僕の居場所

求めているもの
現実でもない
忘れられたもの
君も忘れている
でも
君は持っている

つまり持っている人と
持っていない人がいて
持っている時と
持っていない時がある

それは君にもわからない

でも知っている
僕もそれを見たんだ

その場所に何かがある
僕はそのために
感情やら思い出やらを
見つめてちゃんと
捨ててきた
置いてきた
筆も
ギターも
何もかも
家族も
仕事も
お金も

やっと辿り着いて
そこでみた
忘れられたもの
天井で見た景色とはまた違う
鬼の子が作っていたもの
僕は見ていなかった
君は見ていた

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