阪神JF ふりかえり
はじめに
助手
たいへんです!もう来週が桜花賞です!!
いぬたい
ぐぬぬ・・・とりあえず阪神JFまでふりかえって、今週はゆっくり桜花賞の予想をしよう!残ったホープフルSは来週末までにどこかでがんばるぞ!
助手
急いでラップグラフを準備しました!
ラップグラフ
いぬたい
昨年の阪神JFは、前半は平均的な流れで進み、後半からピッチアップして長く鋭い末脚を求められる高速決着となった。ラスト4Fにおける総合力がものをいう、ハイレベルな一戦だったと思う。
助手
ハイレベルですか!さくっと個別の馬にいきましょう!
アスコリピチェーノ
いぬたい
長期休み明けもスタートは良く、流れに乗って中団前目から。4角を回ってちょうど空いた外を選択。直線を向いてからすこし左右にフラフラしたものの、トップスピードに乗ってからは真っ直ぐ伸びた。残り100mで2着馬に迫られたが、勝負根性を見せて一切譲らなかった。テンよし中よし終いよし、2歳女王の座にふさわしい、着差以上に強い勝ち方だった。
助手
大絶賛!!
いぬたい
うん。このレースを見たときは、桜花賞ももうこの馬で決まりと思ったくらいだよ。そのあとの前哨戦もずっと、アスコリピチェーノにどう対抗できるか、という視点でずっと見てた。
助手
じゃあ、アスコリピチェーノの強さを解説してください。
いぬたい
新潟2歳Sは後傾ラップの3F戦で、瞬発力を発揮して完勝。阪神JFは均等ラップの4F戦で、瞬発力と持続力を両方発揮して勝利。まだ前傾ラップは経験がないけれども、父はサンデー系では異質なほどに短距離(前傾ラップになりやすい距離)に強いダイワメジャーということで、むしろ得意分野の可能性すらある。ようするに、展開を問わない高い総合力がこの馬の強さだと思う。
助手
欠点がないんですね!
いぬたい
あえて欠点をあげつらうなら、桜花賞には関係ないけど適性距離が短そうということかな。オークスにまで出てくるようなら評価は下げたい。
ステレンボッシュ
いぬたい
スタート普通に出て、勝ち馬を真後ろからマークするような競馬。一瞬で抜け出す加速力こそアスコリピチェーノに見劣ったものの、トップギアの性能そのものは遜色なく、上がり最速の脚で2着。ただ、最後の脚色は同じだったし、ガチガチにマークしていた馬に振り切られるようでは、わずかとはいえ力の差を見せつけられた形かな。
助手
この馬も阪神JFから直行で桜花賞です。展望はどうですか?
いぬたい
アスコリピチェーノの解説では、この阪神JFを4F戦と言ったんだけど、ステレンボッシュはその中で後方かつ遅めの仕掛けになったから、どちらかといえば3F戦をやっていたと思う。つまり、エピファネイアの上級産駒らしく、3Fの瞬発力戦向きの切れある末脚を持っていることがわかった。ただそうすると、エピファネイアはダイワメジャーと違って短距離適性が低いから、ペースが速くなったときに脚を溜められるかどうか、という懸念がある。
助手
桜花賞本番では、フィリーズレビューを勝つようなスプリンターが出てきますからねー。
いぬたい
うん。駆け足になったけど今日はここまで!さあ桜花賞だ!!
助手
当てられるといいですね!!このノートを楽しんでいただけましたら、ぜひスキを押していってください!今後の励みになります!ありがとー!!
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