ドキュメンタリー撮影〈第1弾〉＠石巻市 ダイジェストムービー公開しました。
みなさま、こんにちは！
いぬさくら の 斎藤直子です。
2019年8月19日〜21日までの3日間、石巻へドキュメンタリー撮影に行ってまいりました。
たくさんの応援をいただき、polka支援とお店での募金を合わせて、
￥94,218の温かいご支援をいただきました。本当にありがとうございました！！チームの交通費￥98,850（東京、仙台往復 新幹線代）として使用させていただきました。
昭和RETOROな「かめハウス🐢」
今回はなるべく安く交通費をかけずに行きたかったため、東京メンバー5人の到着時間はバラバラ。笑
お昼過ぎには揃い、1泊￥3,000のリーズナブルな民泊のお家にお泊りしました。
こちらは、約1年前くらいにオープンし、実は私は3回目の宿泊！（私が常連1位だと言われました！笑）、犬と泊まれる民泊で、民泊として認定されたのは石巻で始めてだそうです。昭和レトロなおばあちゃんのお家に来たような、懐かしいお洒落なお家です。居心地がよく、今回夏の終わりに行ったため、学生の夏休みに田舎に遊びにいったような感覚をたのしめました。
犬と泊まれる民泊「かめハウス」
https://amae03.wixsite.com/kamehouse
オーナーの天野さんは、一級建築士の資格があり、おうちでお仕事ができることから、震災のボランティア後埼玉から石巻へ移住してこられて、石巻で生活することを選び、より生活しやすくするために市に向けて精力的に活動しています。今はチームメンバーの1人と石巻ドッグラン作りに向けて著名活動やイベント、防災活動など幅を広げて活躍されています。
いつも応援しています！
そして、看板犬の「ゆずちゃん（MIX）、おこげちゃん（ジャックラッセルテリア）」。どちらも保護犬だそうです。
ゆずちゃんはなるべく人に捕まらないように野生化していた野良ちゃんだったそうで、人や犬とのコミュニケーションを取るのが苦手で臆病なわんちゃんです。ただ、だんだんと天野さんと生活するようになって、そして民泊でお客様が出入りするようになって、少しずつなれてきているなぁという印象がありました。
おこげちゃんは、とってもパワフルフレンドリーなわんちゃんです。
福島の原発事故のため、飼えなくなり里親を募集していたため、天野家で引き取り、前の家族にも今はたまに会えているそうです。
そんな対照的なわんちゃんずと、ほんわか優しい雰囲気の天野さん。
前回石巻にうかがった時、震災後離れて戻ってこない市民も沢山いたそうなのですが、外からの住人も増えて、本当に石巻を良くしたいというエネルギーの高い人たちが集まっていると伺いました。
私は元々は仙台出身で、石巻は訪れたことがなかったのですが、初めて訪れたときから、なんとなく私は何ができるだろう？と自然と考えていました。
恐らく、釜石の祖母祖父の家に、海も山もある小さな町がなんとなく愛おしく思えたのだと思います。
ドキュメンタリー撮影＠石巻 〈1日目〉
インタビューの1日目は、15時から2時間ほど場所をお借りしました。
蝉の声と、扇風機、外からの涼しい風と緑がなんとも心地よい場所となりました。
2019/8/19
15:00-18:00〔野口さま、ぽぽちゃん（ポメラニアン）〕
インタビュー ：斎藤、吉田、西島、岩城
カメラマン：小林、菊地
共演:ゆずちゃん&おこげちゃん
協力：犬と泊まれる民泊かめハウス、南浜町資料館、日和山
［野口さまからの嬉しいメッセージ］
昨日はとても貴重な体験をさせていただき、お世話になりました。
娘とも楽しかったねと話していました。
ぽぽは帰りの車中、寝息を立ててぐっすり。（笑）
家に着いてから、仕事から帰ってきた主人に、みなさんとの出来事を話しているように大はしゃぎでした。
皆さんの優しいお人柄に接して、私たちも大変癒された時間でした。
そして、素敵な動画にしていただき、ありがとうございます。
早速家族にしらせて、それぞれで見ているようです。
これから、友人などに見てもらうように広めていきますね！
震災について、改めて思い起こす機会をいただき、震災時に私達家族は本当に恵まれていたのだと感じました。
みなさんの活動にお役に立てたか不安ですが、ぽぽと家族が元気にくらしていると言う事、それがお伝えしたい全てのような気がします。
齋藤さんを始めスタッフの皆さん、そして岩城さん、本当にありがとうございました。まだまだ東京は暑い日があるとおもいます。お身体にご自愛くださいね〜。ぽぽも健康に気を付けて、長生きしまーす(*´꒳`*)❗️
野口さま、温かいメッセージ、ありがとうございました。
ドキュメンタリー撮影＠石巻〈 2日目〉
2日目は雨。撮影は自宅に変更していただき、インタビューもお家の様子を撮影しました。リアルに防災についてどんな準備をしているのか、どのように暮しているのかを伺うことができました。
1日目に引き続き、ダイジェストムービーをお届けします。
カメラマンが疲れている中、夜なべして作成しておりました。本当にあっぱれです！笑
飼い主さまにも、絶賛いただき嬉しいかぎりです。犬が好きではない方でも、楽しんでいただけるようなムービーとなっています。
そして今後、インタビューと写真や動画を整理しながら、みなさまに情報を提供していきたいなと思っています。そちらは時間をかけて記事にしていきますので、楽しみにお待ちくださいませ。
2019/8/20
13:00-16:00
自宅インタビュー& 撮影
2019/8/21
10:00-11:00
日和山撮影
〔亀山さま。テトちゃん、リンちゃん、ハルちゃん
（パピヨン、チワワ、チワワ×パピヨンMIX）〕
最後に
今回、被災に実際あった方々の生の声をうかがってみて、本当に貴重な体験だなと感じました。ニュースにも伝えられていない細部の声を届けることは、今後の命を繋げることが可能だと感じました。
なぜ生きることが可能だったのか、小さな奇跡の積み重ねはなぜ起きたのか、どんなことを支えにしていたのか、そして同じ事を繰り返さないためにどんな備えが必要なのか。他人事ではなく、いつ起こるかわからない自分ごととして、私自身も見直す必要があるなと感じました。
お二人を取材して、同じような共通点があることも気づきました。
「自分の命は自分で守ること」「過酷な生活の中でも、日常の感覚に戻れる和む瞬間を作っておくこと」
特にわんちゃんを撮影しているときのご家族の満面の笑みを忘れません。
生きていてよかった、幸せだなと感じる瞬間を、今後も残せるようにお手伝いしていきたいなと思います。そして、みなさまも毎日をhappyに生きられることを願っております。
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