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2023年によく聴いたカバー曲10選

2023年も残すところ1か月を切りましたね。
となると、毎年恒例の『2023年によく聴いたカバー曲10選』の時期です。
私は、周囲からYouTubeを観すぎ、と言われるほど時間があれば視聴しているため、今年もYouTubeからの選出となります。

ASKA「ボヘミアン」(葛城ユキ)

2023年8月4日、ASKAさんがライブ『Wonderful World 2023』で、休憩中に撮影OK・拡散OKで即興で「ボヘミアン」を歌って、ネット上で大きな話題を呼びました。
ASKAさんがいきなり歌い始めて、バンドメンバーがきっちり合わせて見事に演奏してしまうところに、ASKAバンドの凄みが感じられました。
これからは、ASKAさんがこの楽曲を歌い継いでいくのでしょう。

Chage「トウキョータワー -25th Ver.-」(セルフカバー)

Chageさんは、今年がソロデビュー25周年。2023年8月発売となたニューEP『青い空だけじゃない』には「トウキョータワー -25th Ver.-」が収録となりました。
サブスクでも視聴できるのはありがたいですね。十川ともじさんの新たなアレンジにより、全編にわたってアレンジによる表現力の進化を感じられ、楽曲に厚みが増しました。
今年は6月にChageソロ、MULTI MAX作品のサブスクが解禁となって、227曲が一気に配信され、多くの名曲がネットで楽しめるようになりました。

畑中摩美「いつも何度でも」(木村弓)

ジブリの名曲弾き語りカバーに定評がある畑中摩美さん。
今年は映画『千と千尋の神隠し』の主題歌「いつも何度でも」のカバーを発表してくれました。
人生を達観したかのような名曲で、聴いていると心が洗われます。
畑中摩美さんの高音でありながら、優しく温もりがあって綺麗に響く歌声に癒されます。

宇海「WINDY ROAD」(MULTI MAX)

2023年4月~2024年3月のFNSチャリティキャンペーン50周年記念イメージソングとして選ばれた宇海×澤近泰輔ver.「WINDY ROAD」。
言わずと知れたMULTI MAXの代表曲がまた日の目を浴びることになりました。名曲は、何度でも蘇る!
宇海さんのパワフルなボーカルが多くの人々を元気づけることでしょう。

宮崎薫「To Love You More」(セリーヌ・ディオン)

2023年6月17日にクラシック専用ホール・浜離宮朝日ホールで開催されたライブでの「To Love You More」。
ASKAさんとデイヴィッド・フォスターさんとの共演でも話題になりましたが、この歌唱は、もはや和製セリーヌ・ディオンと言っても過言ではないでしょう。これからの世界的な活躍も期待できそうです。
この動画は、180°3D VRで収録となっているそうです。普通に観るとちょっと違和感がありますが、歌声を聴く分には問題ありませんね。

小倉悠吾×カラフルパレット「デェラ・シエラ・ム」(CHAGE&ASKA+STARDUST REVUE)

チャゲアスとスタレビという実力派ミュージシャンがコラボして2003年にヒットした「デェラ・シエラ・ム」。
カバーするとなると、実力派ボーカルが3人必要なだけに、できる方々は限られてきます。
このカバーは、小倉悠吾さんとカラフルパレット2人の絶妙なコンビネーションで、見事な「デェラ・シエラ・ム」に仕上がっています。

東亜樹「終章(エピローグ)」(CHAGE&ASKA)

中学生とは思えない歌声で「終章(エピローグ)」を披露する東亜樹さん。
現在は、高校1年生のようですが、既に後援会があって1700人以上いるそう。
声に抜群の艶と色気があって、表現力も素晴らしい。しかも、この歳で昭和歌謡を中心にカバーという珍しさ。
これから、歌手として一時代を築きそうな予感がありますね。

真行寺恵里「RED HILL」(CHAGE and ASKA)

今年10月にアルバム『RED HILL』が30周年ということで見つけた真行寺恵里さんの「RED HILL」カバー。
渇いた音の演奏としゃがれたハスキーボイスでのシャウトがこの歌にマッチしてますね。
画面は敢えて真っ黒にしたそう。不安と孤独が感じられるこの楽曲の雰囲気を真っ暗な画面で表現した感性に脱帽です。

絢生「最後の雨」(中西保志)

今年、『Sing&Win-賞金歌手』というチャンネルで課題曲のカバーを再生数で競い合うカバーバトルが定期的に開催され、よく視聴しています。
その中で、気になったのがシンガーソングライターの絢生(あやみ)さん。
かつて、佐々木美玲さんもいたchoco☆milQというアイドルグループでリーダーをしていたそうで、容姿端麗。
しかし、魅力は、そこだけではなく、唯一無二のハスキーボイス!
「最後の雨」は、粗削り感がありながらも、唯一無二のハスキーボイスで、本家以上の泣き歌になっていて、魅了されました。今後の活躍に期待です。

柏原晴馬「ラブ・ストーリーは突然に」(小田和正)

こちらも『Sing&Win-賞金歌手』のカバーバトルで知った柏原晴馬さんです。
再生数は伸びてないのですが、私が好きな歌声で、表現力も豊かなのでよく聴いています。
本業は会社社長で、マイケル・ジャクソンのカバーも得意という多才な方。
カバーバトルのような企画は、こうしたいろんな才能に出会えるので楽しいですね。

以上、2023年によく聴いたカバー曲10選でした。
次回は、オリジナル曲10選の予定です。

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