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妊娠18週での前期破水について

大学病院の産婦人科の先生に説明された内容をまとめます。


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前期破水 18週0日での完全破水

妊娠22週未満の破水は全体の0.3%。
(この全体って全妊娠の、なのかな。聞けばよかったです。)

早産の原因としては、感染(様々な細菌、クラミジア感染など)、免疫学的な異常、頸管無力症、子宮奇形、など。

24週未満での破水のリスクとしては
母体にとっては、子宮内感染、それによる敗血症。
胎児にとっては
子宮内胎児死亡、肺低形成、圧迫による四肢の拘縮、変形、出生後の神経学的障害など。
待機的に見る場合でも、多くは2週間程度しか在胎週数期間を延長できないという報告がある。

早産について、22週未満での出生は成育限界であり、蘇生対象にはならない。

それ以降の出生については、26週未満での出生の新生児死亡率は75%程度。
出生した場合、合併症は特に24週未満では必発となる。
脳性麻痺などの神経学的障害が起こらなかった確率は、22週では1%未満、23週では5%程度という報告がある。

過去の文献では、18週台での破水の生児獲得例は見つけられず、多くの報告では早い週数での破水ほど可能性が低いとされ、19週未満での破水での予後は極めて悪いと想定される。

これらを踏まえた上で、
待機的に見ていくことを希望する場合は、
抗菌薬投与と採血などで感染微候の確認、エコーでの状態を適宜確認し、22週以降の出生が考慮できる21週台で、高次施設(NICUのある病院)への転院を検討する。

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わたしは18週0日で破水し、
19週1日で子宮内胎児死亡となりました。

先生の言うとおり、2週間以内に心拍が止まることになりました。

色々と検索し、同じような週数で
完全破水ではなく高位破水であれば、助かったかもしれないです。

ただ、多くのこの週数での完全破水は
すぐに心拍が止まることがほとんどだと言われました。
また、破水後すぐに陣痛がすぐにきて出産するケースがほとんどと言われていた中
1週間以上、お腹で生きてくれたことは
本当に奇跡的なことだったんだな思います。

次の妊娠については、前向きに考えています。
そのためには、今回の早産の要因が
胎盤検査でわかると良いなと思います。
子宮筋腫の治療も、含め考えていきたい。
次の出産は高齢出産になるので、
その辺りも含め、次の診察で相談しようと思っています。

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