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クイーンC ふりかえり


はじめに

いぬたい
助手

助手
 今回はクイーンCをふりかえっていきます!

いぬたい
 牝馬三冠路線は、このままなら桜花賞はアスコリピチェーノで決まりかな、なんて思っていたんだけど、ついに強力な対抗馬が出てきた。

助手
 クイーンズウォーク、大外から圧巻の差し切り勝ち。上がりタイムはこれで3戦連続最速です!

いぬたい
 キズナ産駒の牝馬で、東京マイルで強い勝ち方。昨年引退したソングラインを思い出す。

助手
 お兄ちゃんはG1馬グレナディアガーズだから良血ですねー。

いぬたい
 母ウェイヴェルアベニューは、これからも注目していきたいね。

助手
 次の仔はドゥラメンテのラストクロップです。こちらも楽しみです!

ラップグラフ

クイーンC(東京開催)の直近10戦の集計+今回のラップ

いぬたい
 今回のきさらぎ賞は、テン2Fこそ遅かったものの、以降はずっと淀みないペースで流れて、最後は決め脚勝負になった。前の馬にとっては持続力勝負で、後ろの馬にとっては瞬発力勝負という感じ。

助手
 掲示板の5頭を見ると、脚質がバラバラでした。

いぬたい
 それだけ有利不利が少ない公平な展開だったんだと思う。能力を出しきれない馬もいただろうけど、着順はおおむね現時点の力量差と考えていいんじゃないかな。

クイーンズウォーク

いぬたい
 スタートを五分に決めて馬なりで後方へ。外枠ということで、無理に先行争いに加わらなかったのだろうけど、川田騎手は、それ以上に馬の能力を信頼していたんだと思う。実際、直線を向いてからの末脚の伸びは目覚ましかった。

助手
 折り合いよし、反応よし、末脚よしと、三拍子揃っていました!

いぬたい
 秋デビューではあったけど、とても完成度が高い馬。今日のレースについては、あれだけ強い競馬をしてそれでも余力を感じたし、何も注文をつけるところがなかった。

助手
 クラシックに向けて展望はいかがですか?

いぬたい
 最初にも言ったように、2歳女王アスコリピチェーノを追い落とす、最有力候補だよ!しかも、アスコリピチェーノは1400mからキャリアをスタートさせた短距離寄りの馬だけど、クイーンズウォークは1800mからキャリアをスタートさせた中距離寄りの馬。すでにオークスまで射程に入っているのは楽しみが多い。

助手
 二冠牝馬いただきました!!!!

いぬたい
 そこまでは言ってないよ!これからもライバルは出てくるだろうしね。

アルセナール

いぬたい
 スタート押して行ったけど、前が激しくなりそうと見てルメール騎手は抑えた。馬からすれば、行けと言われたり待てと言われたり忙しかったはずだけど、戸惑わず指示を聞いていた。キャリア1戦とは思えない操縦性の高さを見せたね。

助手
 直線で進路が狭くなる不利がありながら、こじ開けてさらにもうひと伸びしました。

いぬたい
 勝負根性もあるし、末脚もある。スムーズな競馬だったら頭まであったかもね。

助手
 では、こちらもクラシックへの展望をお願いします。

いぬたい
 未来のスプリンターが出てくる桜花賞は流れが速くなりがちから、今回淀みない流れを前目で競馬できたのは、桜花賞に向けていい経験になったはず。まだこれで2戦目の馬だし、本番では逆転してもおかしくない。

助手
 高評価ですね!ちなみに、母サンブルエミューズという良血馬です。

いぬたい
 意識していなかったけど、ナミュールとラヴェルの下かー。全部父が違うんだよね。やっぱり競馬は牝系が大事だなあ。じゃあ今日はここまで!

助手
 このノートを楽しんでいただけましたら、ぜひスキを押していってください!今後の励みになります!ありがとー!!

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