2022年4月6日の振り返り
■振り返り
昨日のアメリカ及び今日の日本市場は弱かった。4/5にFRBのブレイナード理事がタカ派な発言をしたことで、ダウ・ナスダックは急落。
今日の日経指標も旧マザーズ銘柄が暴落しました。
ここ最近材料がなかったですが、警戒感が一気に強まりました。
明日は日本時間の朝3時に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が発表されますが、この内容次第でさらなる株式市場に追い打ちが掛かる可能性もあります。
金利上昇銘柄や個別材料以外の銘柄に関しては基本デイトレで手仕舞うスタンスでいたほうがいいかもしれません。
■日経平均株価
・日経平均株価_1日の動き
・日経平均株価_日足
当分の上値は28000円のライン。
200日、50日、25日移動平均線が価格よりまだ下なので、下落トレンドとみています。4月は強いアノマリーがありますが、アメリカの確定申告が終わる4/18以降に余ったお金が流入してくるとの見方が強いです。
■グロース(マザーズ)
こちらも今日は弱かった。一時戻りを見せた場面もあったが、今日は金利上昇が材料として加わってしまったので、弱い動きで終了。
・マザーズ_1日の動き
・マザーズ_日足
■ドル円
アメリカ金利上昇のペースを加速させるとの見方から円安がなお進行しています。
■業種別値上がり・値下がり
値上がりは石油・石炭のみ。
値上がり率では海運がトップ。その他金属、鉄鋼が売られました。
その他にもアメリカのSOX(フィラデルフィア半導体指数)が4%程度の下落をした影響で半導体の株が大きく売られました。
■アメリカ_金利
短期(2年債)と長期(10年債)の差分は0.041とほぼ逆イールド状態。
これが直近の利上げによって明確な逆イールドが出ると景気後退が半年から1年後くらいに来ると言われています。
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