’23日経賞 ふりかえり
ラップグラフ
1着 タイトルホルダー
脚が沈むほどの不良馬場となった凱旋門賞。その反動が祟ったか、不甲斐ない走りに終わった有馬記念を見て、タイトルホルダーのメンタル面のダメージを心配していましたが、日経賞ではそんな心配を払拭させる逃げ切りを見せてくれました。
トップハンデを背負い、逃げて上り最速の8馬身差。相手が軽かったのは間違いありませんが、それにしたってここまで大差をつけたのは力の証明です。久しぶりに気持ちいいタイトルホルダーの走りでした。
エフフォーリアが引退し、シャフリヤールも勝ち星が遠ざかったまま。「黄金世代」と言われた同期の実力馬たちが、残念ながらその輝きを失いつつありますが、岡田牧雄道場出身のタイトルホルダーの黄金時代は、これからやってくることでしょう。
ただし、ドウデュースとイクイノックスという2頭の怪物を筆頭に、菊花賞レコードのアスクビクターモア、阪神大賞典ワンツーのジャスティンパレスとボルドグフーシュといった4歳世代の活躍は、これまでの勢力図を塗り替えるほどです。
タイトルホルダーが黄金世代最後の砦として、彼らの台頭を許さず春の天皇賞を連覇することができるかどうか、本番がとても楽しみです。
おすすめ馬の結果
でもタイトルホルダーが復活したからいいんだ!
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