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劇場版くじらビート誕生のお話(メタバース活動記録 番外編)

年末も押し迫るどころか、2024年の先端も見え隠れし始めた2023年12月30日の夜、自主制作としては謎にハイクオリティーな一本の劇場映画がお台場で公開されました。これはそんな映画が出来るまでのお話

物語の発端

2023年春、父が他界した。
元々癌を患っていて入退院を繰り返していたので、覚悟は出来ていたのだが
火葬場に向かう車の中から、川沿いに舞う桜の花びらを眺めつつ自分もあと何回この桜を見る事が出来るのだろうか?という想いがよぎる。
そもそも「生きている事」と「自由に動ける事」が全く異なる事が今回良く分かった。みんな!やりたい事は元気なうちにやらないとやれなくなるぞ!

ちなみに6月に起業する事は2022年から元々決めていて今回のやりたい事とは別です

おきゅたんとの出会い(知らない人向けへの予備知識)

リアル/バーチャル問わず、色々とお世話になってる方は大勢いらっしゃいますが、自分がVRに来る切っ掛けと居場所を作ってくれたおきゅたんbotさんには、返しても返しきれないご恩があると犬は考えております。
(意外と忠犬なのよ)

2018年6月頃VRChat配信凸でタナベさんの下町映画祭を見に行った時の写真
まさか沿道に居た名前も知らぬ野良犬が、5年後にお2人を巻き込んで映画製作に関わるとは
感無量です!

おきゅたん2023年の抱負と目標(知らない人向けへの予備知識)

事の発端は、この時に掲げられた2023年の目標

推しの夢を叶えようじゃないか!

というワケでこの配信の夢を叶えれば
・本人がやりたいと言ってた目標が叶えられる
・自分は推しの夢を叶えられ恩返しが出来る
こんな画期的な企画が今までにあっただろうか?天才だな!

6月:企画書提出

実際に提出した表紙(本物)

親しき中にも礼儀あり、まずは企画書を提出します(これはその時の表紙)
初期案なので、実際に開催された劇場プロジェクトとは異なる点も多い
(例えば)
・クラウドファンディングではなく普通のチケット販売
・費用はスポンサーの募集とグッズの販売で補う
辺りは実開催と大きく異なっている部分ですね。

7月:劇場押さえ

規模感や開催時期含め、色々と議論ありましたが共通した問題は、
☆安い=小さい・平日・施設知名度低い
☆高い=大きい・休日・施設知名度高い
って当たり前の事ですが、この辺のバランスを考慮しつつ
折角やるなら、『胸を張って劇場版!」と言える場所とサイズにしょうと
現地での商談を交えつつ7月12日には、今回のユナイテッド・シネマお台場さんにお金をお支払いして会場を押さえました。

ミニシアターの雰囲気も好きですが、今回は興行イメージを優先!

8月:色々と議論を繰り返す日々

映画館も押さえた、クラファンもやる事が決まった
決まってないのは中身…(おきゅたんの頭の中に構想はある)
実現するためには、何を決めれば良いのか?すら分からない状態で
大雑把な工程表を作って議論を繰り返す日々
11月には全て準備が終わってる予定なの微笑ましいですね(笑えない)

最初期はこんな工程表で動いてた
流石に後半はもっと項目増えて日割り

9月:クラウドファンディング開始

うぶごえさんでのクラウドファンディング開始
個人的には、これで資金集めというよりは、
これでようやく映画の話がオープンな話題になった感が強かった印象

10月:クラウドファンディング終了

1ヶ月に及ぶクラウドファンディングが無事終了しました。
控えめな目標額だったとはいえ、皆さまのお陰で達成率200%超えで
終える事が出来ました!本当にありがとうございます!!
しかし、口だけではない本当のファンが可視化&数値化されるって怖い…

多くの方にご支援頂き達成率200%超で終える事が出来ました<(_ _)>

11月:撮影開始

元々自分は1mmも映る事無く、黒子に徹しようと決めていた。
歌えないし、演技できないし、撮影自体に顔を出して変に気を使われるのも嫌だった。とはいえ撮影の様子は、ちょいちょい耳にするので、楽しそうだな…とは思ってた。
この時期、犬は何をやっていたかというとイープラスでのチケット販売の準備とかVketRealの準備でした。

12月16日:VketRealに出展

忙しい時期に輪を掛けて自ら忙しくしてしまったが、
やっぱり参加して良かったと思える凄い集客力と訴求力!
HIKKYさんいつもありがとうございます!

12月17日:やっぱりポスター掲出は正解!

実は今回の劇場にポスターやフライヤーを置かせてもらうこと自体が別料金で有料でした。そもそもそんなリクエストは今まで無かったらしく、今回ご無理を言って母体の商業施設側とも協議、ルールとプランを作って頂きました。正直、掲出を躊躇する金額でしたが、「ちゃんとここで上映してる」感が出せるし、来場者の目印&フォトスポットにもなってたし、費用対効果は充分だったと思います!おきゅたん正解!

12月23日:DCP化するという事

映画を現地で御覧頂いた方(特にS席の方)は分かると思うのですが、
今回音響が非常に良かったと思います。映画館だから当たり前じゃん?
と思われる方も多いと思いますが、実は劇場のハードに見合ったソフトを用意しないと、ちゃんと映画館の性能が発揮出来ないのです。
それがDCP(デジタルシネマパッケージ)と呼ばれる方式で、普通なら専門業者に外注(今回の上映時間だと多分20~30万円くらい)なんですが、
おきゅたん脅威の独学で勉強⇒セルフDCP化です。
実際、劇場の技術担当の方も驚いてましたし凄い偉業だとは思うんですが、
上映が迫ったこの時期で綱渡りだったし、納品フォーマット(Linux)の絡みもあったし、この頃はお互い超睡眠不足&納期もズレ込んでて、殺伐としてた。とても外部にお見せ出来るDiscordのやり取りじゃないw

参考にした情報が古かったのかHDD納品
今はUSBの規格さえ合っていればSSDでも大丈夫なようです

12月30日:公開当日

実は前夜のDiscordもちょっと殺伐としてましたが、
こちらには映っていない、おきゅみんの方々にもお手伝い頂き、
大きなトラブルも無く入場フローを終える事が出来ました。感謝!
ちなみに犬は上映係で、裏で映写機&照明操作を担当してましたが、
かなり自動化されていたので、受付準備も手伝えたし、色々と良かった。
(バックヤード撮影NGなのが残念だった)


以上「劇場版おきゅたん」企画~劇用公開までの半年間の軌跡でした。

まだまだクラウドファンディングのお返し制作&発送も残されてますし、
2月にはオンライン上映も控えているので、終わりでは無いのですが、
リアル上映はやはり一応の区切り!ひとまずの成功に、おきゅたんやファンの皆様に喜んで頂けますと幸いです(`・ω・´)ゞ

さて、気が付けば年も変わり2024年になってるようですが、こんな感じで
みんなやりたい事は積極的にチャレンジしような!時間と人生は有限だ!