【様々な矯正方法紹介③】表側矯正と裏側矯正のいいところどりをしたハーフリンガル矯正!

●ハーフリンガル矯正とは

ハーフリンガル矯正とは、下の歯に表側矯正装置、上の歯に裏側(舌側)矯正装置を付ける矯正方法である。
人に知られずに矯正をしたいというニーズから気付かれにくい裏側矯正の人気が高まっている。一方で、裏側矯正には、口の中の違和感が大きい、食事がしづらい、話しづらい等のデメリットを感じる人が多い。
 そこで、上の歯を裏側矯正にすることで装置の目立ちやすさ、下の歯を表側矯正にすることで、口の中の違和感を軽減させる。ハーフリンガル矯正は、2つの矯正方法のいいところ取りをした矯正方法である。
裏側矯正装置が「リンガルアーチ」と呼ばれることから、半分だけ裏側矯正=ハーフリンガル矯正といったところだろうか。上下ともに裏側に矯正装置をつけることを「オールリンガル矯正」「フルリンガル矯正」と呼ぶこともある。

●予算

・上下裏側矯正よりも10万円~20万円ほど安くなる傾向あり。
・上下裏側矯正と同じ料金設定の医院もある。

●期間

・2年~3年間

●メリット

・上下表側矯正をするよりは、装置が目立ちにくい。
・上下全て裏側矯正をするよりは、口の中の違和感、話しづらさ、食事しづらさも軽減される。
・病院によっては、 裏側矯正よりも費用が安い場合がある。
・下の歯に付ける装置のワイヤーやブラケットを白にすることで、より目立ちにくくすることもできる(ただし、オプション費用がかかる場合が多い)。

●デメリット
・上下裏側矯正よりは軽減されるとはいえ、話しづらさ、食事のしづらさ、口の中の違和感を感じる人はいる。
・ハーフリンガル矯正を看板に出している矯正医院は少なく、あくまでもオプション的手法のため、対応していな歯科医もある。

●この矯正方法をしている人に聞いてみた!

裏側矯正で有名な歯科クリニックにて、ハーフリンガルにて矯正中の清楚系美人歯科助手に実際の感想を聞いてみた。

実際に、ハーフリンガル矯正をしている感想を聞いてみると、
「上の歯も下の歯も裏側矯正にした人を見ると、ストレスがすごいみたいで、私は痛みに弱いので、耐えられそうにないから、ハーフリンガル矯正にしました。下の歯に付けた装置のワイヤーを白いものにして、ブラケットも白にしたので、人に気づかれにくく、違和感も慣れてきたので、快適な矯正ライフを送ってますよ~」。

これを聞いて、私は、
「ハ ーフリンガル矯正をしている人は、表側矯正と裏側矯正のいいところ取りを出来ているから、満足しているんだなぁ~。ワイヤー矯正の装置を目立たせたくなく、痛みや違和感も軽減したい人にはハーフリンガルが1番いいのかも。」
と、感じた。
白いブラケットにしていても、目立ちにくいとは言われていても、私が矯正に興味があるからなのか、下側の歯に装置がついているのはやっぱり気付いた。あたりまえだけど、絶対にワイヤー矯正の装置を目立たせたくない人はやっぱりオールリンガルがおススメ。

●感想

カウンセリングで訪れた矯正歯科医によると、上の歯と下の歯で装置の取り付け方が表側・裏側で違っても、矯正の進行度合いは一緒で、上顎と下顎の歯並びにずれが生じることはないとのことであった。

でも、裏側矯正歯科を4つほど カウンセリング回りして、オプションとしてハーフリンガル矯正があるか聞いたところ、対応してくれる矯正歯科 は半分だった。矯正歯科医によっては、上側と下側の矯正方法が異なると進み具合に差が出るというスタンスを取る先生もいるみたい。

逆にHPには出ていなくても、ハーフリンガル矯正は、お願いすればメニューに出してなくても、対応くれると言ってもらえた。オールリンガル矯正でためらっている人の背中を押すための最終兵器って気がする。

 その医院の内情や先生の腕を良く知っている歯科助手が実際に採っている方法は、とても参考になるため、わたしは歯科助手にいつもいろんなことを聞きまくっている。
実際に、裏側矯正専門のクリニックでハーフリンガル矯正中の歯科助手が結構いたところを見ると、文字通りメリットが表裏一体となった(!)患者に寄り添うワイヤー矯正方法なのだなーと感じた。

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