8:50 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断

▼米国

3/29(火)

23:00 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)

3/30(水)

21:15 ADP雇用統計 [前月比]

3/31(木)*注目

20:30 2月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)

21:30 個人所得 [前月比]

4/1 (金)*大注目

21:30 非農業部門雇用者数変化(雇用統計)

21:30 失業率

今週は注目の経済指標がいくつかあります。

特に4/1の雇用統計には注目です!結果によってはますます円安が加速する可能性も十分にあり金曜日ということもあり、ポジションは引き続き整理しながらトレードに望んだほうがいいと思います。


▼日経平均株価

ちょうどチャネルラインに当たりここのブレイクアウトを試す展開です。

9日連続の続伸なので調整が入るタイミング。

実際に3/24(金)はやや調整気味の値動きでした。

今週は値動きの傾向を観つつエントリータイミングを見つけて行ければと思います。

25日、75日移動平均線をいずれも超えて上昇している。

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・今週の展開予想

パターン1:調整のためチャネルラインの上線に跳ね返されて下落

パターン2:チャネルラインをブレイクして調整をしつつ続伸を続ける


▼マザーズ

直近は強い場面が多いがまだまだ下落トレンド中。

特に金利上昇はグロース株にとって向かい風なので、米国の金利上昇によって再度下落する局面もアリうる。

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▼ダウ

次に意識されるのは200日移動平均線。

ここをブレイクアウトできるかどうかがポイント。

ブレイクアウトした場合、一度反発の下落を待ってエントリーをしたい

ブレイクアウトせずに跳ね返されて戻ってきた場合、まだトレンドは下目線継続。

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▼ナスダック

ナスダックは50日移動平均線は超えていて、次は200日移動平均線にアプローチする展開。

金利の上昇状況によっては200日移動平均線にタッチしにアプローチする展開になると予想できるので、上昇傾向にあれば、グロース株も短期のエントリーを検討しても良いかも。

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▼注目セクター

・鉄鋼

7日連続続伸。

銘柄例:日本製鉄、日本製鋼所、JFEホールディングス、日立金属、大平金属

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・非鉄金属

こちらも同様にコモディティー系

銘柄例:住友金属工業、 DOWA、住友電気鉱業、三菱マテリアル

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・卸売(商社)

三菱商事、三井物産、伊藤忠、住友商事、丸紅、双日

どれ買ってもほとんど同じ。資源系で攻めたいなら三井物産、非資源は伊藤忠

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・銀行

銘柄例:三菱UFJ、みずほ、三井住友、りそな

(地銀はあまり観ていない)

以上です。

今週も頑張りましょう。

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