フィーゴ

東西線(大阪)に乗っていたら、フィーゴのユニフォームを着た50代くらいの女性が乗ってきた。レアルマドリード時代の白ユニフォームで型崩れも無く、コンディションが良い。
今から約20年前、毎週月曜日の寝る前にすぽるとのマンデーフットボールを観ていた僕は、その頃に活躍していた有名どころのサッカー選手に触れると懐かしさで胸が熱くなる。オリンピックの開会式にジダンが出てきた時も、ロベカルやラウルの近影が気になり、画像検索したものだ。

電車で見かけたフィーゴユニが羨ましくて、ぼくもあの頃好きだったレコバやトレセゲのユニフォームを買って寝かしておけばと思ったけど、その間に何度も引っ越したし、きっとどこかで捨てていたと思う。そんな長い月日を乗り切ったからこその輝きが、あのユニフォームには宿っていたのだろう。

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