後期流産:さいごのひ

火葬の日の朝。
家族3人で過ごした日にネットで注文した
桜のブーケの蕾が花開きました。
朝から桜が咲いたねと、旦那さんと泣きました。

さいごのひは3月の最高気温を更新し、
夏日でした。
出産した日もそうだったけど、
旦那さんに似て晴れ女だったのかなと思います。
火葬場の桜も咲いていました。

両親に迎えにきてもらい、
4人で火葬場に向かいました。
義両親にもきてもらい、6人でお別れをしました。

・前日に書いたお手紙
・5年前に亡くなった、旦那さんの実家で飼っていた犬の好物だったみかん
(天国で一緒に遊んでいてねと言う願いを込めて)
・家の写真
・今朝咲いたばかりの桜の花がついた枝

一緒に棺に入れてもらい、お別れをしました。

「ありがとう」と何度も何度も伝えました。

涙は止まりませんでしたが、
ちゃんと見送ることができて良かったです。

家に帰って、いつもの日々が始まりました。

すぐには笑顔になれないし、
すぐには元気になれないけれど、
一緒に過ごした5ヶ月はかけがえのない時間だったし
この先、自分を責めることや、後悔することはないと思います。

あなたの分まで頑張って生きるから
見守っていてね。

そんなふうに思っています。

周りの人の優しさ、
命の尊さ、
医療現場の素晴らしさ、
たくさんのことを教えてくれたから
私も何か、返せることがあったらいいなと思います。

これからも日々思うことを
こちらに書き留めていければなと思っています。
引き続きよろしくお願いします。